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[報道] 校庭暮らしの猫「やよい」、命の尊さ児童に教え昨夏死ぬ

カナロコ 2012年2月28日

 元記事:http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1202270019/

「とても幸せだったと思います」―。三浦市初声町下宮田の市立初声小学校に植えられている桜の木に、猫の写真入りの紙がくくり付けられている。14年以上、校舎の隅っこで暮らしていた「やよい」は、在校生に広く知られた猫だった。老衰だったのか、昨年8月7日に眠るように息を引き取った。風に揺れる1枚の紙が、今も子どもたちに命の尊さを教えている。

 やよいは1997年ごろに同校に迷い込んできた。当時は生後半年程度の子猫で「ニャーニャー」と鳴きながら餌をねだり、そのまま敷地内にすみ着いた。

 校門近くにある、弥生期の赤坂遺跡(同市初声町三戸)の出土品を管理する市文化財収蔵庫周辺が縄張りだったことから、「赤坂やよい」と名付けられた。

 普段は、同収蔵庫で作業をしている発掘調査員や近くの主婦らが交代で餌をやっていたが、休み時間や放課後には缶詰を手に多くの児童が様子を見に来た。

 「猫ってこんなにあったかいのか」と言いながら無遠慮に体を触りまくる子どもには迷惑そうな表情を浮かべたが、爪で引っかくことは一度もなかった。

 晩年のやよいは腹部に腫瘍ができたり、後ろ足を引きずったりして思うように餌が食べられなくなった。病院通いが続き、夏休み期間中に息を引き取った。

 同校の松本幸雄校長は「ハチ公のようにいつも同じ場所から登下校の様子を見ていた。ショックだったが、子どもたちも命の尊さを感じているはず」と話す。

 10年以上世話をしてきた近所の主婦(53)も同じ思いだ。「目の前の命を大切にしてほしい」。桜の木にくくり付けた紙には、そんな願いも込められている。



きっと大切にされていたんでしょうね。

「やよい」の死により涙を流した子供たちは、命の尊さを学び、人にも動物にも優しい人に育って行くと思います。




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