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アライグマ駆除30倍 /兵庫

アライグマ駆除30倍(読売新聞)

 野生化した外来生物のアライグマの駆除数が、宝塚、三田両市で2004年度からの6年間で30倍前後に急増している。各自治体では農作物だけでなく、人的被害の報告もあり、生息域も尼崎市などの市街地に拡大中だ。外来生物法で捕獲対象となっているため、各自治体が駆除を進めているが、繁殖の勢いに追いついておらず、専門家は「驚異的な増え方。小さくても凶暴なため、いつか人間に大きな危害を加えないか心配だ」としている。

 アライグマは北米に生息し、体長40~60センチ。テレビアニメの影響でペットとして人気が出たが、飼育放棄された個体が繁殖し、急増しているとみられる。

 宝塚市では、04年度の駆除数は4匹だったが、今年度(4~9月)は33倍の132匹、三田市は04年度の5匹が今年度(4~8月)で、29倍の144匹に。宝塚市では、スイカやイチゴなどの被害額が少なくとも210万円に上るという。

 同市では2年前、猟友会の前会長が捕獲の際、革の手袋を突き破るほど強く指をかまれ、負傷した。

 アライグマは市街地にも出没しており、尼崎市では今年度、4匹、芦屋市では21匹を捕獲した。民家のゴミをあさったり、屋根裏でふんをするケースもある。

 宝塚、三田の両市などは猟友会に委託し、駆除を続けるが、依頼件数に追いつかないのが現状。宝塚市は、イノシシ対策を兼ね、畑の周囲に電気柵を置くが、担当者は「わずかなすき間から侵入し、穴も掘るので意味がない」と嘆く。

 アライグマは県内全域でも増加傾向にあり、捕獲件数は、2005年度361匹から09年度に9倍の3281匹に増加している。

 県森林動物研究センター(丹波市)によると、県内では30年以上前、神戸市北区で初めて確認。1995年以降に増え始め、同区や三田、三木両市などで増加が目立つという。同センターによると、「アライグマは雑食性で適応力、繁殖力が強く、天敵もいないため、加速度的に増えている」という。

 1匹にかかる捕獲処分費6000円は、県と市町で折半しており、捕獲処分の関連予算は昨年度の1200万円から、今年度は1800万円に増額。同センターは「捕獲したときは威嚇してくることもある。六甲山のイノシシのように人を襲えば、えさを確保できることを学ぶ可能性もある」としている。
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