[報道] 西ノ島の癒やし犬天国へ
元記事:http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shimane/news/20120329-OYT8T01056.htm
兵庫・宝塚から3年前移住 子どもや警官に人気
西ノ島町で住民を癒やしてきた1匹の犬が、23日に息を引き取った。3年前に飼い主と一緒に移住してきた雄の雑種、ショコラ。大きな体で島の人気者だったが、高齢で体が弱ってきた。多くの関係者に見守られながら、飼い主の腕の中で静かに最期を迎えた。
ショコラは2009年に兵庫県宝塚市からUターンした元会社員、浜梶富夫さん(62)の飼い犬。体長約1メートル、体重約25キロで、浜梶さんが散歩に連れて歩くと、「大きい」「ふさふさで気持ちいい」と近所のお年寄りや子どもが喜んだ。
元々、阪神大震災で兵庫県内の山に捨てられた犬が産んだ野犬。浜梶さんが02年から飼い始めたが、すばしっこくて、すぐに山に逃げ込んでばかりだった。
しかし、ショコラを追いかけるうちに、浜梶さんは山岳競走のトレイルランニングに目覚めた。国内外の大会で好成績を収めるなど人生が変わった。「退職後の楽しみ方も教えてくれた」という。
09年春に浦郷署に赴任した警部の安達英明さん(60)は、愛らしい姿に癒やされた。署の周りを散歩する姿を見つけては、始業前や退庁時になでたり、餌をあげたりし、「犬は人を裏切らない。黙って目を見て愚痴を聞いてくれる相棒みたいな存在」とかわいがった。
11年春に安達さんが異動すると、何も知らないショコラは、署の前に座り、安達さんが2階から降りてくるのを待っていたという。見かねた警部補の勝田功さん(51)が餌を与え、犬好きの巡査部長、松原文彦さん(50)もかわいがった。
そのショコラは今月上旬、食べた餌を吐いた。浜梶さんが鳥取県の動物病院で診察してもらうと、「心臓が弱っている。1か月持てば御の字」と告げられた。手の施しようがなく、口にするのは水だけ。そして、23日未明、最後の声を振り絞るようにほえ、同日午後1時52分に息を引き取った。浜梶さんは遺体を庭に埋葬。勝田さんと松原さんが訪れ、手を合わせた。
震災後の山で拾った犬が、島に癒やしをもたらしてくれた。浜梶さんは「思い出すのは一緒に山で過ごしたことばかり。ショコラがいなければ、今の自分はなかった」と感謝する。今はショックで何も手につかないが、落ち着いたら、あの山をもう一度訪ねてみるつもりだ。
浜梶さんと出会ってからのショコラは、浜梶さんと一緒にいっぱい山を走り幸せな犬生だったんでしょうね。
浜梶さんが山を訪ねた時には、きっとショコラも隣りにいることでしょう。
全ての犬たちが、ショコラのように幸せな犬生をおくれる世の中に変えたい。
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| 報道 | 22:58 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑
良いお話をありがとう。
あったかくて、切ないお話ですね。
どの子も、この犬のように、生涯大切に飼われ、淋しい思いをすることがない世の中であって欲しいです。
| しょこママ | 2012/04/01 06:41 | URL | ≫ EDIT