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[報道] 両生類の危機 今こそ保護に取り組むときだ /愛媛

愛媛新聞 2011年02月28日

 世界的に生物種の減少が報告される中、特に両生類の存続が深刻な状況だ。

 国際自然保護連合(IUCN)によると、信頼できるデータがある脊椎動物約2万5千種のうち、絶滅の恐れがある種は約20%。中でも両生類の状況は深刻で、30%に上る種が存続の危機にある。

 先の、世界規模の両生類調査も、それを裏付けた。

 絶滅が懸念されているカエルなど、21カ国に及ぶ100種類の両生類調査で、確認されたのはわずか4種類に終わった。見つからなかった種は絶滅の可能性もある。

 両生類の危機は生態学的多様性の保全に大きなダメージとなる。現状を各国が認識し早急に保護策を確立した上で行動しなければならない。

 この調査は2010年8月から12月にかけ実施。長期間目撃されていない両生類を対象にして行われた。

 確認されたのは、1941年以来の確認となるメキシコのサンショウウオと、コートジボワールとコンゴで67年と79年を最後に確認されていなかったクサガエルなど。残りの96種を確認できなかった結果は極めて深刻だ。

 種の絶滅速度は加速している。恐竜の大絶滅期とされる約6千500万年前でも、絶滅速度は100年に一種だったとされる。今や1日に一種とも言われ、中でも両生類の絶滅速度が際立つ。

 両生類は、文字通り水辺を生活圏とする生物群だ。湿地などの減少が世界的に報告されており、水環境の危機という現状は両生類の危機をそのまま反映している。

 また減少の要因としてIUCNなどは、「ツボカビ」という菌類の脅威も挙げる。感染すると皮膚呼吸が困難になる。致死率が高いとされ、南北のアメリカ大陸やオーストラリアなどで大きな減少や絶滅を引き起こしている。

 ペットとして希少な両生類を飼育、野外に放つケースもツボカビ病の拡散や地域生態系の破壊につながる恐れがある。わたしたちも、飼育のマナーを正しく理解したい。

 こうした危機に対し、IUCNの「種の保存委員会」や両生類専門家グループなどが両生類保全行動計画を策定。並行して、「両生類の箱舟」プロジェクトで、飼育下繁殖を推進している。

 ただ、これはあくまでも緊急的な措置だ。野生の状態で生息できる環境を保全、維持する努力こそ求められる。

 環境破壊やペットとしての取引と外来種問題、経済活動とそれに伴う気候変動など、両生類を取り巻く環境は厳しい。いま保護対策を実行しなければ、彼らの多くは過去の生物になってしまう。

 それはまた人類の未来をも暗示していることに、わたしたちは気付かねばならない。



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