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「今幸せだワン」 里親と別府へ帰郷 /大分

大分合同新聞 2010年10月5日

 別府市原町の大野孝詞(たかし)さん=享年67歳=に拾われ、今は佐賀県伊万里市の里親の元で暮らしている雌のコーギー犬「さくら」が3日、1年半ぶりに“里帰り”した。手放す日まで、わが子のようにかわいがっていた孝詞さんが昨年、亡くなったことを知った里親の岩崎一浩さん(48)、良子さん(39)夫婦が「仏前で成長した姿を見せたい」と連れてきた。孝詞さんの妻カヲルさん(67)は「夫が元気だったら喜んだでしょう。私も会いたかった」。勝手知ったる居間で駆け回るさくらを囲み、在りし日の家族の思い出がよみがえった。

 孝詞さんがさくらを拾ったのは、2009年1月1日の夕方。飼い犬を連れて自宅近くを散歩していると、ずっと後をついてきたという。犬好きの孝詞さんは放っておけず、保護するつもりで連れ帰った。
 張り紙などで飼い主を探したが、名乗り出る人はない。散歩に連れて行くなど日に日に愛情がわいた。そのまま飼いたい気持ちもあったが、既に飼い犬がおり、難しかった。そんな時、長女深谷美保さん(41)の夫を通じて、犬の里親を探すボランティアの存在を知り、仲介を頼んだ。
 09年4月、当時、長崎県佐世保市に住んでいた岩崎さんが里親に決まった。さくらと名付けられ、元気にしていると聞き、孝詞さんも喜んでいたという。しかし、孝詞さんは同年10月11日、病気で急逝。写真などで成長ぶりを伝えようとしていた岩崎さんは「もっと早く送っていれば」と悔やみ、いつか大野さん方を訪ねたかったという。
 仲介したのは、井東警察犬愛犬訓練所里親の会の片山真喜子会長=別府市富士見町。「さくらはいい飼い主に出会えたが、処分されていく犬も多い。やむを得ず飼えなくなったら、最寄りの里親ボランティアに相談してほしい」と訴えている。
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