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野良猫と共生の街に 盛岡市と「いのちの会」が試み /岩手

野良猫と共生の街に 盛岡市と「いのちの会」が試み(岩手日報)

 盛岡市は、動物いのちの会いわて(雫石町)と、野良猫と地域住民の共生を目指す「地域ねこモデル事業」に取り組む。住民合意の下、不妊手術や餌の管理、飼い主探しを行い、野良猫の自然減につながるよう適正管理する。地域猫活動は首都圏を中心に広まり、県内での試みは初めて。11月中に町内会単位のモデル地区を指定し、本格実施を目指す。

 ここ数年、盛岡市内は野良猫や一部の飼い猫による苦情が増加。公園や民家にされるふん尿や作物荒らし、繁殖期の鳴き声など年300件を超え、地域の問題となっている。

 猫は年2、3回、一度に4匹程度出産。子猫も約半年で妊娠可能となる。安易に繁殖を許し、子猫を捨ててしまう例が後を絶たず、市保健所で殺処分される猫は2008年度が154匹、09年度が80匹、10年度は8月末で112匹を数える。

 モデル地区では、住民からボランティアを募り▽決まった時間の餌やりと食べ残しの始末▽猫用トイレの設置▽新たな飼い主探し-を受け持つ。不妊手術の費用は市といのちの会いわてが負担、1代限りの生を全うさせる。市は10年度、事業費50万円を予算化した。

 モデル地区候補の市南部の町内会(約400世帯)は、野良猫が増え、民家や公園の砂場にふんをされるなどの苦情が多い。野良猫の数や被害の実態調査を進めている。

 町内会長の男性(63)は「地域猫活動で野良猫が一気に減るわけではないが、住民の理解を得ながら進めたい」と意気込む。いのちの会いわての下机都美子代表は「猫が嫌いな方もいると思うが、地域の中に猫が暮らす風景を許容してほしい」と訴える。

 将来的にはモデル地区を参考にガイドラインを作り、野良猫に苦慮する各町内会に導入を働き掛ける。

 地域猫活動は1999年、横浜市磯子区でスタート。住民が活動費を出し合い、当初の13団体から27団体(2009年度末)に増加した。長野県松本市のように4年間で31匹から5匹に減少した成功事例の一方、活動地区に新たに猫が捨てられる弊害も生じている。

 盛岡市保健所生活衛生課の岩崎ささ子獣医師は「猫の処分率を低下させるためには、野良猫の出産を防ぐことが第一飼い主のモラル向上を図りながら、住民主体の活動を広めたい」と狙いを語る。

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| 報道 | 06:12 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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