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[書籍] 不幸な犬猫減らして 捨て猫殺処分めぐる岐阜の話、絵本に

岐阜新聞 2012年05月14日

 元記事:http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20120514/201205141658_17027.shtml

 岐阜県内であった実話を基に、保健所に収容された捨て猫の運命を描いた絵本「明日もいっしょにおきようね 捨て猫、でかおのはなし」(A5判変型、64ページ)が草思社から出版された。施設に入れられた猫と女性の触れ合いを写し出した物語で、不幸な犬猫を少しでも減らすため、命の大切さを呼び掛けている

 物語は2009年、保健所に収容された犬猫の世話を続ける県内在住のノリコさん(主人公)が実際に体験。「顔がでかいから、でかお」と名付けられた捨て猫は、殺処分のため2本も注射を打たれたが一命を取り留め、今はノリコさんと暮らしている。

 「でも大切なのはそこじゃない。でかおは奇跡的に助かったけれど、それ以外の犬や猫は死んでしまう」と著者穴澤賢さんは言う。

 県生活衛生課によると、室内飼いが増え、避妊や去勢手術も積極的に行われている犬に比べ、圧倒的に保健所の引き取り件数が多いのが猫。ほとんどが飼い主不明の野良猫だ。

 県内の猫の殺処分数は2011年度速報値で2221匹。02年度の4737匹と比べ2516匹減った。一方、県内の猫の譲渡数は、11年度速報値が482匹。02年度は、持ち込み数が11年度の倍近くにも関わらず、譲渡数は253匹にとどまっていた。行政も殺処分を減らそうと取り組み、この10年間で殺処分数は減少傾向にある。

 「でかおは今も元気です」と話すノリコさんは、週5日間は保健所に通い、処分される犬や猫の世話を無償で10年間続けている。

 「持ち込まれる猫のほとんどは子猫。野良猫に餌を与えるなら、避妊や去勢手術をして増やさないようにしてほしい」と願い、「むやみに産ませる無責任な飼い主の尻拭いを保健所がさせられている。目を背けたい現実を知ることで、一度飼うと決めたら最後まで面倒をみるという意識を広めたい」と話す。

 絵はイラストレーター竹脇麻衣さんが手掛けた。絵本は税込み1260円。売り上げの一部は動物愛護、保護の活動に寄付される。



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