犬約50頭を群馬県太田市に登録せずに自宅敷地内で放し飼いしていた疑いで家宅捜索を受けた市内の80歳代無職の男について、太田署が狂犬病予防法違反(無登録、未接種)で太田区検に書類送検していたことが21日、分かった。
送検は20日付。
同署幹部によると、男は生後91日以上の犬39頭を無登録で飼育し、そのうち26頭は狂犬病の予防接種を受けさせていなかった疑い。男は「(登録と予防接種を受けさせる)お金がなかった」と供述しているという。
同署などは今月3日、約50頭のうち41頭を捕獲。そのうち登録や予防接種の状況を精査して確認できた容疑について書類送検した。
県などによると、男の自宅には、捕獲の際に縁の下に隠れるなどした犬約10頭が残っており、県東部保健福祉事務所による引き取りを申請するよう、男を指導している。
放し飼いされていた成犬は人間に懐かないなど譲渡が難しく、41頭のうち38頭は殺処分になるという。
読売新聞 2013年6月22日
犬50頭 無登録飼育容疑
犬約50頭を太田市に登録せずに自宅敷地内で飼育していたなどとして、太田署が市内の80歳代の無職男の自宅を狂犬病予防法違反(無登録)容疑で捜索していたことが4日、捜査関係者への取材で分かった。男は「金がなかったので、登録や狂犬病の予防接種をやらなかった」などと供述しているといい、同署は6月中にも同法違反(無登録、未接種)容疑で太田区検に書類送検する方針。
同署幹部によると、捜索は3日午前10時半から午後2時頃まで行われ、同署員と県東部保健福祉事務所の職員計約20人が、男の自宅敷地内に放し飼いにされていた41頭を捕獲した。残り約10頭は縁の下に隠れるなどしたため、同事務所が捕獲を検討している。
県によると、「敷地外で犬がウロウロしていて危ない」という近隣住民の苦情が少なくとも2001年頃から寄せられ、口頭や書面で繰り返し指導したという。
男は取材に対し、「
迷子の犬がかわいそうで飼い始めたら、次々に子どもが産まれた。近所の人には悪いことをした」と話した。近くに住む40歳代男性は「犬は好きだけれど、さすがにうるさ過ぎた」という。
読売新聞 2013年6月5日
「迷子の犬がかわいそうで飼い始めた」
優しい人なのかも知れませんが、不妊去勢を怠った為に50頭もの命を路頭に迷わす結果に。
手術をするのは可哀相って人も居ますが、こうならない為にも必ず手術して下さい。
飼い主を求めている犬猫が全国に沢山居ます。
もう増やす必要はありません。
ランキングに参加しています。
少しでも多くの方に動物たちの現状をお伝えしたいので、
よろしければポチッとお願いします。


にほんブログ村