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軽井沢で家庭犬を野生動物対策に生かす試み 26日説明会 /長野

信濃毎日新聞 2010年9月9日

 家庭犬を訓練して人と熊、猿などの野生動物のすみ分けに役立てようとの試みを、北佐久郡軽井沢町のNPO法人スポーツコミュニティー軽井沢クラブが10月から始める。熊対策犬(ベアドッグ)のような専門犬の養成ではなく、「フォレスト・レンジャー・ドッグ」(森の見回り犬)として適性がある家庭犬を選び、能力を伸ばすのが狙い。特定の動物の尿に反応したり、動物の気配を察したらほえて追い払うようしつける。
 熊や猿などの出没に悩む同町では、自然環境を守りながら、農作物の食害や人への危害をどう防ぐかが課題となっている。愛犬と一緒に楽しむスポーツイベントを主催してきた同クラブは「日課である犬との散歩が野生動物対策につながれば」と家庭犬の訓練を企画。小諸市の獣医師山下国広さん(57)が指導を担当する。

 山下さんは県内外で鳥獣対策に取り組み、南佐久郡佐久穂町などでシカ対策の「里守(さとも)り犬」のインストラクターも務める。「訓練で飼い主との信頼関係を深めることは、普段の生活のしつけにもつながる」と話す。

 10月3、4日に犬の適性テストをして、犬と飼い主30組を選定。ほかの人や犬にけがをさせる危険がないか、臆病(おくびょう)過ぎることはないか、歩き回る体力があるか-などが基準になる。熊の毛皮で作った着ぐるみを使い、熊と遭遇してパニックにならないかもテストする。

 訓練は10月17日以降、来年3月まで原則隔週の日・月曜日に実施。麻布大学野生動物学研究室や、軽井沢町のNPO法人ピッキオなどの動物専門家も協力する。

 山下さんは「元気な犬は『うるさくて困る』とみられがちだったが、本能なのに、それではかわいそう。訓練で犬のエネルギーを良い方向に向けられる」と話している。

 訓練は無料で受けられるが、クラブに入会することが条件(年会費5千円)。26日午後1時から同町商工会館で、訓練の基本的な考え方や野生動物との共生について説明する。申し込み、問い合わせは同クラブ(電話0267・44・6680)へ。
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