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[報道] 捨て猫の命 救うには

朝日新聞 2012年05月08日

 元記事:http://mytown.asahi.com/kanagawa/news.php?k_id=15000001205080005

 横浜市が昨年度、引き取って殺処分した猫は約200匹と、前年の5分の1に減ったことがわかった。新しい市動物愛護センターが開所し、猫を長期間保護できるようになったことが大きい。ただ、24時間態勢の世話はできず、センター内での病死や衰弱死という新たな課題も生まれている。

 市は、飼いきれなくなった猫や野良猫を引き取っている。2010年度は1320匹引き取り、うち1071匹が殺処分された。希望者への譲渡は247匹にとどまった。

 市には、自前の猫の保護施設がなく、市獣医師会に委託し、民間の動物病院に預けていた。このため、動物愛護法で保護が義務づけられている3日以内に飼い主や、譲渡の希望者が現れなければ、殺処分せざるを得なかったという。

 昨年4月、猫が保護できる新しい動物愛護センターが神奈川区に稼働。昨年度は今年2月末までに1517匹を引き取ったが、殺処分は187匹にとどまっている。感染症にかかるなどした猫以外は、原則的に譲渡希望者が現れるまで保護しているという。

 一方で、保護した猫688匹がセンター内で病死、衰弱死した。捨て猫は、生後間もない子猫が多く、病気に弱い。泉俊明センター長は「夜間は無人。ずっとケアが必要な弱い猫がその間に衰弱する可能性も否めない」と話す。

 財源の問題で、職員の当直態勢を組むことは難しい。譲渡をスムーズに進めるため、昨秋から、譲渡を仲立ちするNPOなどの団体も譲渡先に認定。今年度からは生まれたばかりの子猫を保護した時は直接連絡して引き取りを依頼し始めた。

 さらに、職員が出勤直後と退庁直前に、子猫の世話をすることで放置される時間を減らした。今年4月の1カ月の病死や衰弱死は7匹。前年同月の39匹から大きく減った。犬猫の世話や掃除などをする41人のボランティアに夜間、自宅で子猫を世話してもらえないか調整中という。

 泉センター長は「最も効果があるのは持ち込みを減らすこと。飼い主に対する啓発をしつつ、猫の不妊手術を増やしたい」と話している。



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