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線路のシカに徐行2時間超 北で温かい話 /北海道

日刊スポーツ 2011年01月26日

 北海道のJR石勝線新夕張駅(夕張市)-占冠(しむかっぷ)駅(占冠村)間で25日朝、貨物列車が約10キロ、約2時間20分にわたって、線路に入り込んだ野生シカの後を超徐行運転でついていく事態が起きた。接近しても、汽笛を鳴らしても線路を去らなかったため、運転士はやむなく“シカ様”の後をゆっくり走る措置をとらざるを得なかったようだ。単純計算で、その間の平均時速は5キロ以下。積雪で線路から抜け出しにくかったのも一因とみられるが、JR北海道によると非常に珍しい事態という。

 JR北海道によると、この日午前7時10分ごろ、JR石勝線の新夕張駅-占冠駅間を、占冠方面に向かって走行していた貨物列車(札幌貨物ターミナル発、帯広貨物駅行き)の運転士が、夕張市内でシカが線路内に入っているのを見つけ、緊急停車した。

 シカは列車が近づいても線路から離れる気配はなし。運転士は何度も汽笛を鳴らして“警告”したが、それでもシカは線路上をゆっくり歩き続けるばかりで、去らなかったという。そのため列車は、シカに接触しないよう気をつけ、その後を徐行運転でついていくしかない状況になった。

 付近は山間部で、線路両脇はかなりの積雪があったため、シカが物理的に抜け出しにくかった可能性もある。シカは線路から去ることなく、トンネルを4カ所抜けながら占冠方面へ歩き続けた。列車は根気よく、その後を徐行してついていった。午前9時半ごろ、出現地点から東に約10キロ離れたむかわ町の山間部でようやく、線路外に去っていった。

 その間約2時間20分。単純計算すると、列車は人間の歩行速度程度の、平均時速約4・3キロで超ノロノロ運転を続けたことになる。シカは1回も列車に接触することなく、無事に山へ帰ったようだ。結局、特急列車を含む後続の上下線計5本が最大約1時間半遅れ、約700人に影響が出た。

 JR北海道によると、現場周辺にはシカやクマなどの野生動物が多く、列車がシカと接触・衝突してしまったり、シカを見て急ブレーキをかけることはしばしばあるという。そのため石勝線などでは以前から、シカ多発ポイント付近にシカ侵入防止用柵を設置。それでも完全に防ぐのは困難という。ただ同社では、今回のように長時間シカの後を徐行運転せざるを得ない事態になるのは「非常にまれ」としている。

 札幌管区気象台によると25日午前7時における、夕張地方の気温は氷点下7・1度、積雪約134センチ。占冠地方は氷点下13・4度、積雪約60センチだったという。



JRって最近あまりいい話を聞きませんが、この記事はあったかい気分になりました。
上下線5本が1時間半遅れると損失も安くはないでしょうに、鹿の命の方を優先して頂けるJRに拍手。



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