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歯のケアをおろそかにしないで

2010年10月26日

 ペットを家族と呼ぶ人は食餌内容や健康管理に気を配る。だが歯のケアまでする飼い主は、どれくらいいるだろう。「ペットがかかるすべての病気の中で一番多いのが歯周病です。しかし命にかかわることがほとんどないから、おろそかにされてきました」。そう警鐘を鳴らすのは、埼玉県上尾市で開業する藤田桂一獣医師だ。病院を訪れる3歳以上の犬と猫の口中をのぞくと、その8割は歯肉が赤く腫れ、歯の表面に茶色の歯垢(しこう)・歯石が付着して口臭がある。健康な犬や猫の口は無臭なので、臭(にお)いは異常のサインだ。

 歯周病は鈍痛を伴いながら症状が進行し、それは動物の行動や仕草に現れる。くしゃみや鼻水、首を振る、食べ方がおかしい、性格が凶暴になる(痛みのため)なども一例で、猫は毛繕いしなくなることもある。細菌の毒素が体内に及び、心臓や肝臓、腎臓に悪影響を与える可能性もある。

 歯周病は飼い主が予防できる病気の一つだ。動物病院で治療を完了してから、歯磨きを身につけて習慣づけよう。まずは人も動物もリラックスした状態で、ご褒美をやりつつ口の周りを触る。無理強いはせず、徐々に歯、そして口の中に触れては褒める。慣れてきたら濡(ぬ)らしたガーゼを指に巻き、次に軟らかい歯ブラシで歯と歯間をこする。数週間あるいは数カ月かかっても、何歳からでも始めてほしい。人間用のスケラーを使って、自宅で歯石を取ろうとすると歯の表面を傷つけてしまう。かえって歯石が付きやすくなる上、小型犬の顎(あご)は薄いので危険である。

 歯周病と並んで多い口腔(こうくう)トラブルは歯が折れるケース。犬の歯は上下の顎がハサミのようにすれ違いながら食べ物を切り裂く。堅い骨やひづめをかむのはハサミで石を切るようなもので、奥歯を傷つけるから要注意。歯が欠けて赤い歯髄が見えたら専門治療ができる獣医師を探して治療することだ。

 歯科治療を終えたペットは見違えるほど元気になり、飼い主は笑顔を取り戻す。「それが何を物語るか考えてほしいです。動物はしゃべりません。痛みを訴えることが出来ないのですから」。そう語る藤田獣医師の病院では正しい歯磨きを普及させるため、歯科教室を開いて指導している。(作家)

次回は11月23日掲載
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