幸せの切符様からの転載です。
元記事:
http://happyticket.blog133.fc2.com/blog-entry-331.html□ □ □ □ □ 転載、ここからです □ □ □ □ □
本当は関わるつもりはありませんでした。関わりたくもなかった。
保健所からの保護だけで手一杯、キャパ超え、今の子だけで、それ以上の責任がもてないから。
肉体的にも、経済的にも現段階でいっぱいいっぱいだから。
それでも保護してしまったのは、現場の悲惨な猫たちを見てしまったから。



こんなに猛暑なのに、お水もありません。(水道止められています)
ことの経緯は・・
ある方から、「幸せの切符」の一時預かりを前向きに検討したいという旨のメールをいただきました。
預かりのシステムはこういうものですよ、ご検討お願いくださいというメールを送ったら・・・
逆に預かりの依頼をされる羽目になってしまいました。
一時預かりをしてくださる予定の方のご家族が所有していた物件で、この夜逃げ置き去り猫が発生してしまったのです。立場が逆転してしまいました。こういった流れで、無下にお断りすることができませんでした。
その家を借りていたのは、震災で被災したという50代くらいの夫婦。
「被災者」ということで、おそらく親切心だったのでしょう。依頼者さんの義理のお父さんお母さんは、一切の契約書も交わさず、身分証明書も確認していないそうです。
ケータイはプリペイドだったようでつながらず、今日、私が確認をしたポストの郵便物の名前は、2通とも異なる名前でした。偽名かと思われます。
新聞受けには7/31からの新聞がたまり、近所の方の話によると、「先週のはじめにトラックが来ていた」と。
特に訛りなどがあったわけでもないようで、「被災者」というのも嘘かと思われます。

出ていくときに、窓を少し開けていったのかもしれません。
室内にいたであろう猫たちは、全部が屋外にい出ていて、一帯は猫だらけで、異様な光景でした。
はねられて死んでいたサビちゃんもいました。(その後、こちらで荼毘にふしました)
室内に残されている猫がいないか捜索です。
扉を開けるのも、恐る恐るです。一つずつ確認をし、やはり悲しい姿の猫が視界に入りました。
ケージに閉じ込められたままの茶白の猫。この子だけがケージから出られなかったようで、猛暑の部屋で息絶えていました。この子もこちらで、荼毘にふしました。(協力いただいた知人に感謝です)

大きめの私の車ですが、折りたたみケージ大×2、小×1で積載いっぱいいっぱいで、捕獲できた子たちを輸送しました。うちには、保健所の子猫がたくさんいるので、申し訳ないですが大部分を猫小屋の住人たちのおかんの所で保護してもらっています。ざっと25匹はいるかと思います。

我が家では1歳未満と思われる子を保護しました。みんな十分に食べれていないので、ものすごく痩せています。
今日からはごはんもお水も、眠る場所もあるからね。
そして、持つべきものは「仲間」です。
気にかけてくれたリトルパウエイドのメンバーが続々と命をつないでくれています。遠いところをありがとう!!
みんなの猫を想う気持ち、そしてメンバーを想う気持ちにいつも感謝です。
肝心の依頼主さんですが。。。。
本来ならば依頼主さんにも預かりをしていただきます。しかし、同居する義理のお父さんお母さんの同意が得られないため、預かりが厳しいという状況下にいます。
そして、依頼主さんの義父母は猫が嫌い。ご近所さんにも迷惑だから、保健所へ連れて行きなさいと。
依頼主さんの義父母は、命にまつわるお仕事をされています。
そういう方が、簡単に「処分しろ」と言えてしまうことが私には悲しかったです。
いろんな事情があるので仕方ないですが。
ただ、物件を貸していた立場として、きちんとした契約を交わさなかったこと、家賃滞納が6カ月にも及ぶ前に何らかのアクションが取れたであろうこと、など、管理者としての責務を問われても仕方がないと思います・・・・
(警察には近日中に被害届を出すそうです。動物の遺棄でも検挙してよね)
こういう活動をしていると、よく引き取り依頼の連絡がきます。
私たちには特別な資金や保護施設があるわけではなく、普通の一般人です。個人ボランティアが集まって、細々と譲渡会を開催しているだけなのです。NPOでもなければ、「愛護団体」でもありません。
ただ、不条理に処分されていく猫の命が不憫なだけなのです。
【お願い】
30匹以上になるこの猫たちの里親探しを行わなくてはなりません。
成猫なのに、みんな2キロ以下のガリガリちゃんです。高栄養・高品質のフードで体重を増やしていきます。
健康になったら、ワクチン接種・不妊去勢を順次行う予定です。
ただ、なにぶん数が多すぎるため、自己負担にも限界があります。
自分の力量以上の保護活動には賛否両論ございますが、この子たちの命をつないでいただける方がいらっしゃいましたら、皆様のお力添えをいただけますと幸いです。
【募金口座】
◆ゆうちょ銀行 12400-2070511
◆他銀行からは 店名248(ニヨンハチ) 普通 0207051
◆名義人 幸せの切符(シアワセノキツプ)
【預かりさん募集】
あずかってもいいよ!という方がいらっしゃいましたら、メールもしくはメールフォームよりご連絡ください
■メール happyticket_gifu@yahoo.co.jp
【支援依頼品】
■フード:ロイヤルカナン社 キトン
■カルカン レトルト (脱水が激しいため、経口による水分補給もかねます)
■猫砂やペットシートなど
□ □ □ □ □ 転載、ここまでです □ □ □ □ □
この置き去りにした夫婦の情報があまりにも少ないのですが、愛知県を中心に保護/譲渡活動をされている方はお気を付け下さい。
・50代くらいの夫婦
・偽名を使う
・被災者と装う
夜逃げした後はどこに現れるかわかりませんが、再犯の可能性が高いと思います。
譲渡先を決める時には必ず身分を確認して下さい。
保護猫たちの写真は下記のブログにあります。
是非、ご覧になって下さい。
幸せの切符様
http://happyticket.blog133.fc2.com/blog-entry-332.html猫小屋の住人たち様
http://nekogoyaokan.blog.fc2.com/blog-entry-383.htmlLittle Paw Aid様
http://yaplog.jp/ka550220/archive/181
愛知近隣にお住まいで猫を飼いたいとお考えの方が居られましたら、是非この子達の里親になる選択をして頂ければと思います。