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[報道] 小笠原「幻のハト」保護へ、野良猫引っ越し作戦

 東京都稲城市の新ゆりがおか動物病院の院長小松泰史さん(55)が、小笠原諸島の生態系保護に奔走している。

 世界遺産の同諸島は2000年代、野生化したネコ(ノネコ)が野鳥を食べる問題が深刻化したため、小松さんは7年前、ノネコを本土に移す「引っ越し作戦」を始めた。今年に入り、絶滅危惧種のハトが多く姿を見せるなど、地道な活動が実を結びつつある。

 現在、同諸島から本土に引っ越してきたノネコは312匹。最初の1匹は、今、小松さんの愛猫となっているオスのマイケル(推定10歳)だった。

 「ここに来た時の体重はおなかに寄生虫がいたこともあって4キロ足らず。今は7キロ」。小松さんがマイケルの喉元をなでながら言った。羽を広げると1・4メートルに達するカツオドリを襲い、むさぼり食べていたノネコ時代の面影はみじんもない。

 都獣医師会副会長を務める小松さんのもとに、NPO法人小笠原自然文化研究所(小笠原村)から電話がかかってきたのは、05年5月。ノネコの安楽死の方法などを相談する内容だった。

 「こちらで引き取り、新しい飼い主を探しましょう。愛情を注いで接すれば飼い猫になります」。小松さんはとっさに返答した。勤務医だった新婚時代、生まれてすぐの捨て猫を動物看護師の妻千江さん(52)と育てて以来、10匹以上の捨て猫と暮らしてきた。「生態系保護のため、ネコが犠牲になるのはおかしい」

          ◇

 小松さんはNPO法人野生動物救護獣医師協会(東京都立川市)が1991年に発足した時からのメンバーだった。油汚染の水鳥を救うなど同会の活動を通じ、野生であれペットであれ、動物たちの問題のほとんどは人間に責任があると考えていた。

 最初に捕まったノネコは計4匹。同諸島は本土から約1000キロ離れ、人や物の移動は約25時間半かけて船で行われる。最も凶暴そうだったマイケルを小松さん、残り3匹は仲間の動物病院が引き受けた。ノネコたちはシャーシャーと威嚇の声を上げ、かみつこうとさえしたが、3~4か月かけて人にならし、飼い猫にすることができた。

 ノネコ引っ越し作戦は2年後、都獣医師会の正式な事業となり、毎月のようにノネコたちが本土に運ばれてくる。ノネコが捕獲されると現地から連絡が入り、小松さんは引き受けてくれる動物病院を探す。1匹あたり10か所以上に電話をかけることもある。312匹のノネコはすべて、小松さんが自分の患者を診る合間を縫って、受け入れ先を探した。

          ◇

 同諸島では今夏、固有亜種アカガシラカラスバトの目撃が増えた。推定生息数100羽足らずと絶滅寸前で、森の中でノネコの脅威にさらされながらひっそりと生息し、“幻のハト”と呼ばれていた。それが人家近くに若いハトが40羽以上も現れるようにさえなった。

 ノネコ引っ越し作戦の効果が、初めてはっきりと目に見える形だったため、関係者は喜んだ。同研究所理事長の堀越和夫さん(56)は「勇気を持って決断し、活動を支え続ける小松さんの存在がなければ、ノネコ対策は進められなかった」と賛辞を惜しまない。

 ただ、新たな課題も浮上してきた。8月中旬、1羽のハトが集落の放し飼いの猫に襲われたのだ。このため小松さんは室内飼いが難しくないことを飼い主に知ってもらおうと、ケージやトイレなど必要な物品の貸し出しを提案、同村が実行する方針だ。今月下旬~12月上旬には、都獣医師会のメンバーが集落や小中学校で啓発活動を行う。

 小松さんは北海道や沖縄の島などでも、同諸島と同様の問題が生じていることを指摘する。その上で、「野生動物とペットの共生を実現し、全国のモデルになれれば」と抱負を語った。

読売新聞 2012年11月18日




小笠原の野生猫ペットにいかが…生態系保護にも

YOMIURI ONLINE 2011年08月05日
 http://www.yomiuri.co.jp/eco/news/20110805-OYT1T00720.htm

 世界自然遺産に登録された小笠原諸島(東京都小笠原村)に生息する、絶滅危惧種で島の固有種「アカガシラカラスバト」などが危機にひんしている。

 100年以上前の入植者たちが持ち込んだ飼い猫が野生化して増え続け、食物連鎖の頂点に君臨しているためで、捕獲された猫は過去5年間で200匹超。大陸と一度も地続きにならずに独自の進化を遂げてきた島の生態系を守るため、都内の獣医師らが捕獲された野生猫のペット化を進めている

 NPO法人「小笠原自然文化研究所」(IBO)によると、小笠原に人が住み始めた1830年以降、ネズミよけとして持ち込まれた猫が野生化。2005年から約270匹が捕獲されたが、逃げ出す恐れもあるため、島の施設で飼育し続けることは難しく、本土の動物病院の協力を得てペット化に向けた訓練を始めた。

 捕獲された猫は凶暴で、なかなか人を寄せ付けないが、東京都獣医師会副会長の小松泰史さん(54)が運営する稲城市内の動物病院で、引き取った猫のペット化に成功。牙をむき出し、うなり声を上げていたのが、2か月間の訓練でおなかを見せて甘えるまでに。現在は、都獣医師会が手分けをして猫の訓練を行い、飼い主を募っている。

 小松さんから昨夏にオスの猫を引き取った、神奈川県藤沢市の翻訳家後藤真紀子さん(49)は「今ではすっかり甘えんぼ。大切な家族です」と目を細める。



殺してしまえば簡単なのに、これだけの手間をかけて訓練を行い里親を探す。
すばらしい選択だと思います。

どこかの島では、世界遺産に登録するために外来種の動物が邪魔で、根絶する事に全力を注いでいる所もあります。

同じ世界遺産登録を目指すのに、この差はなんでしょうか?
保護を進めて登録された世界遺産と、殺処分を進めて登録された世界遺産、
どっちに行きたいですか?




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| 報道 | 04:50 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

おはようございます。

手間をかけて人間と共存していけるよう努力する取り組み。
すばらしいことですね。

全ての人の心にあたりまえのようにこの考えが根付くよう、活動を行っている人たちへの支援を私たちは忘れてはいけませんね。

心痛いことに直面することも多いけれど、また気持ち新たに伝え続けていこうと思えました。

| aries327 | 2011/08/09 07:32 | URL |

Re: タイトルなし

aries327様

こんばんは。

どこでもこんな取り組みがされていればいいですよね。

本当に心痛いことに直面することが多いですが、

負けずに、aries327さんと同じように伝え続けて行こうと思っています

| ぐーパパ | 2011/08/11 00:10 | URL |

ぐーパパさん、ご無沙汰しとりました。
稲城の獣医師のたゆまぬ努力の話は以前、雑誌「CREA」の猫特集で拝見してました。でっかい茶寅で、自宅の猫達をこてんぱんにしてしまう為、医院内で飼育しているとか。
他にも那須の引き取り宅で安楽な日々を過ごす、プチトマト大好きなミケの話もネットで読んだ事があります。
このシステム導入当初、試行錯誤段階との事で一般からの里親希望は受け付けていないとの事でしたが、ノネコでも家庭猫にする事が出来ると立証出来てからは、こんなに多頭数が本土に渡って来ているのですね。よいニュースです。
手売島や奄美群島でもノネコや離し飼い猫が問題となっていますが、これらの地域でどんな対処方法が選択されるのか、小笠原の例がその手本になると良いのですが…。

| tunafishermann | 2012/11/19 21:24 | URL | ≫ EDIT

Re: タイトルなし

> tunafishermannさん

お久しぶりです。
たくさんコメント有難うございます。

少し時間がかかると思いますが、順番にお返事書かせて頂きます。

でっかい茶寅、この報道の元記事にも写真がありました。
とても以前凶暴だった子には見えませんね。

この記事の前の記事を見た時、最初は「また駆除の話か」とうんざりしていたのですが、読み進めて行くと正反対で手間をかけてでも猫を殺さない選択をした人の話で嬉しくなりました。

久しぶりに記事になっていて、ずっと継続されていた事に驚き、「生態系保護のため、ネコが犠牲になるのはおかしい」との台詞に感動しました。

何かといえば処分をすぐに持ち出す人間に見習って欲しいものです。

| ぐーパパ | 2012/11/20 01:59 | URL |















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