産経ニュース 2011年11月21日
http://sankei.jp.msn.com/region/news/111121/szk11112102240000-n1.htm 県全域を対象にした野生シカの駆除が来年4月から本格的に行われることが分かった。県内では被害が目立つ伊豆地域を中心に、ワサビやシイタケなどの農林産物の被害は年1億円以上出ており、地元農家が対応に苦慮している。南アルプスでも貴重な高山植物が食べ荒らされる被害が報告されており、県は県全域での駆除に乗り出すことを決めた。
県自然保護課によると、県内全域のシカの生息数は毎年増加傾向にあり現在は約4万1千頭。
増加の理由については、山の管理が行われなくなり、シカが住みやすくなった▽エサが増え、出産できる雌シカの成長が早い▽温暖化で越冬するシカが出現した-などを挙げる。現在、伊豆地域山間部では1平方キロあたりのシカの生息数が27頭と、生態系に影響がないとされる3~5頭を大幅に上回る事態に陥っているという。
こうした実態を把握するため、今月3日には、伊豆市の山間部を鹿野道彦農林水産相が訪れ、農作物や樹木の被害状況を視察。対策にあたる市の職員が、鹿野農水相に対し、シカが樹皮を食べることで木々が枯れてしまうことや、木が枯れることで山の土砂が流出する危険性が高まることなどを説明した。
このほか最近では、生息数の増加とともに、シカが市街地に入り込む事態も発生。先月下旬には静岡市内の住宅街にシカが突如現れ、警察官や市職員40人が駆けつけ捕獲する騒ぎがあったばかりだ。
県や市による捕獲は、被害が顕在化した平成16年度から伊豆地方で開始。年7千頭の捕獲を目指し、狩猟時には1頭1万円を捕獲者に支払うなどして削減に努めてきたが、「狩猟者の減少で、捕獲数は目標に届かない」という。昨年度は5846頭と目標を1千頭以上下回った。
県自然保護課は、シカの学習能力の高さも削減できない理由のひとつに挙げる。同課によると、「車や洋服がこすれるなど自然界にない音や犬が近づくと、動かずじっとするため、捕獲は年々難航を極めている」と話す。
同課は、「雌シカの捕獲を呼びかけるなどして、どうにか生息数の減少につなげたい」としている。
また害獣処分のニュース。
殺さなくて済む日が来るような方策は行われているのでしょうか?
毎年毎年殺し続けるのでしょうか?
「シカが樹皮を食べることで木々が枯れてしまうことや、木が枯れることで山の土砂が流出する危険性が高まる」って書いてるけど、人間が針葉樹を植えまくったことの方が、よっぽど土砂流出の原因ですよね。
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翌朝にはもうこの世にいないかもしれない犬たちの最後の叫び。

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