犬猫殺処分:昨年2178頭 県桜井保健所愛護センター、指導や譲渡事業に力 /奈良
毎日新聞 より
◇飼い主はマナー守って
飼い主に捨てられたり、はぐれたりして行き場をなくす犬猫が後を絶たない。県桜井保健所動物愛護センター(宇陀市)は昨年、県内で捕獲・保護された2283頭を収容し、約95%の2178頭が殺処分された。少しでも多くの命を救おうと、同センターは飼い主への指導や譲渡事業に力を入れている。【岡奈津希】
同センターに並ぶ飼養室。格子扉の向こうから、茶と黒が混じった毛並みの犬がこちらをじっと見ている。近づくと、飛び上がってしっぽを振り、お座りをした。「どこへ行っても可愛がってもらえるように」としつけられているという。
毛並みが甲斐犬に似ていることから「カイ」と呼ばれている。6月末、吉野の山中をうろついているところを捕獲された。首輪はしていなかったが、人に甘えるため、飼い犬だったらしいという。
捕獲されたり、引っ越しなどの理由で次々と持ち込まれる犬猫。飼い主が名乗り出ない場合、攻撃性や健康状態の審査を受け、「カイ」のように問題がなければ新たな飼い主を待つ。
一方、かみ癖があり、譲渡できないなどと判断されれば、ガスで殺処分される。ほぼ毎週、数匹が処分されていく。同センターの伏見誠所長は「飼い主はマナーを守り、動物に愛情を持って家族の一員として飼ってほしい」と呼びかける。
殺処分を1頭でも減らそうと、同センターは講習や電話相談で飼い主にペットとの付き合い方を指導するなどしている。譲渡には家族全員の同意や日常的に家族が不在にならないこと、講習を受けることなどが条件となっており、職員による自宅訪問後、実際に触れ合って相性を確認する。こうした取り組みで09年は51匹が新しい家族にもらわれて行った。
同センター職員の藤井敬子さんは「犬は15年、猫はもっと長く生きる。先を考えずに目の前の可愛さで飼ってしまう人が多い。命を預かるには覚悟が必要」と話す。譲渡の情報はホームページで閲覧できる。問い合わせは同センター(0745・83・2631)。
犬や猫と暮らす人々のモラルが向上する。
既に出来ている人にとってはあたりまえのことですが、わかっていない人が多いようです。
センター職員の方々が行っている講習は譲渡される犬猫たちが再び捨てられないようにするために、本当に大切なことだと思います。
・犬や猫の寿命が十数年あること
・かわいいだけではないこと
・時間を費やすこと(又は、時間の制限が出来てしまうこと)
・お金がかかること
・人間と同じ命を持っていること
たったこれだけの事が理解出来ているだけでいいのです。
それだけで殺処分される命はだいぶ減るでしょう。
◇飼い主はマナー守って
飼い主に捨てられたり、はぐれたりして行き場をなくす犬猫が後を絶たない。県桜井保健所動物愛護センター(宇陀市)は昨年、県内で捕獲・保護された2283頭を収容し、約95%の2178頭が殺処分された。少しでも多くの命を救おうと、同センターは飼い主への指導や譲渡事業に力を入れている。【岡奈津希】
同センターに並ぶ飼養室。格子扉の向こうから、茶と黒が混じった毛並みの犬がこちらをじっと見ている。近づくと、飛び上がってしっぽを振り、お座りをした。「どこへ行っても可愛がってもらえるように」としつけられているという。
毛並みが甲斐犬に似ていることから「カイ」と呼ばれている。6月末、吉野の山中をうろついているところを捕獲された。首輪はしていなかったが、人に甘えるため、飼い犬だったらしいという。
捕獲されたり、引っ越しなどの理由で次々と持ち込まれる犬猫。飼い主が名乗り出ない場合、攻撃性や健康状態の審査を受け、「カイ」のように問題がなければ新たな飼い主を待つ。
一方、かみ癖があり、譲渡できないなどと判断されれば、ガスで殺処分される。ほぼ毎週、数匹が処分されていく。同センターの伏見誠所長は「飼い主はマナーを守り、動物に愛情を持って家族の一員として飼ってほしい」と呼びかける。
殺処分を1頭でも減らそうと、同センターは講習や電話相談で飼い主にペットとの付き合い方を指導するなどしている。譲渡には家族全員の同意や日常的に家族が不在にならないこと、講習を受けることなどが条件となっており、職員による自宅訪問後、実際に触れ合って相性を確認する。こうした取り組みで09年は51匹が新しい家族にもらわれて行った。
同センター職員の藤井敬子さんは「犬は15年、猫はもっと長く生きる。先を考えずに目の前の可愛さで飼ってしまう人が多い。命を預かるには覚悟が必要」と話す。譲渡の情報はホームページで閲覧できる。問い合わせは同センター(0745・83・2631)。
犬や猫と暮らす人々のモラルが向上する。
既に出来ている人にとってはあたりまえのことですが、わかっていない人が多いようです。
センター職員の方々が行っている講習は譲渡される犬猫たちが再び捨てられないようにするために、本当に大切なことだと思います。
・犬や猫の寿命が十数年あること
・かわいいだけではないこと
・時間を費やすこと(又は、時間の制限が出来てしまうこと)
・お金がかかること
・人間と同じ命を持っていること
たったこれだけの事が理解出来ているだけでいいのです。
それだけで殺処分される命はだいぶ減るでしょう。
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| 報道 | 00:29 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑
殺すな助けてあげて 全て人間が悪い なぜ動物を捨てた人間が死なんの!?
こんなん間違ってるやろ!!
一生懸命助けようとしてるのはわかる!! でも、結局殺すのなら、・・・
この罪は全ての人間の罪 人間は生きてたらあかん!!
何もできないくせに、こんなこと言う自分が最低な人間やね。
| ふざけんな | 2012/09/22 10:33 | URL |