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[報道] 「耐久消費財」のイルカを見に行く?

Twitterで紹介されていた記事です。

少し前の記事ではありますが、現在も変わっていないと思いますので。



日経WOMAN ONLINE 2010年08月18日

 元記事:http://wol.nikkeibp.co.jp/article/column/20100810/108165/?P=1

■水族館のイルカは“補給”が必要

 わたしたちが、イルカと出会う場所で、一番ポピュラーなのは水族館ですよね。ところが、和歌山県太地町のイルカ追い込み漁を描いて話題になった映画「The Cove」では、水族館でイルカを飼うことも批判の対象になっていました。

 なぜ、って思いません? だって、水族館のイルカたちは、楽しげに見えますし、訪れた人たちを癒してくれます。なのに、飼っちゃけない、なんて……。

 でも、映画を観た人は、少々、複雑な気分になったはず。だって、たくさんの水族館の飼育員が追い込み漁の現場にやってきて、自分たちのところで飼育する若い個体を選んで持ち帰るシーンがあるのです。血で赤く染まった海で、「選別」されるイルカたちの姿はかなりショッキングなものでした。

 それにしても、なぜ、あれだけたくさんの飼育員たちがきて、イルカを水族館に連れて行くのだと思いますか? 映画の中では語られていませんでしたが、実は水族館のイルカは「消耗品」と言われても仕方がないのです。いや、ちょっと言い過ぎで、「耐久消費財」のレベルだとも言えますが。要は、今のところ、水族館のイルカ展示は野生に負担をかけずには維持できません。飼育下で、イルカを殖やすのは難しく、常に野生からの補給が必要なんですね。

■「イルカは水族館で繁殖できる」の誤解

 え? そんなことないでしょう。よく、水族館で赤ちゃんイルカが生まれているじゃない!と思う人もいるでしょう。確かに、生まれています。飼育下繁殖に力を入れている新江ノ島水族館では4代目も生まているほど。じゃあ、やっぱり、野生のイルカをわざわざ捕まえる必要はないのでは?

 でも、残念ながら、これにはちょっとトリックというか、誤解を招く部分があるわけです。累代繁殖の定義は、「親のうちのどちらかが飼育下で生まれた個体」ということで、例えば父親が飼育下繁殖個体なら、母親は野生から連れて来られたものでもかまわないのです。そして、飼育下繁殖個体同士のカップルが繁殖に成功するのはとても珍しいことです。ほとんどの場合、どちらか(大抵はメス)が、野生から来たもので、それでも代を重ねることに「飼育下繁殖○代目」として認められるわけです。常に野生からの新しい個体が必要な理由、わかってもらえますか。

 さらに、ぼくの手元ににはもう少し詳しい資料があります。日本動物園水族館協会「種保存委員会報告書」というのですが、それによりますと、日本全国でのハンドウイルカの飼育数は2009年末の時点で273頭いました。それに対して2009年中の年間死亡数は29頭です。飼育下個体群の1割以上が1年で死亡するのは、大型動物ではかなり多いです。例えば、ゾウやゴリラやキリンやサイといった動物園の人気動物が、年に1割も死んでしまったら大騒ぎになりますよ。

■それでもイルカショーを見に行きますか?

 また、飼育下のイルカの繁殖はかなり事例が少なく、初期死亡率も高いのです。2009年内にあった11の繁殖事例のうち、流産死産が6例、正常に産まれたのは5頭のみだったということです。さらにこの5頭のうち、2009年末時点まで生き残っていたのは2頭だけでした。

 そんなわけですから、飼育ハンドウイルカの中で、飼育施設内で産まれた個体の数もわずか23頭で、ほかの250頭は野生由来なのですね。報告書では、ハンドウイルカ飼育の課題として「死亡率の改善」「出生個体の初期死亡率の改善」「死産・流産率の改善」「近親交配・交雑の防止」を挙げています。

 こういったことを知ったうえでも、あえて水族館のイルカショーを見たいと思う人はどれだけいるでしょうか。

 ぼくは、水族館が野生のイルカの個体群に負担をかけ続けるのはまずいと思っています。それは、ぼくが主として「自然保護」を重視する立場に立っているからなのですが、それだけでもありません。

■「自然を護る」水族館なのに……

 というのも、現在の水族館や動物園は、単なる娯楽施設ではなく、「自然を護る」側に立つものと位置付けらており、自らもそう述べるようになっているからです。すべての動物園や水族館は、環境意識を高めるメッセージを来園者・来館者に向けて発しています。そんな中、イルカは「自然からの大使」です。それなのに、イルカが高い死亡率で、常に野生からの供給を要するなら、どこか矛盾していると思いませんか?

 ぼくは水族館に勤める知人も多いので、彼ら・彼女らが、その矛盾の中で、なんとかイルカを長く、幸せに飼育し、繁殖の成績をあげようと努力しているのを知っています。とはいえ、ここまでして、イルカを飼う必要があるのか、と疑問を抱く飼育員がいるのも事実です。

 結局、今のところ、水族館にイルカがおり、たえず野生から供給され続けているのは、根強い消費者(つまりぼくたち)からの需要があるからなのです。水族館で見るかわいいイルカは、ぼくたちのイルカへの愛着を養います。けれど、それが、野生への負担、ひょっとすると飼われているイルカへの負担ともなっているかもしれないとしたら? とても大きな問題提起です。



”たくさんの水族館の飼育員が追い込み漁の現場にやってきて、自分たちのところで飼育する若い個体を選んで持ち帰るシーンがあるのです。血で赤く染まった海で、「選別」されるイルカたちたちの姿はかなりショッキングなものでした。”

これを知っても、水族館に行けますか?

イルカショーが見れますか?




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