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【簡単に出来る活動】

このページでは、簡単に出来る活動を紹介します。



署名

・(終了)
  静岡県富戸でのイルカ追い込み猟解禁に反対する署名 
     ※成果報告を掲載しています。

・(終了)
  2011年動物愛護管理法改正の要望書 
     ※成果報告はまだありません。

・(期限:2011年01月20日)
  平成23年改正の動物愛護法への加筆要望内容への署名お願い

・(期限:2011年01月26日)
  平針の里山:名古屋トトロの森を救おう

・(期限:2011年03月26日)
  動物愛護法「販売時説明義務の緩和」に反対する署名

・(期限:2011年03月31日)
  犬、猫殺処分問題に関し、飼い主側の責任・モラル向上の為 資格制にする署名

・(期限:2011年03月31日)
  ストップ!京都の水族館建設

・(期限:2011年04月19日)
  残酷なイルカ追い込み猟の中止を願う

・(期限:2011年07月29日)
  飼い主のいない猫の不妊・去勢手術を無償にする

・(期限:2011年11月10日)
  2010年国際ジュゴン年に~基地ではなくジュゴン保護区を 



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鳥取動物福祉プロジェクト /鳥取

鳥取動物福祉プロジェクト(読売新聞)

 鳥取大の学生や主婦ら10人が8月、野良犬や野良猫の保護を目指す市民団体「鳥取動物福祉プロジェクト」を設立した。多くの野良猫、野良犬が保健所で殺処分されていることなどを伝えるパネル展を今月、鳥取大と鳥取環境大で開催。今後、捨て犬などの引き取り手を見つけやすい制度作りを県に求めるなど、活動の幅を広げていくという。代表で鳥取大大学院生の平賀さんに、活動方針などを聞いた。

 ――パネル展を開いた手応えは

 動物保護を訴える写真家から、保健所で殺処分される前の犬や猫の様子などの写真75点を借りて展示しました。「犬や猫が殺処分されているとは全く知らなかった」との感想も寄せられ、飼い主を失った動物の行く末などの情報を発信する重要性を再認識しました。年内にも、鳥取市内のショッピングセンターなど、より多くの人が集まる場所でパネル展を開くつもりです。

 ――活動を始めるきっかけは

 今年春、保健所から猫を引き取って育てている鳥取市の主婦から、保健所で想像以上に多くの犬や猫が殺処分されていることを知って、ショックを受けました。こうした動物たちを救うため、学生でもできることを考えようと、プロジェクトを設立しました。

 ――当面の目標は

 県くらしの安心推進課によると、2009年度には540匹の犬と1390匹の猫が収容され、そのうち引き取り手が現れなかった犬367匹、猫1375匹が殺処分されました。飼い主に捨てられたペットと、そのペットが産んだ子犬や子猫が大半を占めています。

 無責任な飼い主がいることが大きな原因ですが、県内では条例上、NPO法人などの第三者が保健所から犬や猫を預かって新たな飼い主を探す「間接譲渡」が認められていないため、引き取り手を見つけにくいという背景もあります。このため、プロジェクトでは、県条例の改正を県に求めていくつもりです。

 ――将来、どのように活動の場を広げますか

 県内に「動物カフェ」を開店させたい。コーヒーなどを味わいながら、保健所から預かった犬や猫と遊んだり、引き取り手を連れてきたりする場です。そのためにも、同条例改正が第一条件になります。また、県内で動物保護活動をしている人や、獣医師ら動物の専門家との交流も深め、ネットワークを作っていきたい。

 保健所も、やむを得ず殺処分しているのが現状です。邪魔者扱いされ、命を奪われる犬や猫を少しでも減らすため、動物保護の輪を広げていきたいですね。

| 報道 | 07:02 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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飼い主求め:保護猫カフェ /埼玉

飼い主求め:保護猫カフェ(読売新聞)

 県南部を中心に猫の保護活動を続ける団体が今月、元野良猫や保健所などから引き取った猫たちを紹介する「保護猫カフェ」を、上尾市内にあるシェルター(保護施設)内にオープンさせた。評判は上々で、オープン以来20日間で、すでに6匹に飼い主が決まったという。団体は「お店の猫カフェのように至れり尽くせりではないが、ありのままの猫たちの姿を見てもらい、新しい飼い主が見つかれば」と期待を寄せている。

 「カフェ」は、シェルター2階にある住居部分約10畳ほどのリビングルームに開設。さいたま市大宮区内の商店街に住み着いていた元野良猫の「黒次郎」、風邪で視力を失った「めんめ」、殺処分される寸前だったという三毛猫「みっちゃん」など、生後数か月から10歳くらいの雑種の成猫15匹がいる。ひざに乗って甘えたり、熟睡したり、猫じゃらしと格闘したりと、いずれも猫らしく振る舞っている。

 保護猫カフェを運営する「アニマルエイド」は、理事の柴田恵美子さん(37)が中心となって10年前に発足。きっかけは、野良猫が100匹近くに増え、「猫の捨て場」とも呼ばれた川越市内の公園での活動だ。病気がまんえんし、今にも死にそうな猫であふれていた。柴田さんらは、猫に餌を与えるなどしていた女性らを粘り強く説得し、数か月かけ、猫たちを保護し、治療や去勢手術を受けさせることに成功した。

 その後、団体を設立した柴田さんらは、JR大宮駅前で週末、野良猫の譲渡会を開催するなどしてきた。しかし、悪天候や猛暑に見舞われた場合には、猫側の負担が大きいことが難点だった。

 そこで思いついたのが、シェルターの1室を開放し、家庭的な雰囲気の中で猫と接してもらおうという今回の「カフェ」だ。

 今年7月からは、任意団体から一般社団法人になり、今月29日現在、73匹の猫を保護している。「引き取りたい猫がたくさんいるが、これが限界。一匹でも多くの命を助けたい。遊びにきてもらい、猫の良さが分かってもらえるとうれしい」と柴田さん。「カフェ」で一匹でも新しい飼い主が見つかれば、救われる命がある。

 「カフェ」の開催時間は午後1~4時。お茶をサービスしているが、寄付金として1人1000円をもらっている。寄付金は餌代などに充てているという。

 問い合わせは、アニマルエイド(電048・726・1334)へ。

| 報道 | 06:30 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

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親子グマ射殺に抗議相次ぐ 困惑する福島県西会津町 /福島

親子グマ射殺に抗議相次ぐ 困惑する福島県西会津町(47NEWS)

 全国でクマの出没が相次ぐ中、親子グマ2頭を射殺した福島県西会津町に「かわいそう」と抗議する電話やメールが相次いでいることが28日、町への取材で分かった。町はクマよけ装置設置など対策を進めているが、入り込むのを防ぎきれない。住民の安全確保と野生動物保護の間で山あいの町は困惑するばかりだ。

 西会津町では18日夕、住宅の庭にある柿の木で親子グマ3頭が見つかった。人の出入りが少ない夜間という事情も考慮し、町は山へ逃がすことを最優先。柿を食べ、19日未明に木から下りた3頭を誘導して山林に追い返した。町には「良かった」と対応を評価する声が寄せられた。

 23日朝には住宅近くの空き地で、18日とは別とみられる親子グマが柿の木にいるのを住民が発見。町は住民の安全を優先し、地元猟友会会員が2頭を射殺した。町には23日から抗議が相次いでいる。件数は明らかにしていない。

| 報道 | 06:05 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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「ボランティア犬」制度スタートから5年 県動物愛護センター、積極利用呼び掛け /岡山

「ボランティア犬」制度スタートから5年 県動物愛護センター、積極利用呼び掛け(山陽新聞)

 体験教室などを通じて子どもらに命の大切さや動物との接し方を啓発する岡山県動物愛護センター(岡山市北区御津伊田)の「ボランティア犬」制度がスタートして5年。参加する犬の登録が順調に増える一方、要望に応じて開いている行事は利用が伸び悩んでおり、運営する県動物愛護財団(同所)が積極的な申し込みを呼び掛けている。

 制度は2005年スタート。県内の愛好家らが、周囲の犬に興奮しない▽ほえない▽かまない―などの審査をパスした飼い犬を登録し、動物愛護イベントに参加してもらっている。初年度10頭だった登録数は年々増え、現在は27頭いる。

 ところがPR不足のためか、ふれあい教室など肝心の行事開催は申し込みが少なく、毎年10回前後と横ばい。同センターの国近寛康所長は「身をもって命の温かさを体感できる取り組み。捨て犬や捨て猫を減らす草の根の活動でもある」と説明する。

 要望に応じて幼稚園や小学校に出向く出張教室もあり、同センターは「ぜひ利用してほしい」と話している。無料。予約は同財団(0867(24)3288)。

| 報道 | 05:56 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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アライグマ駆除30倍 /兵庫

アライグマ駆除30倍(読売新聞)

 野生化した外来生物のアライグマの駆除数が、宝塚、三田両市で2004年度からの6年間で30倍前後に急増している。各自治体では農作物だけでなく、人的被害の報告もあり、生息域も尼崎市などの市街地に拡大中だ。外来生物法で捕獲対象となっているため、各自治体が駆除を進めているが、繁殖の勢いに追いついておらず、専門家は「驚異的な増え方。小さくても凶暴なため、いつか人間に大きな危害を加えないか心配だ」としている。

 アライグマは北米に生息し、体長40~60センチ。テレビアニメの影響でペットとして人気が出たが、飼育放棄された個体が繁殖し、急増しているとみられる。

 宝塚市では、04年度の駆除数は4匹だったが、今年度(4~9月)は33倍の132匹、三田市は04年度の5匹が今年度(4~8月)で、29倍の144匹に。宝塚市では、スイカやイチゴなどの被害額が少なくとも210万円に上るという。

 同市では2年前、猟友会の前会長が捕獲の際、革の手袋を突き破るほど強く指をかまれ、負傷した。

 アライグマは市街地にも出没しており、尼崎市では今年度、4匹、芦屋市では21匹を捕獲した。民家のゴミをあさったり、屋根裏でふんをするケースもある。

 宝塚、三田の両市などは猟友会に委託し、駆除を続けるが、依頼件数に追いつかないのが現状。宝塚市は、イノシシ対策を兼ね、畑の周囲に電気柵を置くが、担当者は「わずかなすき間から侵入し、穴も掘るので意味がない」と嘆く。

 アライグマは県内全域でも増加傾向にあり、捕獲件数は、2005年度361匹から09年度に9倍の3281匹に増加している。

 県森林動物研究センター(丹波市)によると、県内では30年以上前、神戸市北区で初めて確認。1995年以降に増え始め、同区や三田、三木両市などで増加が目立つという。同センターによると、「アライグマは雑食性で適応力、繁殖力が強く、天敵もいないため、加速度的に増えている」という。

 1匹にかかる捕獲処分費6000円は、県と市町で折半しており、捕獲処分の関連予算は昨年度の1200万円から、今年度は1800万円に増額。同センターは「捕獲したときは威嚇してくることもある。六甲山のイノシシのように人を襲えば、えさを確保できることを学ぶ可能性もある」としている。

| 報道 | 05:37 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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動物愛護管理法:改正を考える/下 販売時の説明、必要性は

動物愛護管理法:改正を考える/下 販売時の説明、必要性は(毎日新聞)

◇業者「義務づけ、非現実的」/専門家「今でも不十分」
 「野菜ばかり食べさせてます」「ケージにわらを敷いて飼っています」

 ウサギを専門に扱うペットショップ「うさぎのしっぽ横浜店」(横浜市磯子区)では、飼育用品を買いに来た客に飼い方を尋ね、こんな答えをされて驚くことがある。店員はそのたびに「小さいときはペレット(ウサギ用の餌)を食べさせてください」「わらでなく、すのこを敷くのが一般的ですよ」と指摘する。

 食べ物や住環境は、ペット業者が動物を販売する際の基本的な説明事項。首都圏に3店舗を経営する町田修社長は「そんなことを知らない飼い主がなぜいるのだろう」と首をかしげる。

 「うさぎのしっぽ」では、販売時の事前説明に少なくとも1時間半から2時間を割いている。飼育環境が整っているかを確認し、ウサギの生態や飼育用品を説明。店内で抱き方も練習し、最後に書面にサインをもらう。

 ペットブームの広がりで、人間が飼育する動物は多様化している。最近ではウサギのほかにもフェレットやモモンガなどの小動物が人気だ。町田社長は「犬猫より飼い主の少ない小動物は飼育方法を周囲に聞くことが難しく、診断できる動物病院も少ない。きめ細かな説明が飼い主の安心につながる」と話す。


 動物愛護管理法はペットブームを背景とした05年6月の法改正で、ペットショップなどの動物取扱業に関する規制を強化した。販売する際にはその動物の特性や飼い方を書面で示しながら説明した上で、その書面に署名をもらうことを業者に義務づけた。

 しかし、業者の間には「さまざまな動物がいるのに、一律に説明を義務づけるのは現実的でない」との声があり、次の法改正に向けた議論では「販売時説明義務の緩和」が主要課題の一つに浮上している。

 2万2000ある業者の3割弱が加盟する全国ペット協会(ZPK、東京都杉並区)は08年3月、1000業者を対象に、事前説明に関するアンケートを実施した(回答数436件)。犬の販売時の説明時間は「30~60分」が58・1%と最も多く、「30分以内」が30・5%、「60~90分」は9・0%。猫もほぼ同じ傾向だった。

 これに対し、小動物は73・0%の業者が「30分以内」と回答。「30~60分」は23・8%、「60~90分」は3・2%にとどまった。

 ZPKは「事前説明は時間もかかり大変だが、業者の責務。今後も十分行うべきだ」としている。


 犬猫以外の動物を飼う側からは、規制緩和に不安や不満の声も上がる。

 1級愛玩動物飼養管理士でフリーライターの大野瑞絵さんは「今でも販売時の説明義務が順守されていると言えない」と訴え、インターネット上で規制緩和に反対する署名を集めている(http://www.shomei.tv/project-1610.html)。

 署名と同時に実施している犬猫以外の飼い主へのネットアンケートには「エサの適量が分からず太らせてしまい、足の関節を悪くしてしまった」「去勢手術のことを教えてもらえなかった」「鳴き声やにおいについての説明がなかった」--など、事前説明の不足をうかがわせる経験談が寄せられている。

 大野さんは規制緩和が飼育放棄を増やすのではないかと懸念。「購入時に飼育上のリスクを知らされず、飼い始めてペットを持て余す飼い主もいる。十分な説明を聞き、書面に署名するという行為で、飼う覚悟が生まれる」と訴える。

| 報道 | 11:09 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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犬と猫無責任の犠牲県動物愛護センター処分室で眠るように /山梨

犬と猫無責任の犠牲県動物愛護センター処分室で眠るように(読売新聞)

 昨年度に県内で殺処分された犬と猫は計2046匹に上る。前年度より824匹減ったが、1日5・6匹の命を絶った計算で、飼い主から捨てられた犬や猫も多いとみられる。処分の現場や、犬、猫の命を一つでも救おうとする取り組みを取材した。(越村格)

 22日午前8時45分、中央市の県動物愛護指導センター。「今日は犬3匹と猫2匹です」。獣医師免許を持つ宇田圭見子さん(49)ら職員3人が申し合わせた。

 収容ケージの奥で、甲斐犬と柴犬、秋田犬とみられる3匹が不安そうな目で震えたり、行ったり来たりしていた。甲斐犬はかみ癖があり、飼い主にセンターに連れて来られ、残り2匹は北杜市で迷い犬として保護された。

 飼い主が捨てに来たり、飼い主が分からずに保護された犬や猫は、センターや各保健所に通常4~7日間程度預けられ、引き取り手や飼い主が見つからない場合は、県条例などに基づき、センターで炭酸ガスによって殺処分される。

 3匹はそうして処分の日を迎えた。甲斐犬と柴犬は赤い首輪を着けていた。宇田さんは「秋田犬も野良とは思えない。飼い主がいたのでしょう。処分をするこの瞬間が一番つらい」とつぶやいた。

 ケージの奥は処分室に向かう通路につながる。処分室は縦1メートル、横2メートル、高さ1メートルほど。処分室内にはすでに麻袋にいれられた猫2匹がおり、犬3匹も追い込まれるように中に入っていった。処分室は「ドリームボックス」と呼ばれる。炭酸ガスを注入すると、犬や猫は眠るように命を絶つ、といわれるからだ。

小窓から中をのぞくと、3匹は何が起きているか分からない様子で、うろうろしたり、座り込んだりしている。ガー……。炭酸ガスが注入され始めた。

 バタバタバタ。程なくして3匹は一瞬、暴れるようなしぐさをしたと思った瞬間、仰ぐように口を開け、横たわった。次第に目をつぶり、時折大きく胸を上下させ、動きを止めた。

 約10分後、ボックスが開き、5匹の亡きがらが焼却炉へ運ばれた。

 県によると、昨年度、こうして殺処分された犬と猫は計2046匹。犬は前年度比237匹減の436匹で、猫は同587匹減の1610匹。このうち子犬は約10%、子猫は約77%を占める。

 センターによると、昨年度、殺処分で使用した炭酸ガスは720キロ・グラムで17万3880円。焼却の際の灯油は1万8564リットルで132万4460円。計約150万円の税金が使われた。1匹あたり732円で殺処分した計算になる。

 宇田さんは訴える。「飼い主が最後まで責任を持って飼育すれば、ここに来る犬や猫はいなくなります。すべて人間の責任なのです」

 県内の動物愛護団体なども捨て犬や捨て猫の譲渡活動を精力的に行っている。

 13年前から譲渡活動を続けている「山梨動物里親の会」は今月17日、南アルプス市六科のホームセンター駐車場で犬猫の譲渡会を開いた。市川三郷町や横浜市でも譲渡会を行う。代表の花形利江子さん(48)は「不幸な犬と猫が1匹でも減れば」と話す。

 捨て犬などの譲渡を行う「スマイルドッグ」は2006年に発足。代表の三田静実さん(65)によると、これまで718匹を28都道府県の新たな飼い主に引き渡した。

 県によると、県動物愛護指導センターに収容された犬猫を引き受ける動物愛護団体・個人の活動家は01年度に2だったが、現在は18に増えた。昨年度の団体などへの譲渡数は犬が151匹、猫が163匹で、それぞれ前年度より49匹、71匹増加した。県衛生薬務課の山田沙苗さん(33)は「愛護団体の活動が殺処分の減少につながっている」と話す。

 しかし、愛護団体に保護される捨て犬や捨て猫は後を絶たない。この日、南アルプス市の譲渡会に来た生後1か月半程の4匹の子犬は団地の片隅に捨てられていた。花形さんは「譲渡会前に会場に子猫が置かれていたこともある」と言う。

 多くの愛護団体は10人程度と小規模だ。花形さんと三田さんは、「多くの犬や猫が捨てられ処分されていることの周知が足りない。県と愛護団体が一緒に譲渡会を開くなど、もっと一丸となって取り組むことが必要」と口をそろえる。

| 報道 | 11:04 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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歯のケアをおろそかにしないで

2010年10月26日

 ペットを家族と呼ぶ人は食餌内容や健康管理に気を配る。だが歯のケアまでする飼い主は、どれくらいいるだろう。「ペットがかかるすべての病気の中で一番多いのが歯周病です。しかし命にかかわることがほとんどないから、おろそかにされてきました」。そう警鐘を鳴らすのは、埼玉県上尾市で開業する藤田桂一獣医師だ。病院を訪れる3歳以上の犬と猫の口中をのぞくと、その8割は歯肉が赤く腫れ、歯の表面に茶色の歯垢(しこう)・歯石が付着して口臭がある。健康な犬や猫の口は無臭なので、臭(にお)いは異常のサインだ。

 歯周病は鈍痛を伴いながら症状が進行し、それは動物の行動や仕草に現れる。くしゃみや鼻水、首を振る、食べ方がおかしい、性格が凶暴になる(痛みのため)なども一例で、猫は毛繕いしなくなることもある。細菌の毒素が体内に及び、心臓や肝臓、腎臓に悪影響を与える可能性もある。

 歯周病は飼い主が予防できる病気の一つだ。動物病院で治療を完了してから、歯磨きを身につけて習慣づけよう。まずは人も動物もリラックスした状態で、ご褒美をやりつつ口の周りを触る。無理強いはせず、徐々に歯、そして口の中に触れては褒める。慣れてきたら濡(ぬ)らしたガーゼを指に巻き、次に軟らかい歯ブラシで歯と歯間をこする。数週間あるいは数カ月かかっても、何歳からでも始めてほしい。人間用のスケラーを使って、自宅で歯石を取ろうとすると歯の表面を傷つけてしまう。かえって歯石が付きやすくなる上、小型犬の顎(あご)は薄いので危険である。

 歯周病と並んで多い口腔(こうくう)トラブルは歯が折れるケース。犬の歯は上下の顎がハサミのようにすれ違いながら食べ物を切り裂く。堅い骨やひづめをかむのはハサミで石を切るようなもので、奥歯を傷つけるから要注意。歯が欠けて赤い歯髄が見えたら専門治療ができる獣医師を探して治療することだ。

 歯科治療を終えたペットは見違えるほど元気になり、飼い主は笑顔を取り戻す。「それが何を物語るか考えてほしいです。動物はしゃべりません。痛みを訴えることが出来ないのですから」。そう語る藤田獣医師の病院では正しい歯磨きを普及させるため、歯科教室を開いて指導している。(作家)

次回は11月23日掲載

| しっぽの気持ち | 08:17 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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クマ:イノシシのおりに 今季2頭目射殺--豊田の竹やぶ /愛知

クマ:イノシシのおりに 今季2頭目射殺--豊田の竹やぶ(毎日新聞)

 25日午前7時ごろ、豊田市北一色町の竹やぶで、イノシシ用のおりにツキノワグマ1頭が入っているのを見回り中の猟友会員が見つけた。市は麻酔薬で眠らせて頑丈なクマ専用のおりに移そうとしたが、クマが暴れたためイノシシのおりが壊れると判断し、午後2時25分ごろ射殺した。今季、県内でクマが射殺されるのは18日に続いて2件目。

 市によると、クマはオスで体長131センチ、体重約70キロ。見つかった場所は一番近い民家まで約35メートルだった。1頭が射殺された18日にも、今回の現場から北東約350メートルの山中で、イノシシのおりにかかったクマ1頭が逃げていたが、その時と今回が同じクマかどうかは不明。

 市によると、18日の射殺後に「クマを安易に殺さないで」などという電話が8件あった。県内ではクマは絶滅危惧(きぐ)種でもあり、今回、市は岡崎市動物総合センターに麻酔を依頼したり、市民団体「日本熊森協会」(兵庫県)などと対応を協議。いったんは同協会がクマを受け入れてくれることになっていた。

| 報道 | 05:23 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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