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「殺される犬を救え」12歳の決意、非営利団体を設立しSNSで寄付募る。 /アメリカ

ナリナリドットコム 2010年10月6日

ペットとして人気がある一方、人間の勝手な都合で捨てられる犬や猫は少なくない。もし保護施設や保健所に収容された場合には、運が良ければ次の飼い主に救われる可能性もあるが、多くは殺処分されてしまうのが実情だ。時に日本でも話題となるこの問題は米国でも似たような状況で、ある12歳の少年はテレビのCMで問題を知り心を痛めたそう。すると少年は問題に正面から立ち向かおうと決意し、殺処分を待つ犬の世話をする非営利団体を今年6月に設立。先日、カリフォルニア州で処分を待つ状態の6匹の犬を引き取った。

米放送局ABC系列WSB-TVによると、この少年はジョージア州アトランタ在住で12歳のジェレル・キングくん。キングくんは以前から、人間に捨てられた動物が保護施設で殺処分されることを知らせるテレビCMを見ては、心を痛めていたという。CMを見るたびに泣きそうになったと、そのときの気持ちを語るキングくん。しかし彼は悲しむだけにとどまらず、自ら行動を起こすことにした。

ある日、CMを見た後に「動物たちを施設から救い出そうと思った」キングくんは、6月29日に非営利団体「Rells 4 Tails」を設立。自らが先頭に立って現実と向き合い、殺処分を待つ犬や猫を救うための行動を開始した。まずは自分のFacebookページを活用し、「動物虐待についてや、ペットを去勢することの重要性」などを周知。この行動への協力を求め、寄付も募った。

そして先日、彼の思いは一つの形になる。8月21日、キングくんはFacebookでカリフォルニア州カーン郡の施設にいる500匹以上の犬が「24時間以内に殺処分される予定」(キングくんのFacebookページより)を知ったそう。その数の多さに衝撃を受け、いても立ってもいられなくなった彼は両親に相談。そして、すでに2,200人を超えていたFacebookのフレンドに、この話と彼の思いをぶつけた。

するとわずかな時間のうちに「国境も超えて多くの励ましや寄付」が届いたという。さらには施設から救い出すという協力者も数人名乗りを上げ、実際にカーン郡の施設から6匹を引き取ることに成功。キングくんのもとに届けられる前に、協力者らにはしっかり獣医に行ってもらい、卵巣摘出や去勢手術、マイクロチップの埋め込みなどをする一方で、彼はこうした費用やアトランタへの空輸代を捻出するため寄付を募り続けた。

そしてキングくんは、必要とされる1,000ドル超(約8万3,000円)を何とか貯めると、ついに9月30日、6匹の犬を彼の待つアトランタへ空輸。このとき協力者の1人も一緒にアトランタを訪れ、キングくんと共に今回の救出を喜んだという。WSB-TVの取材にも喜びの声を語ったキングくんは、「うまく行けば、彼らが住める完璧な家を見つけられる」と、今後の里親探しにも前向きな見方を示している。

彼の活動も徐々に知られてきたようで、Facebookのほかに開設された「Rells 4 Tails」の公式サイトにも、彼への励ましや応援コメントが数多く寄せられている。活動開始から3か月あまり、少しずつ思いを実現し始めているキングくんに、今後一層の活躍と支援の輪が広がるように期待したい。
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