飼育困難ペット引き取り 上天草・水族館「シードーナツ」無料で /熊本
西日本新聞 2011年02月18日
上天草市松島町の海中水族館「シードーナツ」(田辺緑社長)がペットとして飼育できなくなった外来種の魚を無料で引き取り、展示している。これまでに体長約3メートルに達する世界最大級の淡水魚「ピラルクー」など約10種類、20匹程度を受け入れている。国内では外来種が増え、在来種の生息を脅かす恐れが指摘されており、同館は「むやみに捨てず、相談してほしい」と話している。
シードーナツではここ数年、外来種の魚を引き取ってほしいと相談を受けるケースが急増しており「生態系や飼育のエチケットを学ぶ契機にできれば」と、昨年末から本格的に受け入れを始めた。館内に予備の水槽を置いて魚の種類ごとに展示している。
これまでに持ち込まれたのは、ピラルクーのほか、南米産の大型ナマズ「レッドテールキャット」、古代魚「エンドリケリー」、鋭い歯が特徴で熊本市の江津湖で釣り上げられた「アリゲーターガー」などで「大きくなりすぎて飼えない」などの理由で持ち込まれるケースが多いという。
ペットを持ち込む人には同館の担当者が最後まで責任を持つことや、むやみに捨てないよう注意している。同館の林郁子飼育管理課長(28)は「県内では、ダム湖で外来種が見つかるケースが多く、在来種の生息に影響が出る恐れがある。行政とも協力し、生態系を考える機会を増やしたい」と話している。同水族館の入館料は大人1300円、中高生800円。同館=0969(56)2570。
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シードーナツではここ数年、外来種の魚を引き取ってほしいと相談を受けるケースが急増しており「生態系や飼育のエチケットを学ぶ契機にできれば」と、昨年末から本格的に受け入れを始めた。館内に予備の水槽を置いて魚の種類ごとに展示している。
これまでに持ち込まれたのは、ピラルクーのほか、南米産の大型ナマズ「レッドテールキャット」、古代魚「エンドリケリー」、鋭い歯が特徴で熊本市の江津湖で釣り上げられた「アリゲーターガー」などで「大きくなりすぎて飼えない」などの理由で持ち込まれるケースが多いという。
ペットを持ち込む人には同館の担当者が最後まで責任を持つことや、むやみに捨てないよう注意している。同館の林郁子飼育管理課長(28)は「県内では、ダム湖で外来種が見つかるケースが多く、在来種の生息に影響が出る恐れがある。行政とも協力し、生態系を考える機会を増やしたい」と話している。同水族館の入館料は大人1300円、中高生800円。同館=0969(56)2570。
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