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[報道] 津波に襲われ不明の愛犬 9ヵ月半ぶり、涙の再会 山元

河北新聞 2012年01月19日

 http://www.kahoku.co.jp/news/2012/01/20120119t15022.htm

 宮城県山元町で東日本大震災の津波に襲われ、行方不明になった犬が昨年12月下旬、9カ月半ぶりに飼い主の元に戻った。犬好きの近所の住民が保護していた。元気に散歩している姿を飼い主が偶然見つけ、涙の再会を果たした。飼い主は「まさか生きていたなんて…。奇跡だ」と感激している。

 飼い主は、山元町で焼鳥店を経営する工藤瞳さん(54)。9歳のオスの愛犬「ジャキ」と再会した。

 昨年3月11日、工藤さんは仕入れ先の亘理町内で地震に遭い、山元町高瀬の自宅に急いで戻った。ジャキは犬小屋で鎖につながれていた。長女が見当たらなかったため、「まず娘を捜そう」と店に向かった。

 途中で長女と出会い、ジャキを助けに自宅に戻ろうとしたが、既に津波が襲来し、諦めざるを得なかった。2階建ての自宅は1階部分が浸水し、犬小屋は跡形もなく流された。工藤さんは「あのとき、ジャキを連れて行けばよかった」と何度も自分を責めた。

 再会したのは昨年12月26日の早朝。工藤さん一家が修理をほぼ終えた自宅に、震災後初めて泊まり、店に戻ろうと車で出発した直後だった。

 見知らぬ男性と散歩する白い犬。「ジャキに歩き方がそっくりだった」という。工藤さんが車を降りて近づくと、犬が駆けだし抱きついてきた。「よく生きていたね」。涙が止まらなかった。

 保護していたのは、近くの無職菅野長徳さん(68)。震災翌日、自宅近くで泥だらけの犬を連れた青年に「犬が離れず困っている」と相談され、その場で引き取った。飼っていた犬が2カ月前に死んで、犬小屋や餌がまだ残っていた。

 「海の方から来たため、飼い主は津波で亡くなったのだろうと思った」と菅野さん。偶然にも、工藤さんの焼鳥店と同じ「仁(じん)」と名付け、大切に育ててきた。

 菅野さんは「再会の場面で甘えたような犬の鳴き声を初めて聞き、工藤さんが本当の飼い主に間違いないと分かった」と話した。工藤さんは「ジャキは死んだとばかり思っていた。いい人に巡り会えて幸運だった」と感謝している。



嬉しいニュースですね。

青年→菅野さん→工藤さんと繋がれた命のリレー。

見捨ててしまったと自分を責める工藤さんの心が救われた瞬間だったのでしょう。

立ち入り禁止区域から避難された方の中には、このように御自分を責めている飼い主さんも多いと聞きます。

今尚、立ち入り禁止区域内で生き抜いている動物を救い、そして、工藤さんのような飼い主さんの心が救われる事を願います。



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| 報道 | 01:14 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

命のリレーと、たくましい生命力が重なった
貴重なめぐり合わせですね。

人も犬も命の大切さを身をもって教えてくれた気がします。

| kinnogoma | 2012/01/20 22:54 | URL |

Re: タイトルなし

kinnogoma様

こんばんは。

工藤さんとジャキ、
それぞれが強くまた会いたいと願っていたから実現したリレーだと思います。

飼い主にとって犬がどれだけ心の支えになっているか、
犬にとって飼い主がいかに重要な存在であるかが良く分かる報道ですね。

| ぐーパパ | 2012/01/21 01:49 | URL |















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