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犬・猫の殺処分テーマに命の授業 中津市 /大分

犬・猫の殺処分テーマに命の授業 中津市(大分合同新聞)

 動物の命の尊さを実感し、思いやりの心をはぐくもうとする「命の授業」が、中津市山国町の三郷小学校(西胤範昭校長、111人)で始まった。県北部保健所が、動物愛護推進事業として、小学生向けに企画した。2010年度は、県全域での開催を前提に、モデル授業として中津、宇佐両市で取り組む。

 初の授業には同校の5、6年生39人が参加。県動物愛護推進委員で組織するボランティア団体「ホームピーナツ」(増田圭おる代表、9人)のメンバーが講師を担当。殺処分される犬や猫をテーマに、授業を進めた。
 09年度中、約3700匹が殺処分(県調べ)されている現状や、各保健所に持ち込まれる際の理不尽な理由など、メンバーは体験、実例を踏まえながら、児童に語りかけた。重く、暗い話が続いたが、子どもたちは熱心に耳を傾け、「どうすればいいのか?」を懸命に考えていた。

 初めて知ったという児童も多かった。橋本宏君(11)は「毎週金曜日に多くの犬が処分されていることを知り、悲しくなった。ほかの国のように法が整備されるといい」、小西秀平君(12)は「猫を飼っているけれど、絶対に手放さないという思いを強くした」、藤原みなみさん(11)は「身勝手な理由で命を落とす犬や猫がかわいそう。今はできないが、将来、飼う機会があれば、助けてあげたい」と話していた。
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