野良猫:地域で管理 盛岡市と「いのちの会」、モデル事業実施 /岩手
野良猫:地域で管理 盛岡市と「いのちの会」、モデル事業実施(毎日新聞)
◇不妊手術や餌やり 住民との共生目指す
盛岡市は、今月から野良猫や迷い猫を地域ぐるみで管理する「地域ねこモデル事業」に取り組む。首都圏などでは広まりつつあるが、県内では初めての試み。動物愛護団体「動物いのちの会いわて」(雫石町)と連携し、住民と協力して不妊去勢手術や餌の管理などを実施。猫と住民との共生を目指す。
いのちの会が市の公募型協働推進事業に応募し採択された。事業費は75万円(うち補助金は50万円)。
市保健所によると、殺処分された猫は、▽08年度154匹▽09年度80匹▽10年度(4~8月)112匹。減少傾向にあるが、犬に比べるとはるかに多い。飼い主が安易に繁殖させ、育てきれずに捨ててしまうのが原因だという。また市には「ふん尿がくさい」「鳴き声がうるさい」といった苦情も年間300件以上と増加している。
市保健所生活衛生課の岩崎ささ子獣医師は「猫を適正に管理して地域環境の悪化を防ぐ必要がある」と地域猫活動の狙いを話す。
モデル地区には苦情が多い地域から市南部の町内会など4カ所を選定する予定。野良猫の数や被害状況などの実態調査をした後、住民らが餌やりや猫用トイレの設置など一定のルールで管理し、被害や苦情が減ったかを確認する。不妊手術費用は事業費で賄う。
地域猫活動は1999年に横浜市磯子地区で始まった。野良猫が減少する事例がある一方で、活動地区に猫が捨てられたり住民との対立が発生するなどの課題も指摘されている。いのちの会の下机都美子代表は「猫も同じ命。住民と猫が向き合えるよう地域との対話を重視したい」と意気込んでいる。
岩手県盛岡市の地域ねこモデル事業がうまくいきますように。
しかし、活動地区に猫を捨てに来るなんて、頑張っている人達を利用するようで許せないですね。
◇不妊手術や餌やり 住民との共生目指す
盛岡市は、今月から野良猫や迷い猫を地域ぐるみで管理する「地域ねこモデル事業」に取り組む。首都圏などでは広まりつつあるが、県内では初めての試み。動物愛護団体「動物いのちの会いわて」(雫石町)と連携し、住民と協力して不妊去勢手術や餌の管理などを実施。猫と住民との共生を目指す。
いのちの会が市の公募型協働推進事業に応募し採択された。事業費は75万円(うち補助金は50万円)。
市保健所によると、殺処分された猫は、▽08年度154匹▽09年度80匹▽10年度(4~8月)112匹。減少傾向にあるが、犬に比べるとはるかに多い。飼い主が安易に繁殖させ、育てきれずに捨ててしまうのが原因だという。また市には「ふん尿がくさい」「鳴き声がうるさい」といった苦情も年間300件以上と増加している。
市保健所生活衛生課の岩崎ささ子獣医師は「猫を適正に管理して地域環境の悪化を防ぐ必要がある」と地域猫活動の狙いを話す。
モデル地区には苦情が多い地域から市南部の町内会など4カ所を選定する予定。野良猫の数や被害状況などの実態調査をした後、住民らが餌やりや猫用トイレの設置など一定のルールで管理し、被害や苦情が減ったかを確認する。不妊手術費用は事業費で賄う。
地域猫活動は1999年に横浜市磯子地区で始まった。野良猫が減少する事例がある一方で、活動地区に猫が捨てられたり住民との対立が発生するなどの課題も指摘されている。いのちの会の下机都美子代表は「猫も同じ命。住民と猫が向き合えるよう地域との対話を重視したい」と意気込んでいる。
岩手県盛岡市の地域ねこモデル事業がうまくいきますように。
しかし、活動地区に猫を捨てに来るなんて、頑張っている人達を利用するようで許せないですね。
- 関連記事
-
- 殺処分の犬猫を慰霊 /群馬
- 野良猫:地域で管理 盛岡市と「いのちの会」、モデル事業実施 /岩手
- 「犬を飼うこと」の現実を知るために
| 報道 | 07:55 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑