[報道] ネズミを使った動物実験が、人体にすべて当てはまるわけではない 米研究
ネズミ動物実験の人体への適応性
人体の病理的メカニズムを解明したり、あらゆる病気への治療方法を開発する際の動物実験には、現在まで50年間以上、ネズミが使われてきた。
しかし、Proceedings of the National Academy of Sciences(以下、PNAS)に発表された論文によると、少なくとも火傷、外傷、敗血症の3つにおいては、ネズミのモデルを人体に当てはめることは難しい。
(Wikipediaより引用)
人間より、炎症性疾患に耐性のあるネズミ
これら3つの炎症性の疾患に対して反応するネズミの遺伝子は、人間のそれとはかなり異なる。また、ネズミは、3つそれぞれに違ったパターンの遺伝子反応を示したのに対し、人体では3つに類似した遺伝子反応が見られた。すなわち、火傷、外傷、敗血症のどれか1つに対する効果的な治療方法が発見されれば、それが3つすべてに共通して利用が出来るかもしれない。
アメリカでは、年間75万人の患者が敗血症にかかり、そのうち4分の1から半分の患者を死に至らしめ,集中治療室での主な死因の1つとなっている。
さらに、この研究によって、癌や心臓疾患など、免疫システムに関わる病気に、ネズミを使った動物実験の結果を適用すべきか否か、という疑問が問いかけられる。
Q Life Pro 2013年02月17日
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