[報道] 【化合物安全性研究所】動物実験代替法を事業化‐4月から受託スタート
元記事:http://www.yakuji.co.jp/entry25909.html
安全性試験受託機関の化合物安全性研究所は、4月からウシ摘出角膜を用いた眼刺激性試験代替法(BCOP)の受託を開始する。ウサギを用いた試験の代替法として確立されたもので、同社は世界的に加速する動物実験廃止の流れを捉え、日本で先駆けて代替法の事業化に踏み切ることになった。
同社は、動物実験を実施した化粧品の販売を禁止する欧州化粧品指令の2013年施行を視野に、国の要請を受ける形で、約1年にわたって眼刺激性試験代替法の準備と検討を行ってきた。眼への急性刺激性・腐食性があるかどうかを評価するため、ウサギを用いて実施される眼刺激性試験は、試験物質を眼に直接投与することや、点眼に伴う苦痛が避けられないことから、動物愛護の観点から問題視されてきた。また、既に欧州では、化粧品の安全性試験として受け入れられない試験法とされ、代替法の導入が急がれていた。
こうした中、同社が確立したBCOP法は、ウシの眼球の角膜を用い、試験物質の腐食性・強度刺激性があるかどうかを評価するインビトロ試験。食用ウシの加工時に試験材料が得られ、動物を使用しないことから、動物数の削減と苦痛軽減の観点から有用な試験法と考えられている。
これまでの検討では、ウサギを用いた眼刺激性試験の評価と比べて、信頼性の高い検出データが得られたため、今回BCOP法の事業化をスタートさせることにした。
牛の眼球の角膜があって成立する代替法。
肉食を止めて欲しい、引いては牛たちを殺さないで欲しいと考えている者にとっては非常に複雑です。
でも、これでようやくドレイズテストが廃止の流れになり、たくさんのウサギ達が悲しい目にあう事がなくなります。
下記にドレイズテストを説明します。
写真もありますので、見たくない人はここまでとして下さい。
でも、みんな使用している化粧品や石鹸やシャンプー等の製品を作る時に行われていた実験です。
新しい成分が配合された新製品が出る陰で、命を奪われている動物たちがたくさん居る事を知っておく責任があると思います。
そして、そんな新製品が本当に必要かを考えて下さい。
ドレイズテストとは...
意識のある状態で拘束したウサギの皮膚または眼に対し、試験物質を0.5mLまたは0.5gを適用して4時間の放置を行う過程を含む試験である[1](後述する動物愛護の観点から、試験物質量は近年削減方向にある)。この試験の観察期間は最大で14日間であり、皮膚に対する試験では紅斑と浮腫の徴候を、また、眼に対する試験では、赤み、腫れ、分泌物、潰瘍、出血、混濁、失明の徴候を確認する。実験動物には一般的にアルビノのウサギを用いるが、イヌを含むその他の動物を用いる場合もある[2]。試験動物はドレイズ試験の終了後に殺処分される[3]。 なお、2006年度にアメリカ合衆国で動物実験に使用されたウサギは24万羽であるが[4]、そのうちの大部分がドレイズ試験またはポリクローナル抗体の試験に使用されていることが知られている
(Wikipediaより)
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| 報道 | 00:25 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑
こんばんは。
本当ですね。
食肉も同時にやめてほしい・・
でも 沢山の意見が集まると世の中を
変えれる事を知りました。
これからもパブコメや投書をしていきたいです。
| kinnogoma | 2012/03/24 20:49 | URL |