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青少年読書感想文府コンクール:上位作品 京都市教育長賞 /京都

毎日新聞 2011年02月22日

◆小学校高学年の部

◇ぶたから教えてもらった大切なこと--聖母学院小6年・中川拓哉

 今年、家畜伝せん病『口てい疫』で、宮崎県の多くのぶたや牛が殺処分された。このニュースを知ってから、この本を読んだので、とても強いしょうげきと悲しみを心に受けた。

 ぶたはとてもかわいく、とてもおいしい生き物だと思う。しかしぼくは、なぜ病気に感せんしていないぶたや牛まで殺さなくてはいけないのかという怒りの気持ちでいっぱいになった。

 と場で殺されるぶたの「命」の意味は、食肉となり、人間をはじめとする他の生き物の役に立つこと、口てい疫に感せんした事で殺処分となるぶたの「命」の意味は、感せん拡大を防ぐために役立つことだ。これらの点は理解出来るが、これに対して、移動制限区域で飼われているというだけで、感せん拡大に関わるかどうかも分からないのに、健康なぶたが殺されていくことが理解できないからだ。殺さず何とか出来る方法はなかったのかと悔しく思った。

 次に、この本を読んで初めて知って驚いた事がある。それは、ぶたにも人間と同じように好ききらいがあるということだ。ぶたは、きらいな物が混じっていたら、より分けて食べるのだそうだ。ぼくは、たとえきらいな物でもきちんと食べているので、ぶたの食べ方はいけないと思う一方で、少しうらやましい気もする。しかし、肉も野菜も食べることでその命をいただいているので、人間であるぼくは、どんな食べ物もそ末にしてはいけないと思う。

 生後約十ヶ月しかたっていない若いぶたを、早朝に職員がと場に連れて行き、食肉にするそうだ。だいたい体重が百二十キログラムのぶたが出荷され、肉にされていくのだ。実は、このと場にぶたを連れていく仕事が、職員の人々にとって一番つらいと書かれていた。日本では、毎日六万頭ものぶたや牛や鳥が肉になっている事を知り、そんなにたくさんの動物が人間のために殺されているのかと、とても驚いた。それでも肉は足りず、外国から輸入されているのだ。

 一頭のぶたが肉になるまでの時間は、なんと二十五分だ。肉になる前は百二十キログラムもあったぶたが、頭や足や内臓などを取ってしまえば、食肉になる部分は、なんとわずか七十キログラムしか残らないそうだ。ふだん何気なくおいしく食べているぶた肉について、なんて自分は無関心だったのだろうと反省し、もっと食べ物に感謝しなければならないと強く思った。

 ぼくはこの本を読み、どれだけ自分が、ぶたが肉になるまでを知らなかったかが分かり、様々な生き物達の命によって、ぼく達人間の命が支えられていることを学んだ。今年は生物多様性年で、名古屋で国際会議が開かれる年でもある。だからこそ、ありのままの生物多様性を守るために、自分に出来ることをよく考え、ふだんの生活の中で実行していくことが大切であると強く感じた。



やっぱり子供への啓発って大事ですね。

子供のうちに命の大切さを知って大人になれば、今のような状態を望まない大人が増え、それも殺処分現象につながるのではと思います。

動物にも命があります。
動物にも感情があります。

こんな当たり前の事が解らない大人が多すぎます。




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