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クマ出没引き続き警戒 大町市、ドングリ実り少なめ予測 /長野

中日新聞 2010年10月3日

クマの出没が相次ぎ、人が襲われる事故も発生した大町市は9月中旬、初めてクマ出没警戒警報を発令した。13日間で解除したが、その後も目撃情報は続いている。県は、冬眠前のクマの重要な栄養源となる山中のドングリの実りが、全体的に少なめと予測。秋になっても餌を求めて里に下りる恐れがあり、引き続き警戒が必要だ。
 市内では8、9月だけで計94件のクマ目撃情報があった。人が襲われる事故は2件。いずれも軽傷だったが、多くの市民が集まる運動公園内でも起きたため、市はこの人身事故直後の9月15日に警報を発令。注意看板を張り出してパトロールを強化、出没地域の学校にはクマ除けの鈴を配布するなどの対策をとった。

 警報は27日解除したが、牛越徹市長は29日の会見で「山の中の実りが不作という観測もあり、必要に応じて再度の警報発令もあり得る」と述べ、引き続き警戒する考えを示した。

 農作物被害も出ている。同市常盤清水の山沿いでリンゴを栽培する菅沢広人さん(77)は「昨年はクマの被害はほとんどなかったが、ずいぶん食べられた。収量の1割とは言わないが、痛手」と嘆く。

 防除対策の電気柵を破壊して侵入した形跡もあり、市が周辺に緊急的に設置した捕獲おりには3頭かかったという。「柵の修復も大変だが、畑でクマに出くわしたらと思うと怖い」と菅沢さん。収穫時期を迎え、不安は尽きない。

 対策は難しいが、NPO法人信州ツキノワグマ研究会(松本市)理事の林秀剛さん(74)は「人間とクマの活動域を分けることが大事」と指摘する。

 「家の外に生ごみを出したりせず、山際の畑ではトウモロコシなどクマが好む作物の栽培を転換することも考えてほしい」と、市民が防除意識を高める必要性を強調。さらに「野生鳥獣はペットとは違う。クマに遭ったらどうしたらいいか、学習してほしい」と訴える。

 市内では8月以降、畑などに仕掛けた捕獲おりに計16頭のクマがかかり、生まれたばかりの子グマ1頭を除き、殺処分された。市農林水産課は「クマは人を襲おうと思って出没するわけではないし、できることなら山に帰したいが、再び戻ってくる可能性がある」と苦悩をにじませる。

 同研究会は、捕獲したクマに唐辛子スプレーをかけるなどお仕置きをして放す「学習放獣」の実施で注目を集めたが、林さんは「翌年再び出没したクマもいる。餌の魅力は強い」と話し、すべての個体に効果的とは言えないのが現状だ。

 市や県は、道路沿いの森林間伐で獣と人間との緩衝帯整備を進めるが、実効を挙げるには時間も費用もかかる。クマをはじめとする野生鳥獣との共存はどうすればいいのか。地域ぐるみで知恵を出し合う必要がある。
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