[報道] 福岡市の「地域ネコ」制度
asahi.com 2011年09月27日
http://mytown.asahi.com/fukuoka/news.php?k_id=41000001109270001
野良ネコの避妊手術を福岡市が請け負い、処置したネコ1代の世話はルールに従って市民がする――。野良ネコを減らそうと、福岡市が2009年度に導入した「地域ネコ」制度が、一定の成果を上げている。指定地域での今春の出産確認数は、指定まもなくで捕獲が間に合わなかった1件だけ。市家庭動物啓発センターは「息の長い活動にしていくため、もっと市民や団体の協力者を増やすのが今後の課題」と話す。
福岡市西区の同センター(門司慶子所長)には連日のように、野良ネコの苦情電話がかかってくる。多くは安易なエサやりで増え過ぎたネコに関するものだ。
「地域ネコ」制度では、主に自治会単位で市が地域を指定。1年間、地域内の野良ネコの避妊手術を市動物管理センターの獣医師が無料で施し、手術を受けた後は住民らがルールに従って世話をする。
現在22の指定があり、236匹に避妊手術を施した。指定地域での出産確認は今春は1件。同市のネコの殺処分数は、09年度の1920匹から10年度は662匹にまで減った。殺処分の対象の多くは野良ネコが生んだ子ネコだという。
■ ■
昨年4月に指定を受けた東区のある自治会には「地域ネコの会」がある。市民3人が指定後に避妊手術をした6匹と、すでに手術済みだった計12匹の世話をしている。交代で毎夕1時間、エサを与えている。残したら必ず回収し、清掃もする。会の代表は「生きてはいけないかのように存在したネコが、堂々と生きられるようになったのはうれしい」と話す。同時に「野良ネコはもう増やさない」という意識を、関係者が共有することの大切さを痛感しているという。
■ ■
同センターは野良ネコに関する苦情を受けると、自治会長らを通じて地域指定を受けるよう助言している。住民説明会でエサやりの時間などのルールを決め、住民が合意すれば地域指定となるが、話し合いがまとまるのは約半数。それでも毎月1カ所のペースで指定は増えているという。九州では珍しい取り組みといい、同センターの沖田智樹・動物愛護指導員は「住民主導で継続した活動にしていきたい」と話す。問い合わせは同センター(092・891・1231)。

福岡市のこの取り組みはすごいですね。
「生きてはいけないかのように存在したネコが、堂々と生きられるようになったのはうれしい」
この言葉だけで、地域猫活動によって、猫達の生活がどんなに変わったかよくわかりますね。
今でも少しずつ指定地域が増えているようなので、いつか、
福岡市に野良猫はいませんと言えるように頑張って欲しいなと思います。
http://mytown.asahi.com/fukuoka/news.php?k_id=41000001109270001
野良ネコの避妊手術を福岡市が請け負い、処置したネコ1代の世話はルールに従って市民がする――。野良ネコを減らそうと、福岡市が2009年度に導入した「地域ネコ」制度が、一定の成果を上げている。指定地域での今春の出産確認数は、指定まもなくで捕獲が間に合わなかった1件だけ。市家庭動物啓発センターは「息の長い活動にしていくため、もっと市民や団体の協力者を増やすのが今後の課題」と話す。
福岡市西区の同センター(門司慶子所長)には連日のように、野良ネコの苦情電話がかかってくる。多くは安易なエサやりで増え過ぎたネコに関するものだ。
「地域ネコ」制度では、主に自治会単位で市が地域を指定。1年間、地域内の野良ネコの避妊手術を市動物管理センターの獣医師が無料で施し、手術を受けた後は住民らがルールに従って世話をする。
現在22の指定があり、236匹に避妊手術を施した。指定地域での出産確認は今春は1件。同市のネコの殺処分数は、09年度の1920匹から10年度は662匹にまで減った。殺処分の対象の多くは野良ネコが生んだ子ネコだという。
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昨年4月に指定を受けた東区のある自治会には「地域ネコの会」がある。市民3人が指定後に避妊手術をした6匹と、すでに手術済みだった計12匹の世話をしている。交代で毎夕1時間、エサを与えている。残したら必ず回収し、清掃もする。会の代表は「生きてはいけないかのように存在したネコが、堂々と生きられるようになったのはうれしい」と話す。同時に「野良ネコはもう増やさない」という意識を、関係者が共有することの大切さを痛感しているという。
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同センターは野良ネコに関する苦情を受けると、自治会長らを通じて地域指定を受けるよう助言している。住民説明会でエサやりの時間などのルールを決め、住民が合意すれば地域指定となるが、話し合いがまとまるのは約半数。それでも毎月1カ所のペースで指定は増えているという。九州では珍しい取り組みといい、同センターの沖田智樹・動物愛護指導員は「住民主導で継続した活動にしていきたい」と話す。問い合わせは同センター(092・891・1231)。

福岡市のこの取り組みはすごいですね。
「生きてはいけないかのように存在したネコが、堂々と生きられるようになったのはうれしい」
この言葉だけで、地域猫活動によって、猫達の生活がどんなに変わったかよくわかりますね。
今でも少しずつ指定地域が増えているようなので、いつか、
福岡市に野良猫はいませんと言えるように頑張って欲しいなと思います。
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