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[報道] 原発避難圏置き去りの犬猫 里親ボランティア募る 那須烏山

下野新聞 2011年04月21日

 福島第1原発近辺に取り残されたペットを助けようと金井1丁目、塾経営のダーク・ブレイスさん(49)と恵美子さん(48)夫妻が、救出された犬猫の里親ボランティアを募っている。福島市に臨時保護拠点を構えるNPO法人によって保護された避難圏内近辺の犬猫を預かる取り組みで、犬と猫計4匹を引き取ったブレイスさん夫妻は「現地の犬、猫の容体はどんどん悪くなっている。早く助けたい」と協力を呼び掛けている。

 ブレイスさんは那須烏山市内の犬猫の里親探しもしてきたが、今回は広島市のNPO法人「犬猫みなしご救援隊」の活動をテレビで知ったのがきっかけ。

 同法人は、20キロ圏内の避難者から依頼を受けて犬や猫を保護している。被ばくのスクリーニングをした上で保護した犬猫の情報は、同法人のホームページに掲載、避難中の飼い主捜しやその引き渡しにも取り組む。

 ただ同法人の臨時保護拠点は40~50匹が収容限度。保護した犬猫の一時預かり先がないと新たな保護が難しいため、同法人の佐々木博文理事は「今一番必要なのはホストファミリー」と訴えている。

 ホストファミリーとなる里親は、現地拠点に引き取りに来られることが条件。飼い主が避難所にいる間だけや飼い主が見つかるまで世話をしたり、飼い主が見つからない場合はそのまま飼い主になるケースも考えられる。

 こうした活動を知ったダークさんは9日と16日に保護拠点へ出向いて猫1匹、犬3匹を引き取ってきた。現地では健康悪化で保護後も水も飲めず、食事もできない犬猫も多く、今回引き取った猫や犬も白久の青木獣医科の協力で健康回復を進める。

 ブレイスさん夫妻は「今後の計画的避難地域の正式設定を考えれば、この1カ月の保護活動が重要」と、引き取った犬猫の里親をはじめ、福島市へ一緒に引き取りに行ってくれる里親を探している。問い合わせは恵美子さん方090・4204・7540(携帯)。



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