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「ドッグシェルター」の取り組み

2009年12月15日

 行政施設に保護・収容されたペットが炭酸ガスを使用した殺処分を受けるまでは、前回の記事にある通りだ。現実を知った読者の方から受ける質問で一番多いのが「自分にできることは何ですか?」というもの。それはそのまま、私自身が初めて殺処分問題に直面した日から考え続けてきた問いである。同じ思いを抱えた多くの個人や民間団体による試みは、このコラムでも折にふれて取り上げていこうと思う。

 動物の保護というと自宅に動物を置き、周囲の協力を得ながらネット上の関連サイトや個人ブログを活用して新しい家族を探す活動が一般的だ。「ドッグシェルター」のノウハウは、そこから一歩進んでいる。

 東京都動物愛護相談センターから譲渡対象団体として認定を受けているドッグシェルターの里見潤さんは、トレーナーの資格を持つ。プロの目でセンターにいる犬の状態(健康、性格、習性など)を注意深く観察する時点で「この犬は、あの人に」と考えている。その人に飼ってもらうのでなく、一定期間を預かってもらうのだ。

 犬にも個性があり、おおらかなタイプや神経質なものがいる。預かる人の家庭環境や生活スタイル、先住犬の性質などを把握しているため、それに適した犬を託して必要なアドバイスをする。このやり方が可能なのは、里見さんと預かる人とが密に連絡を取り合える信頼関係にあるからで、そのためのコミュニケーションは欠かせない。

 同時にホームページに掲載する犬の紹介は、トイレの成功率や散歩時の引き具合、どのような家庭が望ましいかなど細やかだ。希望者があれば良く話し合った上でお見合いし、半月のトライアル期間に入る。こうして小型犬が平均2カ月弱のスピードで家庭に迎えられた後も、アフターフォローとしてしつけ相談を受ける。人と犬、双方の幸福のカギはマッチングと両者の歩みよりなので、その部分に力を尽くしている。同情だけで引き取られるのでなく「この子で良かったと思ってもらえるように」とのこと。

 救われた犬を新しい家へ。その行程は不用品のリサイクルのように易しくない。しかしドッグシェルターは設立から4年弱で305頭を新しい家族の元へ送り出してきた。(作家)
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