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高齢者世帯で増えるペット 県が実態調査へ /静岡

静岡新聞 2010/12/27

 県は、高齢者世帯のペットの実態調査に乗り出す。核家族化を背景に犬や猫がお年寄りの“生活のパートナー”になっている半面、施設入所や病気で散歩、餌やりができず、殺処分されるペットが目立ってきているためだ。高齢者世帯で増加するペットが、新たな行政課題になってきた。

 県は2008年に策定した県動物愛護管理推進計画で、10年間で殺処分を年6千匹まで半減させる目標を掲げた。「飼い主責任の徹底」などを柱に動物愛護関係マニュアルの活用をはじめ、飼い方指導に当たる動物愛護推進員の制度も導入し、人員確保を進めている。

 ただ、保健所では高齢者から相談があれば応じてきたが、飼育状況や飼えなくなったペットの引き取り先・数などを直接把握する調査は行ってこなかったという。

 実態調査では、年代別・世帯別のペット飼育状況や、各市町での高齢者が飼えなくなった動物への対応状況、高齢者に代わる散歩サービスなど各地のボランティアの取り組みなどがポイントになりそう。

 沼津市のNPOしずおかセラピードッグサポートクラブによると、過去5年間で飼い主を見つけた約60匹の犬のうち、10匹ほどは高齢者からの依頼だった。夫婦で介護施設に入所したり、高齢で大型犬が飼えなくなったケースがあった。加藤元章会長(47)は「高齢者が飼うのは成犬の場合が多く、(飼い主を探す)マッチングは子犬より難しい。殺処分を減らすためにも行政の支援は必要不可欠」と話す。

 県衛生課の職員は「成犬譲渡制度の活用も紹介できるが、愛着あるペットの将来の飼い主を探しておいてほしいと助言するのは心情的につらい。まずは身内でペットとの共生を話し合ってほしいのですが…」と、当面の対策に頭を悩ます。

犬猫の殺処分県内年6千匹

 県は2008年に「県動物愛護管理推進計画」を策定し、09年10月から県内全域で保健所での飼い主からの犬猫引き取りを有料化した。成犬猫は2千円、子犬猫は400円。導入から1年間で政令市を除く市町の有料引き取り数は、1274匹から769匹と半数近くに減った。ただ、住民の要望で捕獲・保護する犬猫を含めて年間6千匹以上が殺処分されているのが現状で、約9割を猫が占め、うち約8割は子猫という。



この記事に記載されているように行政だけにまかせるのではなく、飼い主となる方のモラル向上が必要不可欠です。

加えてペットショップでも、動物を購入するお客に対して不妊を怠るとどう言う事になるか、その結果どれだけの犬猫が殺処分されているかを説明する義務があるのではないでしょうか?
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