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動物との関係考える 岐阜で獣医学術学会 /岐阜

中日新聞 2011年02月12日

 日本獣医師会の獣医学術学会年次大会が11日、岐阜市の長良川国際会議場などで始まった。13日まで。県内での開催は初めて。

 このうち市民公開講座「野生動物の保護管理」では、数が増え過ぎて人の暮らしに被害を及ぼす動物と数が減った希少種のそれぞれの個体数管理について専門家が意見を述べ、約120人が耳を傾けた。

 獣医師須藤明子さんは、滋賀県で被害が深刻化するカワウ駆除の経験を踏まえ、個体数を確実に減らすには「プロによる科学的な実行が必要」と指摘。その上で「カワウが増えた根本原因は河川環境の変化。生物多様性のある河川を取り戻さないと人間との共存は難しい」と訴えた。

 市民公開講座は12、13日には「食の安全を守る農場管理獣医師」(12日)や「新学習指導要領と学校飼育動物」(13日)など計5つ開かれ、いずれも聴講無料。

 県獣医師会の近藤信雄会長は「市民の方にも参加してもらい獣医師の役割について知ってほしい」と呼び掛けている。
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