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[報道] 横浜に動物愛護センター 犬猫を保護、終生飼育訴え

産経ニュース 2011年05月20日
http://sankei.jp.msn.com/region/news/110520/kng11052022440007-n1.htm

 横浜市は捨て犬や捨て猫などの保護施設「横浜市動物愛護センター」(神奈川区)を22日に開所する。市によると、野犬は減ったが、犬や猫を最後まで飼わずに捨ててしまう飼い主は後を絶たない。このため市は、新設されたセンターを通じて、動物保護に加え、死ぬまで飼い続ける「終生飼育」の大切さも訴えていく考えだ。

 捨てられた犬や猫の収容・飼育や引き取りを希望する人への展示を行う本館棟がセンターの主な施設。延べ床面積約2830平方メートルで、動物愛護や適切な飼育方法の勉強会を開く飼育体験実習室に加えて、最大300人が利用できる講習室も備えている。

 センターは動物保護や動物との触れ合いに加えて、地域交流も目的としており、講習室は、市民の音楽会などにも利用できる。市によると、地域交流の場としての役割もある動物保護施設は、全国的にも珍しいという。

 また、散歩などで立ち寄った人が、猫と気軽に触れ合える、芝生の広場に面した延べ床面積約30平方メートルの別棟「猫の家」も設けた。市は「気軽に猫を見られるように工夫した。立ち寄りやすい施設を設けることで、市民の関心が高まり、引き取りが活発になってほしい」と期待している。

 センターは犬70匹と猫120匹を収容できる。伝染病などを予防するため、個室や個別のおりで飼育する。

 市は犬については、昨年度まで中区の保護施設「蓄犬センター」で収容していた。猫の場合は、市獣医師会を通じ、各動物病院での保護に頼る状況で、対応が不十分なままだった。

 市は、犬と猫の両方を対象にした新センターの開設に伴い、これまで個人に限定していた動物の引き取り先を、今後は動物愛護団体などにも拡大。引き取り先の選択肢を増やすことで、収容した犬や猫の新たな飼い主探しを、より柔軟に行えるようにする

ペット殺処分、依然続く

 横浜市は、新設する動物愛護センターで保護した捨て犬や猫の新たな飼い主探しに、これまで以上に力を入れる方針だ。背景には、減少傾向が続くものの、殺処分数が依然として“ゼロ”に至らない現実がある。

 新センターでは、感染症などの場合を除き、引き取る人が現れない場合も、殺処分せずに飼育する方針だ。しかし、センターで収容できる数には限りがある。市は「ボランティア団体などと協力し、引き取り手を効率的に見つけていく」としている。

 収容数がピークだった昭和47年度、市は2万5395匹の犬を保護し、9割以上が殺処分(保護後の病死なども含む)になった。

 その後は、野犬の減少や市の動物愛護の啓発活動の結果、収容数、殺処分数ともに大幅に減少。平成21年度には、犬の収容数は389匹、殺処分数は104匹にまで減った。

 一方、猫はピークの昭和63年度の殺処分数が、1万1962匹。平成21年度は1924匹と、犬に比べて減少幅が小さい。市によると「野良猫がなかなか減らないことが原因。殺処分数には、保護した後に自然死する猫が多く含まれているが、今後対策に力を入れたい」としている。



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