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余録:クマ

毎日新聞 2011年02月12日

 韓国には昔、野生のツキノワグマが多くいたが、今や生息が確認されているのは20頭未満。この冬は前年より1カ月ほど早く冬眠に入った。ドングリ類の実りが悪く、十分に太れないままらしい。状況が分かるのは絶滅阻止のため国家管理下にあるからだ。

 このプロジェクトを支援してきた広島のNPO法人「日本ツキノワグマ研究所」理事長、米田(まいた)一彦さんに聞くと、日韓のクマは顔つきなどが相当違う。だがエサ不足で冬ごもり前倒しの傾向は同じという。

 昨年はクマ出没が相次いだ。環境省によると人身被害は4~12月で死者4人、負傷者145人。クマは「有害捕獲」などの分類で3490頭が殺処分。どちらも06年に次ぐ突出した記録だ。

 クマの保護に努める実務者は人の被害を最も恐れ、同時に殺処分を悲しむ。人や農場に実害なく捕獲された場合、唐辛子スプレーなどで人間の怖さを教え、山奥に放す対策を推進してきた。しかし人里への出没が続く時は住民の不安が強く、行政の方針は殺処分に傾きがちだ。

 今年は昨年のようなドングリ類の一斉凶作は起きず、飢えたクマの大出没はあるまいと米田さんは予測する。だが冬眠中の雌グマは栄養不良で出産が激減しそうだ。そして絶滅の恐れがある地域のクマが人里近くに定着し、駆除されやすい構図は変わらない。

 人間よりクマの利益を優先する選択肢はあるまい。とはいえ野生動物との共存は地球環境の保全と意味が重なる。韓国ほどのピンチではないにしても、各地のクマの生息数が正確に分からない現状では慎重な対応が望ましい。適切な保護と被害防止を両立できる道を探りたい。



「適切な保護と被害防止を両立」本当にその通りだと思います。

この両立が簡単で無い事も解りますが、両立を目指して動き始めないと、いつまで経っても殺し続けるのみになってしまいます。

唐辛子スプレーを使用した対処は間違っているそうです(日本熊森協会)。
人間に恐怖心を抱くような状態で放獣すると、次に人間に遭遇した時に身を守る為に攻撃的になるそうです。



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