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[報道] コーセー、動物実験代替法の研究でベストポスター賞を受賞

 コーセーは2012年12月9日、日本動物実験代替法学会第25回大会(東京、12月7日~9日)にて、「ベストポスター賞(ゴールド)」を受賞した。

 動物実験に替わる皮膚刺激性試験代替法の新たな手法について有効性を立証した研究が、高く評価されたことによるもの。これまで提案されてきた代替法と比較し、皮膚刺激性の弱い原料でも、安価かつ迅速に評価することができるという。

 同社では、動物実験代替法の研究開発を積極的に進めており、同研究では化粧品領域への活用を図るために「皮膚刺激性を予測可能な代替法の開発」を目的として研究に取り組んでいる。

 化粧品領域で用いられる原料は、皮膚刺激性が弱いものや、油溶性の原料が多いという特徴があり、細胞培養を用いた評価が難しい傾向にある。このような背景のもと、「皮膚刺激性の弱い原料であっても高感度で評価できる」「油溶性原料の評価にも適用できる」「安価かつ迅速でありルーチンワークに対応できる」という3つの条件を備えた評価法の確立を目指し、今回の単層培養系による新たな試験法を開発した。

 この新たな方法では、単層培養した細胞に被験物質を直接塗布したのち、細胞の生存率を評価。培地の影響を受けないことから、油溶性の原料や刺激性の弱い原料であっても、評価が可能だという。

 同社が開発した新たな試験法の妥当性を検討するため、日本動物実験代替法学会の皮膚一次刺激性試験代替法特別委員会によって作成された「24時間閉塞による皮膚刺激性試験の代替法開発のための被験物質リスト」に収載されている油溶性物質26品で検討した結果、高い予測精度を示した。

 同試験法を用いることで、安価かつ迅速に、皮膚刺激性のある物質と、皮膚刺激性のない物質を識別することができるため、今回の成果は皮膚刺激性試験代替法において重要かつ有効な役割を担えるものと考えられる。

 今後は、水溶性物質の評価を含めた皮膚刺激性評価スキームの構築を図るべく研究を推進していく。

 なお、この方法自体の開発については、第38回日本トキシコロジー学会学術年会(横浜、2011年7月11~13日)において、すでに発表(安全性研究グループ 今井教安氏ほか)しており、今回は、より多くの物質についての検討を行い、同試験法の妥当性を評価した。

 受賞内容の概要/受賞者=コーセー基礎研究室安全性研究グループ 野村茂幸研究員(2008年入社、29歳)▽研究テーマ「単層培養系を用いた油溶性物質の皮膚刺激性評価法に関する検討」

週刊粧業 2012年12月21日




皮膚刺激性試験とは(日本食品分析センターHPより抜粋)

皮膚一次刺激性試験の概要
 目的
   検体(またはその抽出液等)を試験動物の皮膚に適用し,
   その刺激反応の程度を調べます。
 使用動物
   ウサギ(日本白色種,雄)を3匹使用します。
 適用方法
   2 cm×3 cmのガーゼに検体を塗布し,このガーゼを
   ウサギの皮膚に適用します。また,実使用の状態に
   近づける目的で検体を皮膚に直接塗布することもできます。
 適用時間
   4時間適用後に検体を除去します。ただし,実使用に
   おいて長時間皮膚と接触するような検体については
   24時適用とすることもできます。
 観察・判定
   除去後1,24,48,72時間に表-1に従って皮膚の状態を観察します
   (刺激反応の状態により14日まで観察期間を延長します)。
   採点した値をもとに,一次刺激性インデックス(P.I.I.)を求め,
   表-2に示した基準に基づいて刺激性の評価を行います。

 ①紅斑及び痂皮の形成
 紅斑なし 0
 非常に軽度な紅斑(かろうじて識別できる) 1
 はっきりした紅斑 2
 中等度ないし高度紅斑 3
 高度紅斑からわずかな痂皮の形成(深部損傷まで) 4
* 出血,潰瘍及び壊死は深部損傷として点数4に分類

 ②浮腫の形成
 浮腫なし 0
 非常に軽度な浮腫(かろうじて識別できる) 1
 軽度浮腫(はっきりした膨隆による明確な縁が識別できる) 2
 中等度浮腫(約1 mmの膨隆) 3
 高度浮腫(1 mm以上の膨隆と曝露範囲を超えた広がり) 4


 表-2 ウサギにおける一次刺激反応のカテゴリー
 反応のカテゴリー P.I.I.
 無刺激性 0~0.4
 弱い刺激性 0.5~1.9
 中等度の刺激性 2~4.9
 強い刺激性 5~8






皮膚刺激性試験
画像はアニマルライツセンターHPより





こんな実験を動物を使ってやらなくて済むように、早く代替法が確立し、動物実験が過去のものとなって欲しい。

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