待ちつづける動物たち
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いつも行く書店ですが、この関係の書籍は新刊であっても動物関係の棚に縦置きで2~3冊しか入荷しません。
今回もその棚にあるだろうとまっすぐ向かったのですが、いくら探しても1冊も見つかりませんでした。
とうとう全く入荷しなくなったかとがっかりしながら入り口の方に戻って行くと、入り口正面でワゴンを1台置いて、震災関連の本のコーナーが作られていました。
なんとなくそこに目線が行ったのですが、そのワゴンの中に10冊程の「待ちつづける動物たち」が平積みで置かれていたのが見えました。
しばらくボーと見た後、ハッと我に返って思わず「あった!(結構大きな声で)」って言ってしまい、周りの人に何事かと注目されてしまいました。
恥ずかしいと思いながら目的の本を手に取り、レジに向かいながらワゴンの方を見ると数人が「待ちつづける動物たち」を手に取って中を見ていました。
(買ってもらえたかわからないけど、ちょっとは宣伝になったでしょうか)
この本を見て、感想をブログに書こうと決めて読み始めました。
政府によって決められた警戒区域で、突然飼い主と離ればなれになってしまい、飼い犬や飼い猫のままでは生きていけない世界に取り残された子たちがどうなったのか。
南相馬:背骨と頭部だけを残して食べつくされていた犬の遺体
双葉町:道路に横たわるミイラ化した猫の遺体
「待ってたよ。ずっと待ってたけど、もう疲れたよ。」
この本の中の世界では死がいつも隣り合わせで存在します。
そして、この本の中の世界は震災から1年が経つのに苦しみ続ける動物たちが居る、警戒区域内の現実を写真と言う手段で切り取ったもので、全て現実の世界です。
世界でも類を見ない程の動物虐待を行った日本、こんな決断が出来る人間が私達の行く末も決めるのかと思うと、たぶん日本はもう駄目なんだろうと思わざるをえません。
更にとどめを刺すように見てしまった記事。
『犬猫みなしご救援隊 栃木拠点ブログ : 20km圏内の現実』
殺処分する為に囲いの中に追い込まれた牛たち。
薬を注射して安楽死させるはずだったが。
どんな生き方をしてくれば、こんな酷い事をしても平気で居られる人間になれる?
上記の記事を見て酷いと思って下さった方にお願いします。
こちらのブログ
『YatteYaruのブログ:【至急拡散のお願】福島原発20km警戒区域、柵内等で餌・水不足、不健康な状態の家畜への給餌給水要求』
を参考に、政府と福島県知事に意見を送って頂けないでしょうか。
よろしくお願い致します。
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| その他 | 01:20 | comments:7 | trackbacks:0 | TOP↑
こんばんは。
画像みてショックでした・・・・
えぐいですね・・・
というか今現在の話でこの寒い中ありえないです・・・・
絶対に絶対に講義します。
| おかげざま日和 | 2012/03/12 22:52 | URL |