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[報道] 被災ペットに救いの手を 保健所、殺処分見合わせ

産経ニュース 2011年05月21日
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110521/dst11052111430006-n1.htm

 東日本大震災の発生以降、津波被害が大きかった岩手、宮城、福島の3県の被災地で、保健所が捕獲した犬や猫の殺処分を見合わせている。震災で飼い主とはぐれ迷子になったペットが多くいるためで、犬や猫を「被災動物」として扱い、飼い主に戻したり、新たな飼い主を探している。獣医師らがペットを守る「シェルター」をつくる動きも始まった。

宮城など殺処分見送り

 犬や猫の殺処分を見合わせているのは、宮城県の全市町村と、福島県は郡山市を除く全市町村。岩手県は沿岸部の釜石市、大船渡市など5市5町3村で殺処分を見合わせている。

 このため、犬や猫を捕獲した場合は、保健所のほか、各県の施設や連携する動物病院、愛護団体で保護している。

 宮城県動物愛護センター(富谷町)では、県内の保健所で収容しきれない犬や猫約50匹が保護されており、震災前から譲渡用などで飼育されている動物と合わせると計約150匹。

 職員は人手の足りない保健所に応援に出ることも多く、運営は「いっぱい、いっぱいの状態」(センターの川村一夫次長)だ。ボランティアの協力も得て動物の世話をしている。

 宮城県では、このほか各地の保健所で50匹以上を保護。岩手県でも震災で迷子になったとみられる動物約10匹、福島県でも約60匹が保護されている。

獣医らがシェルター設置

 一方、宮城県石巻市では、県獣医師会の有志が県の土地を借り、犬や猫を保護するシェルターを設けた。迷子のペットだけでなく、避難所にペットを連れて行けない被災者からも預かる。

 シェルターにいる犬と猫は130匹以上。預けたペットに会いに来たり、いなくなったペットを捜す人が頻繁に訪れている。

 ボランティアで東京から来た獣医師、岩崎雅和さん(35)は「ペットは家族。各地で獣医師が中心になって地域の動物を保護する流れをつくるべきだ」と指摘。石巻市の獣医師、佐藤秀麿さん(47)も「ペットが被災者の心の支えになり、地域の復興につながれば」と話していた。



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