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幻のニホンジカ発見 山形ではすでに絶滅? /山形

産経ニュース 2011年02月15日

 県内では絶滅したと考えられていた「ニホンジカ」が大江町の山中で目撃された。地元山岳会のメンバーがトレッキング中に偶然遭遇したもので、真冬の“珍客”に山の達人たちもびっくりしている。

 ニホンジカを目撃したのは、山岳会のメンバーで大江町職員の庄司光幸さん(32)。先月29日、知人と2人で大頭森(だいずもり)山(標高984メートル)にトレッキングに出掛けたときだった。午前11時半ごろ、積もった雪をかき分けて沢伝いに歩いていたところ、知人が「何かいる」と声をかけてきた。雪崩を気にして上を見ていたが、視線を戻すと大きなお尻が逃げていくのが分かった。

 シカは木の皮を食べていたようで、2人が会話しながら歩いてくるのに気づき、逃げ出したようだ。

 一瞬見失ったが、雪から角が出ているのを発見。最初は地元でよく見かけるカモシカと思ったが、足が長く、長い角を持っていたので、「シカがいるわけない」と思いながらもカメラのシャッターを切った。

 「シカも慌てることなく雪に隠れていたのでしょうか」と庄司さん。“体隠して角隠さず”であっさりと見つかりはしたが、冬場でエサもなく体力も落ちていると考え、深追いはしなかったという。

 庄司さんが撮影した写真を見た山形大学の伊藤健雄名誉教授(動物生態学)は、(1)角が枝分かれしている(2)顔が鼻先に向かって細くなっている(3)茶色の冬毛-の3点からニホンジカと判断。枝分かれの状態から「4~5歳のオス」とお墨付きも与えた。

 伊藤名誉教授によると、ニホンジカは積雪が50センチ~1メートルでも生きられない。県内で生息していたニホンジカは明治から大正期に、冬に里に下りてきたところで狩猟に遭い、絶滅したとみられていた。日本海側の秋田や新潟でも同じ理由で、生息していないとされる。

 ただ、昨年、朝日町で開かれた「マタギサミット」では県内の目撃例が報告されたという。伊藤名誉教授は「温暖化が進む中で、山形県内でも生息し始めることは考えられる」としている。



今度は絶滅する事のないよう、そっとしておいて欲しい。

”冬に里に下りてきたところで狩猟に遭い”って、それじゃ、クマやイノシシやシカもそのうち絶滅するの?




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