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「生まれ変わっても一緒」 /神奈川

「生まれ変わっても一緒」(神奈川タウンニュース)

 日野在住の吉田金三さん・トシ子さん夫妻宅の”チビ”は現在21歳の茶トラ猫。先日は港南区から長寿猫として表彰を受けた。人間なら約100歳だが、今でも紐であやせば本気でじゃれついてくるほど元気いっぱいの”おじいちゃん”だ。

 チビが吉田さん宅にやってきたのは、21年前の雨の日。手に乗るほど小さかったチビがダンボール箱でうずくまっていたところを、高校生だった次男の譲さんが見つけ、連れてきたのだった。「うちには黒トラ猫のガチャピンがいたから飼うことに抵抗はなかった」と、温かく迎えられたチビ。家族は子猫の愛らしい姿に虜になり、大切に育てた。

ところが、”居候”のかわいがられっぷりに嫉妬したのか、しばらくしてガチャピンが家出。「かわいそうなことをした」とトシ子さんはしんみり言うが、ガチャピンはその後、近所の野良猫のリーダーとしてたくましく生きたそう。

 対照的に、チビは外に出かけては喧嘩に負けて帰ってくる日々で、「いつもお尻をひっかかれていた。逃げるときにやられた証拠」と金三さんは大笑い。毎週のように動物病院にかかり、先生は「また、やられたのか」と呆れ顔だったとか。

 一方、家では典型的な内弁慶。叱られて機嫌を損ねると、一日中餌も食べずに”秘密の場所”に隠れ続ける頑固なところも。秘密の場所とは、かつて譲さんが使っていた部屋に積み上げられた箱と箱の隙間なのだが、いつも尻尾だけはみ出しているのだそう。「まさに頭隠して尻隠さず。でも、本人は隠れているつもりだから、そっとしておいてあげてるの」。

 夫婦の会話でチビが話題にあがると、寝ていても必ず「ニャニャ」と走ってきて、話に加わろうとする。夫婦喧嘩をしていても、「ニャニャ」と2人の顔を見上げながら「やめて」と言っているよう。

 そんなチビが今春、突然餌を食べなくなった。動物病院では「もう寿命」と言われたが、点滴を打ってもらって元気を取り戻した。「言葉は話せないけれど、言うことは何でも分かっている」というチビは、夫妻にとって我が子同然。トシ子さんはチビを抱きあげ、こう語りかけた。「今度生まれて来ても、ずっと一緒に暮らそうね」。
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