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一人の意識が変わることから

2009年12月29日

 近所の犬が吠(ほ)えてうるさい。外飼いの犬が世話をされていない。集合住宅で多くの猫を飼育する人がいて住民が迷惑を被っている。ペットが出産したが飼い切れないので手放したい。こうした「動物の問題」と言われるもののほとんどは、実は「人間の問題」だ。

 犬のしつけができないのも、基本的な世話を怠るのも、自らの許容範囲を超えてペットの数を増やすのも飼い主で、個々の事情があるとしても動物たちに非はない。けれどまとめて「動物の問題」と言われ、保健所や動物保護収容センターは対応に追われる。

 動物にまつわる諸問題において、よく言われる「蛇口を閉める」とは、ペットを捨てる人や増やす人、動物取扱業者を規制することの例えである。飼い主たちに適正飼育と終生飼養を守らせ、悪質業者を取り締まることができれば、蛇口から溢(あふ)れ出る不幸の数も減るというもの。そのため不可欠なのは獣医師と、動物のプロであるべき動物取扱業者の協力、衆人環視、そして法律だ。

 「動物の愛護及び管理に関する法律」では愛護動物を捨てる、食べ物や水を与えず衰弱させるなどの場合は50万円以下、傷つけたり殺してしまったりすると100万円以下の罰金または1年以下の懲役を科す。同法律には5年ごとに状況を検討するとの附則があり、その年にあたる11年を翌年に控えた見直しの時期になろうとしている。この機会に、環境省の動物愛護管理室にお話を伺った。

 環境省は見直しに向けて過去5年間の実績を評価、精査してゆくとのこと。そのための調査結果やデータはホームページで見ることができるので、興味のある方はご覧いただきたい。家庭のペットについては、迷子や遺棄を減らすためマイクロチップを普及させたい。適正飼育を広めてゆくには自治体、地域、民間団体、動物愛護推進員との連携が望ましい。そして動物虐待に関しては事例集を作成し、警察との連携を進めてゆきたいとのこと。

 法律だけ、気持ちだけでも命は守れない。現状を変えるには一人の意識が変わることからのスタートだ。新しい年がすべての命に優しいものでありますように。どうぞ佳(よ)いお年をお迎えください。(作家)
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