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小さな命、慈しみ守る 避妊手術、里親探しまで あま市七宝町の「ねこネットあま」(鶴田幸美代表)は、地域の捨て猫や野良猫などを一時保護し、飼い主になってくれる里親を探すほか、不妊手術を施し、元の場所に返す活動をしている。小さな命を慈しみ、守る人たちは、穏やかな表情をしていた。
鶴田さんは、捨て猫などを拾い、避妊手術や里親探しといった活動を30年以上前から行っている。動物病院やペットショップなどに「猫ちゃんの飼い主募集」と書いたチラシを置き、協力を求めている。
ねこネットあまは、鶴田さんの活動を知った人たちが集まり、昨年1月に発足した。現在、会員は13人で、全員が捨て猫などの将来を考えて会員になった。会員の清水ますみさん(57)は、二十数年前に子供が2匹の猫を拾った。徐々に増え、10匹近くになったこともある。だが、捨てることはせず、里親を探した。避妊代やワクチンも自腹で補った。清水さんは「それでも捨てることはできない。同じ命だから」と話し、現在も8匹の猫を育てている。
主な活動は、地域の公園や神社などにわなを仕掛け、野良猫などを保護し、手術、里親探しを自費で行っている。これまでに世話した猫は約130匹に上る。43匹を避妊・去勢手術した。年に数回開催する譲渡会では、55匹の新しい飼い主を探すことができたという。
残った猫は会員が自宅で保護するなどしている。譲渡会に出す猫もノミの駆除やワクチン注射を済ませている。また、引き取り側にも責任を持ってもらうために、誓約書にサインをしてもらうことにしている。
鶴田さんは「保護した猫の飼い主が見つかった時の感動は忘れられない。元気な姿を年賀状などで見ると、続けてきて良かった」と語る。同会は、猫を引き取りたい人や活動に協力してくれる人の参加を呼び掛けている。問い合わせは、鶴田さん(090・9193・7696)。
<編集後記>
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苦労惜しまず活動 鶴田さんたちと話していると「命」という言葉が数多く出てくるのが特徴だ。
最近では、緑亀をペットとして飼っていたが、世話を仕切れずに捨ててしまったという話が話題になった。「どんな気持ちで捨てるのか」。鶴田さんは、悲しくて仕方がないという。
自分たちで拾ってきた猫の治療費を負担し里親探しをするということは並大抵ではない。だが、鶴田さんは「誰もしないと猫も可愛そうだし、生ゴミなどをあさり、住民にも迷惑がかかる」と苦労を惜しまない。
命を大切にする活動に、頭が下がる思いだった。
毎日新聞 2013年06月30日
ねこネットあま
http://blog.goo.ne.jp/ama_cats初めて拝見させて頂いたブログで衝撃的な記事を見つけました。
捨てる側にこんな人間が居る事、救う側がこんなに苦しむ事を知って貰いたくて転載させて頂きます。
タイトル「安楽死」
http://blog.goo.ne.jp/ama_cats/e/bd549e4d003e51ad7286a6ee963c7477先日「ねこネットあま」の会員のYさんが仕事中
年配の男性が ネコの首に巻いたヒモを引っ張り
無理やり道路を引きずって 用水?に捨てようとしていた場面に遭遇しました。
彼女が「なにしてるんですか!そのネコどうするんですか!」と言ったら
「車の下にずっといるから邪魔だから引きずりだしたんだ!!」と・・・
そこで彼女と押し問答になり、挙句の果て、そのねこを
水の入ってる田んぼにヒモごと投げ捨てたそうです。

その連絡を受け、Sさんと飛んで行き、田んぼで保護。
全身ずぶぬれで、目はうつろ、ぐったりして、もう鳴く気力もありません。
そして急いで獣医さんのところへ・・・。
改めて診察台に乗った子をしっかり見ると、骨が見えるほどガリガリに痩せていて
コンクリートの道路を無理やり引きずられたので手足は皮がむけ 赤べろ状態で・・・
目を背けたくなくほどの姿でした。
今までいろんなネコを見てきましたが、こんなひどい姿は初めてです。
血液検査はエイズ、白血病ともに陽性
体温も下がり、目も半開きで、もう虫の息でした。。。。
結局、そのまま安楽死になりました。
先生が血管に針を刺そうとしても痩せすぎてて
血管がなかなか探せないほどでした。
目の前で安楽死をするところを初めて見たのですが、辛かったです・・・
もう二度とこんな経験はしたくありません。
身体にはあちこちにウジがいて、かなり衰弱した状態だったことが分かります。
きっと食べ物もなく、体力も弱り、動けなくなって
その男性の車庫の車の下にいたのかもしれません。
最悪、虐待されていた可能性もあります。
まだ1歳にも満たない中ねこで、薄茶色の可愛い子でした。
私達3人に看取られて、その子は息を引き取りました
一度もこんな風に触られたり、抱っこされたり
優しい気持ちで接してもらった事なんかなかったでしょう。
この子の短い「ねこ生」は辛い事ばかりだったでしょう。
だからこうやってみんなで涙を流して最後を見届けてあげられて
そういう意味では良かったと思いました。
その後、近くある動物の火葬をしてくれる「愛心院」に連れていきました。
観音様の前に置かれ、お経が流れ(テープだけど)
線香が焚かれ この子の魂が安らかに天国にいってくれることを3人で祈りました。

この子が最後引きずられたのは本当に可哀想だったけど
それを見掛けたYさん、偶然だとは思いません。
きっと最期ぐらい、人間の温かさに触れたかったんだと思います。
その気持ちに答えてあげられて良かったと思わなければいけませんね。
しかし今回の事は本当に辛すぎました。
あの悲惨な姿が目に焼きつき、夜になっても全然眠れず
しばらく 脱力感でなにもする気になれず、涙ばかりが出ました。
正直、こんな悲しい辛い想いをするぐらいなら
この会から抜けたい・・・と思いました。
でも脱会したところで、実情は何も変らないんですよね。
自分がこういう場面に遭遇したくないから
辛い想いをしたくないから ネコの事を想ってではなく
自分可愛さのため・・・なんですよね。
辛いけど、これを文章にして、ブログに載せる事によって
たくさんの人に こんな現状を知ってもらうこと
それも私の役目だと思い迷ったけどアップしました。
実は写真も撮ったのですが、余りにも痛々しい姿なので
ここに載せる勇気がありません。
なんか・・・本当にやりきれません。
悲しいです。
辛いです。
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