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野良猫調査で協力 殺処分減を視野に

朝日新聞 より

 麻布大学(相模原市)が横浜市神奈川区や県動物愛護協会と協力し、野良猫の生態調査に乗り出した。まず同区内で8地区を選んで個体数を調べ、その後は不妊・去勢手術を施して元の場所に戻し、追跡調査もする計画だ。将来的にはデータを生かし、殺処分される野良猫を減らすことを目指す。

 調査は同大学獣医学部の植竹勝治教授(動物行動管理学)と学生が中心になり、今春スタートした。

 個体数調査は野生動物の調査に使う「ルートセンサス」と呼ばれる手法をとる。あらかじめ設定した道順を2人組で歩き、発見場所と頭数、個体の特徴を記録し、デジタルカメラで撮影。1日3回、計6時間かけて調査し、距離あたりの頭数から全体の数を推定する方法だ。季節を変え、年3回調査するという。

 動物愛護協会は地域住民に「野良猫をどこで見かけるか」「どんなことで迷惑しているか」などを聞き取り調査する。個体数調査にアンケートの結果を加味し、実態をつかむ狙いだ。同協会は併設の動物病院で不妊・去勢手術も担当するという。

 一方、神奈川区は対象地区の町内会長に協力を求め、回覧板などで住民への周知を依頼する。調査にあたる学生らに腕章も提供するという。

 今後はスチール製の「捕獲機」で野良猫を捕まえて手術をする。手術済みの猫は耳先を小さくカットして個体識別番号で管理し、行動範囲や健康状態の変化、生存年数などを調べる方針だ。

 動物愛護協会の人件費を除き、手術費などの経費は原則、麻布大が研究費で負担するという。

 植竹教授は「日本では前例のない調査。科学的、実証的なデータを得るには10~15年かかる」と息長く取り組む考え。捕獲時には採血をし、皮膚病など病気の有無もチェック。簡単な治療を施すなど健康面のケアもしたいという。

 県動物保護センター(平塚市)によると、管轄地区(横浜、川崎、相模原、横須賀、藤沢市以外の県内)の犬猫の処分頭数は、2009年度が1990頭で、その8割近くが所有者不明の猫の出産による生まれたばかりの子猫という。

 植竹教授は「殺処分の数を減らすには、野良猫の繁殖を抑えることが重要」と話す。植竹教授らによると、捕獲した野良猫に不妊・去勢手術を施し、元の場所に戻す手法は「TNR」と呼ばれ、海外では野良猫減少に有効との研究結果もあるという。

 「将来は、環境省がガイドラインで推奨する『地域猫活動』にもデータを役立てたい」と植竹教授。地域猫とは不妊・去勢手術だけでなく、町内会などがエサを与え、汚物の管理もして世話をする猫のこと。住民の理解と協力が不可欠で成功例は少ないという。

 磯子区などで地域猫活動を導入し、現在は神奈川区の福祉保健センターの黒沢泰さんは「実証的なデータがあれば、地域猫活動を円滑に進める上でも役立つはず」と話している。



すごいですね!
区と大学と愛護団体が協力して行う猫を救う為の研究(実質TNR)。それも10から15年もかけてなんて!

この活動によって、若い世代(大学生)や地域住民に広く犬猫の現状が伝わる事になると思います。
きっと横浜市の殺処分数は減少していくでしょう。
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