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不要犬・ネコ回収車にゴミのように捨てられ… - ペット大国日本が抱える"闇"

マイコミジャーナル 2011年01月28日

昨年12月、東京・千代田区で「動物愛護法改正に向けて! 」と題したシンポジウムが開かれた。女優の浅田美代子さんや元国会議員の藤野真紀子さんもパネリストとして登壇。ペットをめぐる現状に憤りの声を挙げ、法律改正の必要性を熱く訴えた。ペット大国・日本でいま、どんな問題が起きているのか。シンポジウムを主催した日本動物虐待防止協会代表で放送作家の藤村晃子さんに聞いた。

1年間に殺処分される犬は8万頭以上

――12月のシンポジウムでは犬の殺処分についての問題も議論されました。日本ではいまどれくらいの犬が殺処分されているのですか?

環境省の2008年度のデータによると「愛護センター」や「動物指導センター」などに収容された犬は年間9万810頭、そのうち8万2,464頭が殺処分されています。迷い犬のほか、飼い主から処分依頼されて殺処分される犬もかなりの数に上っているようです。

――飼い主からの処分依頼とは……。そんなことが簡単にできる仕組みなのですか?

「鳴き声がうるさい」「引っ越しするので飼えなくなった」「病気になった」といった理由でも、法律上引き取らざるを得ない自治体が多いですね。

「不要犬・ネコ回収車」に捨てられた犬は泣き叫びながら死んでいく

――12月のシンポジウムでは、藤村さん自身が捨てられる命の現状を追ったドキュメンタリー『最後の瞳』の上映もありました。飼えなくなったペットを回収する「不要犬・猫回収車」に同行し取材されたものですが、私自身はこうした「回収車」の存在も知らなかったので驚きました。

こうした回収車は、保健所まで車で何時間もかかるような広域な県などに多いですね。自治体から委託された業者が定期的に指定場所を周り、「飼えなくなった」ペットを回収しています。私が取材した地域では、週に1、2回、きょうは何市、あすは何市という具合に回っていました。ゴミのように箱やケージに放り込まれ回収されていく犬やネコをみているとやり切れない思いがしました。

――その犬たちはその後どうなるのですか?

迷い犬として保護された犬の場合は愛護センターなどに3―7日ほど収容され、飼い主などの引き取り手がない場合に殺処分されるということになっているのですが、飼い主自身が持ち込んだ犬は翌日にはもう殺処分という感じです。

――シンポジウムでは浅田さんが「殺処分の方法も酷い」と発言されていましたね

日本では二酸化炭素ガスを使った殺処分がほとんど。これは決して安楽死ではありません。電車のようにすし詰めの状態でパニック状態になり苦しみながら死んでいく「窒息死」です。麻酔剤を併用した安楽死に変えるべきだと思います。犬が泣き叫ぶ姿や壁をひっかく姿が頭から離れず、夢でうなされる職員もいます。「犬・ネコ回収車」や殺処分の現状についてはペット大国日本の責任!―いのちがおしえてくれたこと (長崎出版)という本で詳しく書いています。興味のある方はぜひ読んでみてください。

悪徳業者排除のための動物愛護法改正を

――業者側の問題についてもお聞きしたいと思います。悪徳業者が後を絶たないとのことですが

売れない犬を保健所に連れていって処分してもらったり、糞尿だらけの不衛生な状態で育て、ごはんをろくに与えなかったり。これは虐待ですね。悪環境に置かれた犬は体の免疫力が低く感染症にかかりやすくなります。全身の毛が抜けたり、爪が肉球に入って腐ったり。体にひどい負担がかかるほど出産を繰り返させる業者もいます。私たちはこうした悪徳業者を「パピーミル」(子犬製造工場)と呼んだりしていますが、彼らはペットを金儲けするためのモノとしか見ていません。限界まで産ませるだけ産ませて、子犬を産まなくなればお金がかかると捨てて、売れ残れば廃棄するのです。

――こうした悪徳業者を排除するためにも動物愛護法を改正して規制を厳しくすべきだと

はい。日本では、ペット産業を取り巻く業界の都合を軸にすり合わせるという形で作られています。これでは本当の動物愛護法とはいえません。日本の憲法を変えないと禁止にできないとか、不透明な理由から法改正が長年進んでいませんが、例えばイギリスでは、衝動買いを促すような子犬の店頭販売は規制の対象となり、ドイツでは飼う側にも当然の飼育規制を法整備しています。繁殖者には、繁殖の回数制限も明記しています。

今回の改正では少なくても、「深夜販売、インターネットのクリック販売、ネットオークション、悪徳繁殖業者の温床になっているペットの競市などへの厳しい規制」と「8週齢以下の犬は親犬から離さない、幼年齢扱いの徹底化」を求めていきたいと考えています。

――8週齢以下の犬はなぜ親から離してはいけないのですか?

犬が親や兄弟から社会性を学ぶ大切な時期は生後6~12週間、この時期を「社会化期」といいます。ところが、日本では生後36~45日が"売り時"とされているのです。この時期に親から引き離され、市場に出されることは犬の成長にとって決してよいことではありません。生後約35日~50日は特に感染症にかかりやすい時期でもあります。経営事情から、大きい犬を店内に置いておくのは、不利益だという考えもあるらしいのですが。

――そうですね。人間に置き換えて考えればわかるような気がします。最後に今後の活動について教えてください

3月には動物取扱業に関する骨子案が決まる予定です。そこで2月26日にデモ行進を行うことになりました。悪徳業者から動物の命を守るための動物愛護法改正を呼びかけます。

私たちが訴えていることは「あまりに理想が高くて現状に合わない」と言われることもあります。でもこちらからすれば理想が高いのではなく、動物たちへの配慮を考えるレベルが低すぎると思うのです。放送作家として経済番組を担当して感じたことなのですが、ビジネスから生まれる本当の価値は、お金だけではなく「どれだけ社会に貢献できたか」ではないでしょうか。

今後も動物達の命が、本当に救われるように、動物愛護法の行方をしっかりと見守っていきたいです。

PROFILE : 藤村晃子(ふじむら・あきこ)
日本動物虐待防止協会代表理事。放送作家。2009年DVD『最期の瞳』で不要犬・ネコ回収車に密着し、捨てる側の理由を直撃インタビュー。その様子を取材し、捨てられる動物たちの現状をカメラに収めた。同年、動物愛護管理法を見直す会を設立。2010年刊行の『ペット大国日本の責任!―いのちがおしえてくれたこと』(長崎出版)では、行政殺処分、インターネットオークション、深夜販売など多様化するペット問題を取り上げている。放送作家として、テレビ、CS番組などでも活躍する。

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