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[報道] 崖っぷち犬救出 つるぎ、護岸上で衰弱 /徳島

崖っぷち犬救出 つるぎ、護岸上で衰弱



 つるぎ町半田松生の半田川沿いで6日、コンクリート護岸の上で衰弱して動けなくなっていた犬1匹が、美馬西部消防組合消防署員によって救出された。犬は首輪をしているが飼い主は分からず、9日まで同町役場半田支所で保護する。

 5日夕、近所の女性が、川に沿って走る県道上蓮小野線から10メートル下のコンクリート護岸の段差部分(幅約1メートル)に犬がいるのを見付けた。6日午後1時ごろに再び確認すると衰弱した様子だったため、町危機管理課に相談。午後2時ごろ、同課から通報を受けた消防署員8人が駆け付けた。

 住民ら10人ほどが見守る中、段差部分に降りた署員3人が犬に近づきケージ内に誘導。署のクレーン車を使ってケージを引き上げ、通報から約45分後に無事救出した。

 犬は体長1メートルほどの雑種の雄で、毛は茶色。黒い首輪を付けているが、飼い主の住所などは書かれていない。9日まで半田支所で保護した後、美馬保健所に引き渡す。町は防災無線を使って犬の引き取りを呼び掛ける。

徳島新聞 2013年07月07日





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[報道] 中国で毎年恒例の「犬肉祭り」 1日で養殖犬10000頭食べる

 むせ返るような獣臭が街中に漂う。市場の店先に並ぶのは茹でられて毛をむしられた中型犬たち。骨を砕く中華包丁の音と、「犬肉」を買い求める人々の声がこだまする--。

 6月21日の夏至の日、中国の最南部に位置する広西チワン族自治区の玉林市では、毎年恒例の「茘枝狗肉節(ライチ犬肉祭り)」が開かれた。人口550万の都市では、この日だけで約1万頭分の犬肉が消費される。

 夏至に犬肉を食べるのは、この地方の伝統的な風習だ。そこに、今が旬のライチが加わって、町を挙げての年中行事となったのは18年前のことである。

 玉林市のみならず、広く犬肉食の習慣が残る中国だが、最近では「犬肉食は野蛮だ」という国内外からのバッシングにさらされている。この日も、北京や上海、香港など都市部から来た反対派がデモ活動を行なっていた。彼らに対し、「犬肉はダメで、鶏肉はいいのでは道理が通らない!」という反論をぶつける玉林市民も少なくなかった。

 食用肉として売られるのは、すべて養殖された食用犬だという。市場で犬肉を切り分ける女性の足元に鎖に繋がれた犬を見つけた。「これも食べるのか?」と尋ねたところ、「とんでもない! これはカワイイ飼い犬だ!」と怒られてしまった。

 夕暮れ時、犬肉屋台が並ぶ目抜き通りでは、多くの老若男女が「犬肉火鍋」を囲んでいた。私も一軒の屋台で注文した。醤油で煮込まれた犬肉はクセも臭いもない。パサパサした牛スネ肉のようだった。

zakzak 2013年07月04日




中国の「犬肉祭り」に国内から非難が殺到、動物愛護の意識高まる

中国の「犬肉祭り」に国内から非難が殺到、動物愛護の意識高まる



 2013年6月21日、ロサンゼルス・タイムズによると、中国広西チワン族自治区玉林市で毎年夏至の日に開催される「犬肉祭り」に対して、中国国内で激しい非難の嵐が巻き起こっている。24日付で参考消息(電子版)が伝えた。

中国の「犬肉祭り」に国内から非難が殺到、動物愛護の意識高まる 2



 ここ最近、海辺で発見された傷ついたイルカを観光客が助けようともせず、記念撮影などをして死亡させた事件や、最高級珍味である「クマの手のひら」200枚をロシアから密輸しようとした男2人が逮捕された事件など、動物虐待に関するニュースが相次いでいる中国で、最も注目を浴びたのは玉林市の「犬肉祭り(狗肉節)」だ。動物愛護団体によると、ここで毎年「消費」される1万匹の犬は、野犬狩りでつかまった犬や盗まれたペットの犬がほとんどだという。

 「犬肉祭り」に対し、中国国内の多くのネットユーザーが激しい怒りを示した。しかし、玉林市民は「夏至の日に犬の肉とライチ(レイシ)を食べるのは長年の習慣であり、健康法の一つ」だと反論。広西伝統文化研究会の謝平祥(シエ・ピンシアン)副会長も「犬肉を食べるのは民間の飲食習慣であり、法律や道徳とは無関係のものだ」と話す。

中国の「犬肉祭り」に国内から非難が殺到、動物愛護の意識高まる 3



 国際動物愛護基金(IFAW)アジア支部代表のグレース・G・ガブリエル氏は「中国におけるソーシャル・メディアを利用した動物虐待への抗議件数がここ数年で激増している」と話す。「ネット上での反応は大きい。以前ならば、こうした抗議は主に海外ユーザーによるものだったが、現在では中国ユーザーが主体になりつつある」と指摘した。「犬肉祭り」への抗議声明には、すでにネット上で10万人を超える署名が集まった。こうした国内の動きから、「犬肉祭り」と似たようなイベントを中止する都市も増えているという。「犬をペットとして飼う人が増えるにつれ、犬肉を食べるのに反対する人も増えている」とガブリエル氏は述べている。

Livedoor NEWS 2013年06月26日




犬肉を食べる祭りは残酷すぎる、犬は人類の友

犬肉を食べる祭りは残酷すぎる、犬は人類の友 1



 中国浙江省金華市でおととし、600年以上の歴史を誇る「犬肉祭り」が中止となったが、広西チワン族玉林市の「ライチ犬肉祭り」はいまだに行われている。だが、人類の友である犬を食べることはあまりにも残酷ではないだろうか?13日付で現代快報が伝えた。以下はその内容。

 犬肉を食べる場面は、中国の各都市で一般的にみられる光景だ。玉林市の「犬肉祭り」では大勢の参加者が数万匹の犬の新鮮な肉に舌鼓を打ちながら、祭りを楽しんでいる。

 だが、今まさに食べようとしている犬肉は、もしかしたら一人暮らしのお年寄りが可愛がっていた犬かもしれない。体の不自由な方が生きがいにしていたかけがいのないパートナーかもしれない。

 中国は古来より仁義を重んじる国。犬は共に生きていく友達とみなされてきた。決して食べるためのものではない。犬は人間の食物連鎖に含まれておらず、人間は犬肉を食べなくても十分に生きていける。

 犬の立場になって考えてみよう。友達としてともに楽しい時間を過ごしつつ、都合の良い時だけ食用になれというのは虫がよすぎるのではないだろうか?

犬肉を食べる祭りは残酷すぎる、犬は人類の友 2

犬肉を食べる祭りは残酷すぎる、犬は人類の友 3

犬肉を食べる祭りは残酷すぎる、犬は人類の友 4

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犬肉を食べる祭りは残酷すぎる、犬は人類の友 6

犬肉を食べる祭りは残酷すぎる、犬は人類の友 7


新華経済 2013年06月14日




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[報道] 作文「78円の命」に反響 豊橋の中学1年

 飼い主に捨てられたペットが殺処分されていく現実への複雑な胸の内や命の大切さをつづった愛知県豊橋市立青陵中学1年の谷山千華(ちか)さん(12)の作文「78円の命」に静かな反響が広がっている。娘の思いを知った母親の泰代さん(44)は、地域で捨て猫の命を救う取り組みを始めた。

 千華さんは小学6年生の時、夏休みの宿題でその作文をつづった。近所でかわいがっていた捨て猫の産んだ子猫が県動物保護管理センターに引き取られたと知ったのが発端だった。

 千華さんがインターネットで調べると、全国では1年間に20万匹以上が殺処分され、1匹につき78円の費用がかかるとあった。殺処分の様子を再現するアニメーションもあった。

 「動物の命の価値が78円でしかないように思えて胸が張り裂けそうになった」。作文の題材にしたことについて、千華さんは「一人でも多くの人に現実を知ってほしかった」と振り返る。

 昨年10月、豊橋市内の小中学生が参加した「話し方大会」で、千華さん自身が朗読した作文は最優秀賞に選ばれた。その後、コミュニティーペーパーやインターネットのブログなどで作文が紹介された。

 動物愛護団体「東三河動物福祉の会『ハーツ』」には、千華さんの作文を読んだ人たちから「無責任な大人たちよりもよっぽど物事を深く考えている」「命を命とも思わない無責任な大人たちに読んでほしい」「少女の驚きと悲しみを思うと心が痛む」など、数十件のメールが届いた。同会では、命の大切さを考えてもらおうと、「78円の命」の絵本づくりを進めている。

 市教育委員会も「78円の命」を学校の道徳教育に生かしていこうと検討を始めた。

 母親の泰代さんは、千華さんの作文に背中を押されたという。

 近所には雌の捨て猫が3匹いた。昨年、10匹近い子猫を産んだ。泰代さんは「すぐにどこかへ行くだろう」というほどの軽い気持ちで餌を与えていた。

 千華さんから殺処分の話を聞いた泰代さんは心が痛んだ。「無責任な行動で猫の命を奪い、子どもたちに悲しい思いをさせてはならない」

 同じように近所で猫の世話をしていた人たちに声をかけ、保健所に相談。猫を増やさない方法として、不妊・去勢手術をしたうえで世話をする「地域猫」の活動を始めた。

 4軒の住民と一緒に、昨年10月から今年1月までに雌7匹に不妊手術を施した。手術費用は1万5千円かかるが、市の助成金制度を利用して原則として5千円の負担で済んだ。

 泰代さんは「現実に目を背けないで、命を救えることを知りました」と話す。

 作文を書いた後、野良猫との接し方に悩んでいた千華さんも、「地域猫」を理解し、かわいがっている。(松永佳伸)

●谷山千華さん「78円の命」(抜粋、原文のまま)

 近所に捨てネコがいる。人なつっこい性格からいつの間にか近所の人気者になっていた。2年たった頃にうれしい出来事があった。赤ちゃんを産んだのだ。行き場のない子ネコを近所の鈴木さんが預かってくれた。毎日のように子ネコたちを見に行って、まるで自分の飼いネコのようにかわいがった。

 ある日、突然子ネコの姿が見えなくなった。鈴木さんに尋ねてみると、「○○センターに連れて行ったよ」と、うつむきながら言った。

 たぶん新しい飼い主が見つかる所に連れて行って幸せに暮らせるんだなと思った。次の日、学校でこのことを友達に話したら「保健所だろ? それ殺されちゃうよ」と言った。「そんなはずない。絶対幸せになってるよ」。殺されるという言葉がみょうに心にひっかかり、授業中も保健所のことで頭がいっぱいだった。

 走って家に帰ると、急いでパソコンの前に座った。「保健所」で検索するとそこには想像もできないざんこくなことがたくさんのっていた。飼い主から見捨てられた動物は日付ごとにおりに入れられ、そこで3日の間、飼い主をひたすら待ち続けるのだ。そして飼い主が見つからなかった時には、死が待っている。

 10匹単位で小さな穴に押し込められ、二酸化炭素が送り込まれる。数分もがき、苦しみ、死んだ後はごみのようにすぐに焼かれてしまうのだ。

 動物の処分、1匹につき78円。動物の命の価値がたった78円でしかないように思えて胸が鳴り、はりさけそうになった。

 現実には年間20万匹以上の動物がこんなにも悲しい運命にある事を知り、さらに大きなショックを受けた。動物とはいえ、人間がかけがえのない命を勝手にうばってしまってもいいのだろうか。もちろん人間にも、どうしても動物を育てられない理由があるのはわかっている。一体どうすればいいのか分からなくなった。

 命を守るのは私が考えるほど簡単なことではない。かわいいと思うだけでは動物は育てられない。生き物を飼うということは一つの命にきちんと責任を持つことだ。おもちゃのように捨ててはいけない。

 だから、ちゃんと最期まで育ててやれるという自信がなければ飼ってはいけない事を学んだ。今も近所には何匹かの捨てネコがいる。私はこのネコたちをかわいがってもいいのかどうか、ずっと悩んでいる。…

朝日新聞 2013年6月29日




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動物愛護センター(保健所)より。
翌朝にはもうこの世にいないかもしれない犬たちの最後の叫び。
犬 殺処分

地球生物会議ALIVE 家庭動物
地球生物会議ALIVE 家庭動物

アニマルライツセンター 殺処分をゼロに
アニマルライツセンター 動物売買禁止

| 報道 | 01:03 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

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[映画] 動物たちの被災を追って…映画「犬と猫と人間と2」上映中 /新潟

 東日本大震災で被災した犬や猫、牛などの動物と、飼い主や動物保護にかかわる人々を描いたドキュメンタリー映画「犬と猫と人間と2 動物たちの大震災」が29日から新潟市中央区の映画館「シネ・ウインド」で公開された。宮城県出身の宍戸大裕(だいすけ)監督(31)が来県し、「新潟の方々は、東日本大震災で福島の被災者をたくさん受け入れてくれ、身近に感じる」と親しみを込めて語った。

 映画は、津波で愛犬を失った宮城県石巻市の夫婦が気持ちを変化させる様子や、多くの人が行方不明のなか、福島県大熊町の男性が愛猫を探すことをためらいながらも「おれにとってはかけがえのない猫だ」と語る姿など、震災がもたらした一面を描いている。

 震災当日、宍戸監督は東京の福祉施設で働いていた。宮城県名取市の実家や親戚の無事は確認したが、「地元の人々の生き抜く姿を記録したい」と思いがつのり、発生8日目に仕事を休職、被災地で撮影を始めた。

 「犬と猫と人間と」(平成21年)の監督で今作のプロデューサーを務めた飯田基晴さんから、石巻市の動物愛護団体代表、阿部智子さんを紹介され、動物も被災していたことに気づかされた。犬猫の犠牲数が自治体で把握できていない事実については「身近でありながら、犬の数もほとんど分からないというのは驚きでした」と宍戸監督。

 飯田監督の「逃げ遅れる人々 東日本大震災と障害者」(24年)ではスタッフの一人として、福島県南相馬市から新発田市に避難した人々を取材するなど、新潟への思いは強い。「新潟の方々が寄り添ってくれる福島の人たち、その隣にいたであろう動物たちに想像をめぐらせてほしい」と話す。

 今作は29日から使用されるデジタルシネマ再生機による第1弾で、上映は7月12日まで。問い合わせはシネ・ウインド(電)025・243・5530。

産経ニュース 2013年06月29日




杉本彩、被災地の猫たちを引き取り保護 動物愛護の必要を語る

 東日本大震災と原発事故で、警戒区域に取り残されたペットや家畜の過酷な実態を追ったドキュメンタリー映画『犬と猫と人間と2 動物たちの大震災』のトークイベントに女優の杉本彩が出席した。「弱い存在である動物の命を切り捨て軽視できるこの国のモラルって」と語った杉本は、「一人でも多くの人に観て、考えてもらいたい」と作品を強くアピールした。この日は宍戸大裕監督、プロデューサーの飯田基晴も登壇した。

 本作について率直な感想を聞かれた杉本は「見終わって放心状態でした。テレビやマスコミにあふれた震災報道ですが、取り上げられていない現実がまだまだたくさんあるのだと驚いた」とコメント。続けて「一方で人生の全てを賭けて、動物の救援活動に携わる人たちの姿も観ることができた。勇気をもらいました。背中を押された感じです」と動物愛護家の面ものぞかせる。

 子どもの頃から捨てられたペットを見ると連れて帰り育てていたという杉本は、現在もチャリティーイベントを企画するなど、動物愛護運動に尽力している。震災後は、被災地で行き場のなくなった7匹の猫を自宅や事務所に引き取って保護し、里親を探したりしているという。

 「宮城に救援物資を届けに行ったときに出会った被災猫たちを引き取り、テレビ番組の『ダウンタウンDX』に出演した際、家の中を歩くその猫の映像がたまたま流れたんです。それを観た飼い主の方が連絡を下さって、うちの猫は生きてたんだって」と杉本。「『避難生活でいま猫は飼えないので、どうかよろしくお願いします』とお手紙をいただいた。動物の向こうには、飼い主の方がいるのだなと実感しました」と感慨深い様子で語る。

 最後に杉本は「ペットたちの問題だけでなく、原発のこと、わたしたちが食べるために飼育している牛たちのことなど、この映画を観ると、生活の基盤について考えてしまいます。1回観ただけでは、なかなか整理がつかない。でもじっくり考えないと、いけないんですね。『人と動物と自然が共存する』ということの大変さを教えられます」と思いを新たにしたようだった。

楽天woman 2013年06月25日




被災地の動物の命 考える催し

 東日本大震災で被災し、今も厳しい状況に置かれている被災地の動物について考える催しが東京・渋谷で開かれ、参加した映画監督らが「人間も動物も同じ大切な命として考えてほしい」と呼びかけました。

 この催しは、震災で被災した動物の現状を記録した映画の上映に合わせて開かれ、映画を撮影した宍戸大裕監督や被災地の動物の支援活動を続けている女優の杉本彩さんらが参加しました。

 映画は、津波で飼い主を失って路頭に迷ったり、原発事故のあと警戒区域に取り残されたりして、衰弱する犬や猫、それに牛などの現状のほか、ボランティアの保護活動の様子などが1年8か月間にわたって記録されています。

 映画の上映後に開かれたトークショーでは、宍戸監督が「福島では今も警戒区域にボランティアが入って犬や猫に餌をあげています」などと現状を説明しました。

 また、杉本さんは「こうした現実を知ってもらい自分でできる支援を継続していくことが大切だ」と訴えていました。

 このあと宍戸監督は「支援が間に合わず鎖につながれたまま死んでいたペットは、ずっと助けを待っていたと思います。人間も動物も同じ大切な命として考えてほしい」と話していました。

 映画「犬と猫と人間と2動物たちの大震災」は、東京・渋谷のユーロスペースで来月5日まで上映されるほか、大阪や名古屋など、全国で順次公開されます。

NHK NEWS 2013年06月25日




動物好きほど観るのを躊躇う…被災地の犬猫を追ったドキュメンタリーへの思い

 東日本大震災で被災した犬や猫、原発事故で取り残された牛などの動物にスポットを当てたドキュメンタリー映画『犬と猫と人間と2 動物たちの大震災』の公開初日舞台あいさつが上映館のユーロスペース(渋谷)で行われ、宍戸大裕監督と飯田基晴プロデューサーが、観客に「この映画を、どうかいろいろなところで話題にしてください」と呼び掛けた。この日は宮城県石巻市で動物保護活動を展開するNPO法人アニマルクラブ代表の阿部智子さんも、会場に駆け付けた。

 本作は、ペットが殺処分される現実を静かに訴え、注目された飯田基晴監督の『犬と猫と人間と』に続く第2弾で、飯田監督の下で学んだ宍戸大裕監督が初めてメガホンを取った。宮城県出身の宍戸監督は、震災1週間後に故郷に戻り、600日にわたる撮影を敢行。甚大な震災被害の中、飼い主に遺棄された犬猫や、原発事故で被曝したために殺処分される家畜を追い、人間の都合で生命を左右される動物の尊厳を守ろうと奮闘する人々の姿を伝えている。

 宍戸監督は「公開初日を迎えたらどんな気持ちになるだろうと楽しみだったが、ここに立つと急に頭の中が真っ白になった」と笑いながらも「もう震災の話はいいのでは? もう終わったことだし、何もできないという声も聞きますが、この映画に描かれていることは、残念ながら今も続いている」と明かすと、「被災地で動物たちに起こったことは、次の災害のときにも起こりうること。このことは忘れてはいけないんだと思います」と静かに語った。

 本作ではプロデューサーという立場で関わった飯田は、続けて「僕たちの映画は楽しくないし、動物が好きな人ほど見るのをためらわれる。(この映画の)104分の中には、たくさんのことが詰め込まれていて、一度には咀嚼しきれないくらい。ぜひ何度も観て、いろいろな人とこの作品の内容を話し合ってください」とアピールした。

 震災時には急な判断を迫られて愛するペットを置き去りにし、そのことをいまだに悔やんでいる人たちもいるという。遺棄された犬猫や家畜の悲しみは、同時に人間の悲しみでもある。「震災での特別な出来事と考えるのではなく、福島や宮城で犠牲になったあの子たちの命を無駄にしたくない。今はそういう思いです」と宍戸監督は最後に強い決意を語っていた。

映画『犬と猫と人間と2 動物たちの大震災』は本日よりユーロスペースほかにて全国順次公開中

MSNトピックス 2013年6月1日




被災した犬猫の記録映画 あすから上映 必死な姿、人間との絆感じて

 東日本大震災で被災した犬や猫と人間とのつながりを描いた記録映画「犬と猫と人間と2 動物たちの大震災」が6月1日、東京都渋谷区の「ユーロスぺース」での公開を皮切りに全国で順次上映される。宮城県名取市の宍戸大裕(だいすけ)監督(31)は「生と死の境で必死に生きる動物たちや人間との絆を感じてもらいたい」と語る。(清水麻子)

 宍戸監督は震災当時、東京都内の福祉施設で働いていた。当初は人間を記録しようと震災1週間後に地元に戻った。しかし、動物も被災したことに気づき、心を動かされ、昨年11月まで約600日余りをかけて撮影した。

 宮城県石巻市。鉄柱につながれたまま津波にのまれた犬の飼い主の夫婦は「助けられなかった」と自分たちを責める。宍戸監督は、喪失を受け止めながら生きる夫婦2人に寄り添っていく。

 東京電力福島第1原発事故では、宍戸監督は警戒区域内で動物の保護活動を行う団体らに同行。人間が避難した後の街をさまよい歩いて命が尽きた犬、反対に保護され、命を拾った猫など明暗さまざまの姿を追う。

 家畜の多くは餓死。かろうじて生きていた牛は生と死の間をさまよい、つらそうに涙を流す。大半は殺処分にされたが、生かしたいと奮闘する畜産農家の姿を通じ、命の意味を問う。

 宍戸監督は「人間よりも救出が後回しにされがちな動物だが、命の重みは同じはず。動物は『苦しい』とも『助けて』とも言わないが、恐怖を感じる心や叫びは人間と同じ。ぜひ、多くの人に見てほしい」と話している。

 上映映画館やスケジュールは、ホームページ(http://inunekoningen2.com/)に掲載されている。鑑賞料金は上映館によって異なり、当日一般は1700~1800円。学生やシニア割引あり。問い合わせは東風(電)03・5919・1542。

今なおシェルターに 里親を募集中

 東日本大震災から2年以上が経過した今もなお、各地の動物愛護団体のシェルターには被災地で保護された犬猫が数多く暮らす。各団体は里親を募集中だ。

 一般社団法人「UKC JAPAN」(京都府亀岡市)の神奈川県寒川町にあるシェルターには、主に福島県内に取り残されていた犬200匹、猫100匹が生活している。

 「UKC JAPAN」の細清乃(ほそすがの)さんは「シェルターは狭く、満杯。ぜひ多くの人に里親や一時預かりのホストファミリーになってほしい」と訴える。

 里親募集中の犬猫の情報は、「UKC JAPAN」のブログ(http://ameblo.jp/dog-rescue/)で公開している。問い合わせは、細さん(電)090・1157・2499。

 定期的に福島県を訪れ、保護活動を続けている広島市のNPO法人「犬猫みなしご救援隊」(http://www.minashigo.jp/)も被災地の犬70匹、猫250匹の世話を続けている。代表の中谷百里(ゆり)さんは「飼い主はいるが、避難生活が長引き、保護される猫も目立っている」と話す。

 犬猫みなしご救援隊でも随時、里親を募集している。広島県と福島県の間なら、どこでも受け渡しが可能だ。月に1度は上京する。希望者は救援隊(電)082・812・3745。

産経ニュース 2013年05月31日




「犬と猫と人間と2」情報

Low Position BLOG!」様から転載です。



転載、ここからです。


公開まであと1週間!
6/1(土)から渋谷ユーロスペースでのロードショー!

引きつづき多くの方に映画のこと、被災地の動物たちと人びとのことを
知ってもらえるよう頑張ります!
初日1回目,2回目には舞台挨拶も行いますのでぜひお越しください!
                        (宍戸、飯田)

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 1.渋谷・ユーロスペース情報
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■6/1(土)より公開!
 1回目11:50 2回目14:00 3回目16:40 4回目18:50
 ※全席自由席 各回入替制 整理券制

 渋谷・文化村交差点左折
 電話:03-3461-0211 http://www.eurospace.co.jp/

●料金
 一般1700円/大学・専門学校生1400円/会員・シニア1200円/
 高校生800円/中学生以下500円

●劇場トークイベント

 6/1(土) 1回目&2回目上映後:宍戸監督、飯田基晴プロデューサー
 6/2(日) 2回目上映後:渡辺眞子さん、宍戸、飯田トーク
 6/8(土) 2回目上映後:浅田美代子さん、宍戸、飯田トーク
 6/9(日) 2回目上映後:穴澤賢さん、宍戸、飯田トーク
 6/15(土) 2回目上映後:坂本美雨さん、ゆーないとさん、宍戸、飯田トーク

 公開はじめの土日には、作家やタレント、ミュージシャンなどそれぞれの
 分野から多彩なゲストをお招きしています。ゲストの方はあの震災を
 どう経験されたのか、そしてこの映画を観て、何を感じられたのか。
 ご覧になった方が映画を受け止め、歩みだすための大切なヒントを
 与えてくれるかもしれません!

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 2.新着ニュース!
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■【ラジオ】
 5/24日(金)10:20~ JFN「OH! HAPPY MORNING」に監督出演!
 http://www.jfn.co.jp/jfn_top/

 ラジオの生出演は緊張していつも不慣れな監督…。
 うまく最後まで話せるか、聴いてくださる方を緊張させないよう頑張ります!

 その他にも新聞や雑誌に続々掲載されています。
 詳しくはHPで! http://www.inunekoningen2.com/

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 3.公開直前イベント!
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●5/25(土),5/26(日) いぬのきもち スプリングフェスタ
  http://inuneko.me/fes/2013/spring.html

 トーク「今の被災地でのペット環境について」
 【時間】12:00~12:20 「今の被災地でのペット環境について」
       松本秀樹さん、穴澤賢さん、宍戸によるトーク
     13:00~13:45 ダイジェスト版上映&宍戸トーク
 【会場】お台場ヴィーナスフォート

 松本さん、穴澤さんは実際に被災地を歩かれた方々。
 3人が見て、聞いて、体験した現地の本当の姿や想いを、
 この際、言えることも言えないことも、すべて話します!


●5/27(月) 公開記念イベント「わたしたちにできること」開催!
  http://inunekoningen2.com/news/?p=269

   宍戸、飯田に加え、タレント松本秀樹さんをお迎えして
“動物と人間の関係“について語ります。
 【時間】19:00~20:30 参加費:無料・要事前予約
 【会場】代官山 蔦屋書店1号館 1階
 【お申込み】
  ・メールフォーム⇒https://business.form-mailer.jp/fms/387ab87d22617
  ・GREEN DOG代官山店頭/お電話にて(受付TEL:03-6427-8739)

 震災後、被災地ではペットの販売数が増えていた。
 映画は、安易に命が買えてしまう、以前から変わらぬ
 日本の姿を捉えていた。
 あの日から変わったこと、また変わっていないことは何だろう?
 ペット番組で名を馳せる松本秀樹さんに、
 ペット業界で生きるGREENDOG佐久間社長。
 「ペット業界への疑問や不満など何でも聞いてください。
  強烈な質問を待ってます!」と2人から不思議な誘いを受けた飯田と宍戸。
 果たしてどんな話が飛び出すのやら…。
 熱い真剣勝負にご期待下さい!

●5月28日(火),29日(水)「震災・原発事故で動物たちはどうなった?」
  https://www.facebook.com/events/452656484820856/?ref=2

 ダイジェスト版上映&宍戸トーク

 【時間】28日 19:30~20:30
 【会場】浜田山会館 第一集会室
   http://www2.city.suginami.tokyo.jp/map/detail.asp?home=H05080
【時間】29日 18:00~19:00
 【会場】永福和泉区民センター 第一集会室
   http://www2.city.suginami.tokyo.jp/map/detail.asp?home=H04940

 【参加費】200円
 【定員】15名
 【お申込み】
  (1)参加日(2)お名前(3)E-mailアドレスをご記入のうえ前日18時までに
   convitz@yahoo.co.jp (担当:福島)までメールでお申込みください。
   件名は「動物たちの大震災 イベント申込」として下さい。

 企画してくれたのは、宍戸の学生時代からの親友・福島くん。
 学生時代から環境問題に取り組んできた僕たちは、原発事故を
 止められなかった責任に生涯向き合っていくのかもしれません。
 ダイジェスト版の上映とトークはこれがおそらく最終回。
 お近くの方はぜひ見納めに(?!)お誘い合わせの上お越し下さい。
 親友交歓もお楽しみに!

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 4.応援団募集中!
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■全国共通特別鑑賞券を販売中!

 6月1日のユーロスペースでの公開に向けて、
 全国共通の特別鑑賞券(前売り券)を販売しています。
 1枚¥1,400ですので、当日一般券より300円もお得です!
 (当日/一般¥1,700/大学・専門学校¥1,400/会員・シニア¥1,200)
 ユーロスペースの劇場窓口もしくは、プレイガイドなどで発売中ですが
 郵送でも承ることが出来ます。

■特別鑑賞券お預かり(委託販売)のお願い

 特別鑑賞券(前売り券)をお預かり頂ける方も
 募集しています。何枚必要か分からない、
 という方には「委託販売」をお勧めしております。
 委託の際には、通常より安い金額でご提供いたします。
 公開終了後に販売手数料を引いた金額をお振込み頂き、
 残った券はご返却頂くことになります。

■チラシ配布・ポスター掲示のお願い

 映画のチラシ配布・ポスターの掲示にご協力頂ける方を
 募集しています。必要枚数をお知らせ頂けましたら、
 こちらより発送させていただきます。
 行きつけの動物病院やお店、周りの方々へお渡し
 頂ければ幸いです。
 ご協力いただける方、ご興味持ってくださった方は下記まで
 お気軽にご連絡ください。

 配給・宣伝:東風(とうふう)
 電話:03-5919-1542(平日11:00-18:00)
 FAX:03-5919-1543
 Email:info@inunekoningen.com

 また応援団のみなさんをご紹介するページを公式サイトに
 作っていますので、よろしければぜひ!
 http://inunekoningen2.com/news/?cat=7

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 5.公開劇場!
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現在、全国13の映画館で上映が決定しています。
今後もどんどん増やしていきます!

【公開日決定】
■神奈川県 ジャック&ベティ 045-243-9800 6月22日(土)~
■栃木県 フォーラム那須塩原 0287-60-7227 6月22日(土)~
■新潟県 シネウインド 025-243-5530 6月29日(土)~
■岡山県 シネマクレール丸の内 086-231-0019 7月20日(土)~


【夏以降公開】
■山形県  フォーラム山形 023-632-3220 7月公開
■宮城県  フォーラム仙台 022-728-7866 7月公開
■福島県  フォーラム福島 024-533-1515 
■愛知県  名古屋シネマテーク 052-733-3959 
■大阪府  第七藝術劇場 06-6302-2073 
■京都府  京都みなみ会館 075-661-3993 
■兵庫県  神戸アートビレッジセンター 078-512-5500 
■広島県  横川シネマ 082-231-1001 
■福岡県  KBCシネマ 092-751-4268 

   

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 6.関連情報
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●映画「犬と猫と人間と」関連商品
 ・「犬と猫と人間と」DVD
 ・DVD「いぬとねことにんげんと」
    (ダイジェスト版 映画「犬と猫と人間と」)
 ・書籍「犬と猫と人間と いのちをめぐる旅」

 いずれも好評発売中!
 全国の書店、DVDショップ、Amazonなどのネット通販でご注文可。

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転載、ここまでです。



『犬と猫と人間と2』 大震災の被害に遭ったのは人間だけじゃない! 被災地に取り残されたペットと家畜の過酷な現状

大震災の被害に遭ったのは人間だけじゃない! 被災地に取り残されたペットと家畜の過酷な現状 7
犬と猫と人間と2』の宍戸大裕監督(画像左)と飯田基晴プロデューサー。
物いわぬ被災動物たちの現状を取材して回った。



 動物たちの命の大切さを知ってもらえる映画を作ってほしい。ドキュメンタリー映画を撮る飯田基晴監督は“猫おばあちゃん”こと稲葉恵子さんから頼まれ、ペットブームに沸く日本で犬や猫たちがどのような状況に置かれているのかを取材し、4年がかりで『犬と猫と人間と』(09)を完成させた。飼い主が手放した犬や猫たちの多くは各自治体が設けた保護施設で殺処分に遭い、その数は年間30万頭以上にも及ぶことに言及した同作は、単館上映ながら大きな反響を呼んだ。

 前作から4年、第2弾となる『犬と猫と人間と2 動物たちの大震災』が公開される。サブタイトルにあるように、2011年3月に起きた東日本大震災によって被災地で暮らしていたペットたちはどのような状況に陥ったのか、さらには福島第一原発事故によって警戒区域に残されたペットや家畜たちはどうなったのかを追っている。今回、飯田監督はプロデュースに回り、宮城県在住の若手映像作家・宍戸大裕監督がカメラを手に1年8カ月にわたって被災地を訪ね歩いた。宮城から上京した宍戸監督には『犬と猫と人間と2』の撮影の裏側を、そして飯田プロデューサーには前作で取り上げたペットの殺処分問題がその後どうなったかについても語ってもらった。

──前作『犬と猫と人間と』は、当サイトでも大変な反響がありました。飯田さんは中学校で動物たちの命の大切さを考える授業を行うなど、映画の公開後も様々な活動を続けていますね。

飯田 映画の作り手がそこまでやる必要があるのか分かりませんが、子どもたちと一緒に考えることは自分にとっても大切だと思うんです。最初に稲葉さんに頼まれたときに「大人にも子どもにも命の大切さを教えてほしい」と言われました。『犬と猫と人間と』は各地で上映会が開かれましたが、上映時間が118分ということもあり、子どもたちに気軽に観てもらうのは難しかった。そこで再構成した20分のダイジェスト版を作り、学校の授業などで活用してもらっています。学校で「犬や猫の命について考えてみよう」と問い掛けると、自分で考えることができる子は「じゃあ、犬や猫以外の動物はどうなの?」と思うかもしれません。ペットとして飼う犬や猫の命と、牛や豚の命はどこが違うの? と。僕が授業をするときは、そんなことも子どもたちと話し合っていますが、大人でも答えられない問いです。また結果として、今回は犬と猫だけではなく、福島の警戒区域に残された牛たちについても触れています。

大震災の被害に遭ったのは人間だけじゃない! 被災地に取り残されたペットと家畜の過酷な現状 5
福島市にある動物シェルター「SORA」の代表・菅野利枝さん。
警戒区域で保護された犬30匹、猫20匹前後の世話をしている。



──宍戸監督は学生時代に飯田さんからドキュメンタリー製作のレクチャーを受けたそうですが、最初から『犬と猫と人間と』の続編を作ろうという意識でカメラを回し始めたわけではなかった?

宍戸 そうですね、最初から映画にしようと考えていたわけではないですね。震災までは東京の北千住で暮らしていたんですが、実家のある宮城がどんな状況なのか心配で2011年3月19日に帰郷し、そのときからカメラを回し始めました。地元の人たちが生きている姿をとにかく映像として記録しようと思ったんです。でも、被災した方たちにカメラを向けることができなかった。カメラを向けたら、何か言葉を掛けなくちゃいけない。『犬と猫と人間と2』の冒頭で全壊した家の前に佇んでいた男性に「ご実家ですか?」と僕が話し掛けて無視される様子が映っていますが、被災地の真っただ中で、まともに取材することができなかったんです。

飯田 被災地の現実に、自分なりに向き合おうとしたわけだよね。意気込みはあっても、実際に被災した人にカメラはそうそう向けられない。

宍戸 被災地を回って3日間は何も撮れませんでしたが、石巻で一匹の猫が瓦礫だらけになった商店街を横切るのに気づいて、慌ててカメラで追ったんです。そのとき「いい画が撮れた?」と声を掛けてきたのが、お好み焼き屋のご主人・小暮榮一さん。震災前から野良猫に餌をあげていた小暮さんから話し掛けられたことで、ようやく落ち着いてカメラを回せるようになったんです。その後、飯田さんから動物愛護団体「アニマルクラブ石巻」の様子を見てきてほしいと電話で頼まれ、アニマルクラブを通して被災動物たちの実情を知りました。そこで被災地が復興していく様子、震災を生き延びた動物たち、それに復興に大きな影響をもたらしている原発事故問題を、ひとつの作品にできないか考えるようになったんです。

飯田 僕も最初は宍戸くんの撮った映像が、映画になるとまでは考えてなかった。被災地の動物たちの状況が分かればいいなくらいに思っていた。ドキュメンタリー作品は、実際にどんな人に出会っていくか次第で全然変わってくるもの。アニマルクラブ石巻の代表・阿部智子さんに会うことは僕から頼んだわけだけど、宍戸くんは「飯田監督の弟子ですが……」なんて自己紹介しながら取材してたよね。僕は弟子なんか取った覚えは全然ないのに(笑)。

宍戸 すみません。阿部さんが施設内の片付けで忙しそうにしていたので、「何か言わなきゃ」と、咄嗟に出てしまった言葉なんです(苦笑)。

大震災の被害に遭ったのは人間だけじゃない! 被災地に取り残されたペットと家畜の過酷な現状 6
宮城県名取市在住の宍戸監督。「幸いにも自分の実家は無事でしたが、
自分の故郷がどう復興していくのか記録しなくてはと思ったんです」



──最初はなかなか取材が覚束なかった新人監督が、ペットたちを介することで被災者たちの心情に寄り添っていくようになる。動物たちを題材にしたドキュメンタリーですが、宍戸監督自身が成長していくセルフドキュメンタリー的な側面もありますね。

宍戸 自分ではセルフドキュメンタリーを作ろうなんて意識はなかったんですが、結果的にはそうなったかもしれません。僕としては取材先で出会った人たちの人柄に魅了されて、カメラで追い続けたという感じなんです。取材を続ける中で、足りない部分を少しずつ自分で考えて取材していくうちに、作品にまとまったという感じですね。

■原発事故が招いた惨状。無言で語る動物たちの記録

──津波被害の大きかった石巻で動物たちはどうなったのか、宍戸監督はペットを飼っていた被災者たちを取材するように。避難所や仮設住宅は、ペットの持ち込み禁止だったところが多かったと聞いています。

宍戸 避難所での生活が長引くようになり、話し合いによって棟ごとにペットOK、ペットNGと棲み分けがされるようになったんです。でも、避難所の中にはペットが認められず、仕方なく車の中でペットと一緒に寝泊まりしている方もいました。映画に登場する小野夫妻は、3,000人くらいの被災者が滞在した中学校で避難者のリーダーを務めていたんですが、ご自身が犬を飼っていたこともあり、早くから話し合いでペット持ち込みOKな教室を設けていました。ただ、教室の中で猫を放し飼いにしていたところ、夜中に猫が眠っている人たちの布団の上を走り回るので、夜間はケージに入れるなど、避難所ごとにルールが作られていったんです。話し合いで改善されていったように思います。

飯田 でも、ペットの持ち込みが認められるようになるまで、数カ月を要した避難所もあるわけだよね。避難所ごとに異なるのではなく、ペットと一緒に暮らしている社会として事前に考えておくべきだと思うよ。避難所が早くから受け入れることを決めていれば、救うこともできた命もあるわけだし、飼い主も苦しまずに済んだはず。福島の避難指示区域でもペットの避難を認めるか認めないかが地域によって異なり、多くのペットたちが取り残されることになってしまった。2013年になってから環境省がそれぞれの自治体に、ペットとの同行避難を原則とすると言い渡しました。中越地震が起きた新潟ではペットに対応できる避難所が作られた一方、いまだにペットを認めない自治体もある。震災を経験した地域だけ改善されるのではダメだと思う。被災地では何が起きたのか、きちんと見つめ、それを他人事にするのではなく、教訓として自分たちのもの、社会の共通認識にしていくことが大事でしょう。

──自宅を失った上に、可愛がっていたペットたちを死なせてしまったことで、より深い傷を負った愛犬家、愛猫家たちが少なくなかったようですね。続いて宍戸監督は福島第一原発事故の避難指示区域へ。無人化した街に犬や猫たちの死骸が散在する光景は胸が痛みます。事故死、衰弱死した動物たちの痛ましさに加え、その動物たちを飼っていた家族も離散し、生活が営まれていた街そのものが崩壊してしまった恐ろしさを感じさせます。

宍戸 撮っていて自分も辛かったです。避難指示区域に残された犬や猫たちに水や餌を与えていたボランティアの岡田久子さんは、街の中心まで何度も入っていたので、もっと悲惨な光景を目撃していると思います。鎖でつながれた状態の犬の亡きがらに僕も触れたんですが、とても冷たく硬くなっていました。辛かったんだろうな、苦しかったんだろうなと、そのときは当たり前のことしか想像できませんでした。でもその後、残された牛たちが段々と弱って死んでいく様子を見たことで、より具体的にそのことを感じるようになりましたし、怒りも込み上げてきました。

──その怒りは、誰に対するものでしょうか?

宍戸 原発事故を招いた東電や国の責任者への怒りですね。飼い主への怒りではないです。同時に自分への憤りも感じたんです。岡田さんから避難指示区域がどんな状況かは話してもらっていたんですが、実際に自分の目で見るまでは想像できなかった。動物たちの死体を見て、「なかったことにはできない」「彼らが存在した証しを残そう」と強く思いましたね。

大震災の被害に遭ったのは人間だけじゃない! 被災地に取り残されたペットと家畜の過酷な現状
犬と猫と人間と2』の飯田プロデューサー(画面右)。
『犬と猫と人間と』(09)の続編と発表され、全国から多くのカンパが寄せられた。



 『犬と猫と人間と2』の後半は、福島第一原発事故の警戒区域に残された牛たちの世話をするボランティアスタッフたちがクローズアップされる。その中心となっているのが岡田久子さん。2011年3月下旬から避難指示区域に残された犬や猫たちに水や餌を与えに、宮城から片道2時間かけて通っていた岡田さんは、同年6月からは牛たちの世話もするようになった。20km区域内の家畜たちは区域外への持ち出しを国から禁じられ、鶏と豚はほぼ全てが餓死もしくは殺処分に。牛も2,600頭が死に追いやられた。殺処分に踏み切れなかった牧場主もいるが、牧舎の中には餓死した牛が倒れ、その横では糞尿まみれで痩せ細った牛たちに死が迫っている。ボランティアの手が足りず、どうにもならない。区域内では獣医を呼ぶこともままならない。人間の都合によって命を左右される動物たちの過酷な現実をカメラは記録していく。

宍戸 実のことを言うと、今回はタイトルにある通り、犬や猫たちのドキュメンタリーにするつもりだったので、岡田さんから牛たちの話を聞いたときは、「取材しても、作品に盛り込めないしなぁ」と消極的でした。牛たちの取材は見送ろうとしたんですが、「農水省や県に牛の惨状を訴えても、なしのつぶて状態。せめて、この状況をweb上で訴えたいので、動画撮影をしてほしい」と頼まれて、「動画撮影だけなら」と協力することにしたんです。牧舎を訪ねたところ、もう驚きました。「これが現実なのか……」と。無関心を決め込もうとしていた自分自身への怒りが湧いてきました。

飯田 僕も追加取材の段階で、宍戸くんの取材に同行しました。宍戸くんの現場に口を挟みたくないので、なるべく行かないようにしていたんです。浪江町の「希望の牧場」と「やまゆりファーム」をもう一度撮影するので一緒に訪ねたのですが、情けないことに僕は牛たちの遺体置き場に近づけなかった。死んだ牛の腐敗臭がすごく、吐き気を催してしまったんです。映像には臭いまでは映りませんが、近づいただけで服に臭いが移るほど強烈でした。夏場の牧舎の中での撮影は、本当にきつかったと思います。

──国は全頭殺処分の方針を、震災から1年後には「区域内で生かすだけならよい」と方向転換。300頭以上の牛を生かしてきた「希望の牧場」に、岡田さんらが世話をする「やまゆりファーム」の65頭の牛たちが迎え入れられていくことに。牛たちが大移動していく様子は、まるで神話「ノアの方舟」を思わせる感動的なシーンです。しかし、感動だけでは済まないシビアな現実が……。

宍戸 岡田さんが「牛の面倒は自分たちでやるから」という条件付きでお願いして、「希望の牧場」の牧場主である吉沢正巳さんが引き受けることになったんです。ですが、吉沢さんとボランティアである岡田さんたち2~3人で、400頭近い牛たちの世話をするのは不可能なこと。生き延びた牛たちの間で生存競争が起き、餌にありつけない牛はどんどん弱っていくんです。

飯田 厳しい状況なんだけど、宮城から片道2時間かけて浪江町まで週5日通い続ける岡田さんに対して、吉沢さんが「なんでそんなに頑張れるの? これって何かの宗教?」って冗談っぽくツッコミを入れるよね。あのシーンが良かった。しんどい状況の中で、ふっと人間味が感じられる。ああいうやりとりをカメラが拾うことで、ドキュメンタリーの雰囲気ってずいぶん変わってくるよね。

大震災の被害に遭ったのは人間だけじゃない! 被災地に取り残されたペットと家畜の過酷な現状 3
福島第一原発の20km圏内に残された牛たち。行政は商品価値のない
経済動物として殺処分を求めたが、踏み切れなかった牧場主も少なくなかった。



──確かに動物ボランティアのスタッフたちの献身ぶりは、一種の宗教のようにも感じさせます。岡田さんは笑って「宗教じゃない」と首を振っていますが、どうしてあそこまで熱心に活動できるんでしょうか?

宍戸 岡田さんに限らず、ボランティアのみなさんの声を公約数にすると「動物たちの現状を知ってしまったから。自分が行かないと、動物たちが死んでしまうことが分かっているから」ということです。岡田さんは、ご主人が神奈川に単身赴任していて、休日にはご主人も一緒にボランティア活動を手伝っているんです。岡田さんからは「人手が足りないので、牛の世話を手伝ってくれないか」と、取材していた僕も頼まれました。現場を見てしまうと、やはり断れないんです。「やまゆりファームが軌道に乗るまででいいから」と言われたんですが、なかなか軌道に乗らずに、その後も手伝い続けています(苦笑)。

──『犬と猫と人間と2』は宍戸監督がいろんな状況に遭遇していく、巻き込まれ型サスペンスならぬ“巻き込まれ型ドキュメンタリー”。各取材先で手伝いもしていたそうですが、実際のところ、カメラを回していた時間と手伝いをしていた時間は、どちらが長かったんでしょうか?

飯田 鋭い質問だ!(笑)

宍戸 それはですね……正直なことを言うと、ボランティア作業を手伝っていた時間のほうが、カメラを回していた時間よりも長かったと思います(笑)。「アニマルクラブ石巻」でも手伝い、原発事故で飼い主とはぐれた犬や猫たちを保護している福島市の動物シェルター「SORA」でも手伝い、「やまゆりファーム」でも牛の世話を手伝っていました。どこも人手が足りていない状態でしたから。

飯田 岡田さんも「この人なら、口説き落とせる」と踏んで、宍戸くんに頼んだんじゃないかな(笑)。でも、撮影を忘れなかっただけ、エライよ。最初、「ボランティアをしながら撮影をしたい」と相談してきた宍戸くんに対して、僕は「どちらかにしたほうがいい」とアドバイスしたんです。どっちを取れとは言いませんでした。それは本人が決めればいいことですから。このとき宍戸くんは「撮ります」と答えたんだよね。はっきり言うと、“撮る”ことのほうが難しい。ボランティアとして手伝うほうが、役に立っていることを自分も実感できて、その場での満足度は高い。カメラなんて、その場では何も役に立たないですから。だから両方をやろうとすると、ボランティアのほうに走ってしまうんじゃないかと思った。そのことが僕は心配だった。勘違いしてほしくないけど、僕も取材のときは、最低限の撮影が済んだら相手を手伝ったりすることはあります。取材で相手の時間を奪うわけですし、長期間の取材になると、かなりの精神的な負担も掛けてしまいます。手伝うことで相手とコミュニケーションを図るという一面もあるんです。「撮影だけしろ、手伝いはしなくてもいい」と言ったわけじゃないからね(笑)。

■義援金で購入したペットを手放す、悲しいスパイラル

──終盤、カメラは再び石巻へ。被災者たちは仮設住宅で新生活をスタートさせますが、義援金や給付金で新たにペットを購入。そのペットたちを早々に手放すはめに陥るという悩ましい問題が生まれているんですね。

宍戸 震災で家族や住まいを失った寂しさを紛らわすためにペットを衝動買いしてしまうんですが、結局ペットの世話ができなくなるというケースが生じています。僕が取材したペットショップのペット購入率は、震災後、通常の1.5倍に伸びたそうです。

飯田 失ったものをもう一度手に入れたい、という被災者の心情は理解できる。被災地では車や家電製品も売れていると思います。でも、ペットの場合は生活必需品ではないわけですよね。身近に動物がいてくれることで救われる人もいれば、やっぱり動物と一緒に暮らすのは無理だったと手放してしまう人もいる。

宍戸 そうですね。今回の取材を通して、やっぱり人間は犬や猫や牛たちに対して、緊急時でも責任を持って面倒を見なくちゃいけないということを強く感じました。また、災害によって日常を奪われてしまった人たちに接することで、人生は突然に変わってしまうこともある、それだけに人であれ動物であれ、命と命との出会いは大切にしよう、と今まで以上に考えるようになりましたね。

大震災の被害に遭ったのは人間だけじゃない! 被災地に取り残されたペットと家畜の過酷な現状 4
社会の弱者へ眼差しを向ける飯田プロデューサー。
「問題点が浮かび上がり、また問題が解消されていない今、公開する意味があると思うんです」



──取材先で「飯田さんの弟子」を名乗った宍戸監督の成長ぶりを、師匠の飯田プロデューサーはどう感じていますか?

飯田 今回、編集は僕がかなり主になってやってしまったけど、撮影に関して本当に頑張った。特に牛たちの様子は、密着してよく撮影したなと思います。取材を始めた最初の頃とは全然違っている。ひとりのドキュメンタリー監督の成長記としても観ることのできる作品になったんじゃないかな。今日みたいに取材に答えることで、監督自身が気づかされることって多い。今はドキュメンタリーの監督って、ひとりでカメラを回していることが多く、取材中は頭を下げてばっかり。監督という自覚が持てない(苦笑)。だから、ある意味、ドキュメンタリー監督は作品の公開が決まり、取材を受け、舞台あいさつを重ねていくことで監督らしくなっていく部分があると思います。宍戸くんには、これからも取材を続けてほしいですね。特に牛たちがどうなるのか、最後まで見届けてほしい。

宍戸 もちろん、今回の取材で出会った人たちのその後は、これからも追っていきたいです。実家のある名取市から離れていることもあって、頻繁には行けてないんですが、「やまゆりファーム」には月1~2度は手伝いに行っています。

──最後にもうひとつ。前作『犬と猫と人間と』の公開から4年。ペットの殺処分をめぐる問題は、かなり状況が変わってきたように思います。飯田さんは、どのように現状を見ていますか?

飯田 『犬と猫と人間と』では年間30万頭以上の犬や猫たちが殺処分されているという2006年度のデータに触れましたが、2011年度は17万頭に減っています。これまでは10年間かかって半減していたのが、5年間でほぼ半減している。改善されてきていると評価していいでしょうね。野良猫の不妊手術や棄てられた犬や猫の譲渡先を探す、民間のボランティアスタッフや動物愛護団体、各自治体の職員のそれぞれの努力が実ってきているということだと思います。僕が思っていたよりも速いスピードで、社会が変化しましたね。

──人間の意識が変わることで、殺処分に遭わずに済む動物たちも多いわけですね。

飯田 そうですね。ただし、現場の努力だけでは限界がある。これからは殺処分数を減らしていくことが難しくなるでしょう。制度そのものを見直すことが求められる。ペットを販売している業者などを含め、ペット産業そのものを規制しないと、数字は減らないように思います。17万頭という数字は、まだまだ多いです。より多くの人に動物たちの置かれている状況を知ってもらう必要があるでしょうね。

 * * *

 『犬と猫と人間と』、そして『犬と猫と人間と2』は動物たちを主題にしたドキュメンタリーだが、動物たちを必要とする人間社会そのものを描いた作品でもある。8年前、“猫おばあちゃん”こと稲葉さんが飯田さんに託した願いが、徐々にだが静かに広まりつつある。

大震災の被害に遭ったのは人間だけじゃない! 被災地に取り残されたペットと家畜の過酷な現状 2



『犬と猫と人間と2 動物たちの大震災』
監督・撮影・ナレーション/宍戸大裕 構成・編集・プロデューサー/飯田基晴 音楽/末森樹 製作/映像グループ ローポジション
配給/東風 6月1日(土)より渋谷ユーロスペースほか全国順次ロードショー (c)宍戸大裕 http://inunekoningen2.com

●ししど・だいすけ
1982年宮城県仙台市生まれ、名取市在住。学生時代に飯田基晴主宰の映像サークル「風の集い」に参加し、映像製作を学ぶ。学生時代のドキュメンタリー作品に『高尾山 二十四年目の記憶』がある。福祉関係のNPO勤務を経て、現在は映像製作に携わる。本作で劇場デビューを果たす他、飯田監督の『逃げ遅れる人々 東日本大震災と障害者』(12)を共同取材した。

●いいだ・もとはる
1973年神奈川県横浜市生まれ。新宿で野宿生活する“あしがらさん”の日常を追った『あしがらさん』(02)で劇場デビューを飾った。2006年に「映像グループ ローポジション」を仲間と共に設立。地域猫の世話をしていた稲葉恵子さんから依頼を受けた『犬と猫と人間と』(09)が反響を呼び、ダイジェスト版DVD『いぬとねことにんげんと』(11)も製作した。大震災時に東北沿岸部で犠牲になった障害者の割合が健常者の2.5倍だったことを伝える『逃げ遅れる人々 東日本大震災と障害者』(12)が現在DVDとしてリリース中。

日刊サイゾー 2013年05月28日




一般社団法人 SORA

アニマルクラブ石巻

希望の牧場

やまゆりファーム

犬と猫と人間と2 動物たちの大震災





宍戸大裕監督『犬と猫と人間と2』 フクシマの牛が流した涙の重さ――打ち捨てられた震災“生き証人”

 4年前に飯田基晴監督の『犬と猫と人間と』を見て、日本には犬と猫合わせてなんと2700万匹も飼われていると知って驚いたが、犬と猫が1日1000匹も殺処分されている「ペット大国」の裏側を知ってさらに驚いた。

 その飯田がプロデュースし、“弟子”の宍戸大裕が監督した『犬と猫と人間と2』が完成した。副題に「動物たちの大震災」とあるように、大震災で犬、猫、牛たちがどんな被害を受けたかに焦点を当てていて見応えがあった。

 これまでの被災ドキュメンタリーといえば、もっぱら人間を題材にしていて、捨てられた動物たちは被災風景の添え物でしかなかった。それが動物に光を当てることで、彼らが飢え、傷付き、人間不信となって心まで病んでいる姿が見えてくる。ペットと家族同様に暮らしてきたのに、手狭な仮設住宅では一緒に暮らせない避難者のやりきれない気持ちもとらえていて、胸を打つシーンもある。

 なかでも、原発事故の放射能で汚染された「警戒区域」での動物たちの惨状は目にあまる。カメラは、宮城県から2時間かけてやってくるボランティアの岡田久子さんに密着し、その保護活動を撮り続ける。最初は犬と猫だけだったが、放置された牛舎の牛にも餌をやるようになる。被曝牛を350頭も飼っている「希望の牧場」の吉沢正己さんに窮状を訴え、同じ敷地に65頭も牛をおかせてもらう。

 映画の、そんな二人の共同作業や問答シーンが興味深い。吉沢さん「どうしようもなくなったらどうする? 追っ放すね!」。岡田さん「支援金が成りたたなくなったら殺処分しかない。これが日本の動物のおかれた姿なんだと!」

 被曝牛は「復興の邪魔だ」と切り捨てる福島県庁と違って、人間と同じ「生き物」ととらえることで原発惨事への「生き証人」とする。牛舎で生き残った一頭がカメラをじっと見つめ、涙を流すシーンがある。

レイバーネット 2013年05月21日





震災や原発事故の犠牲者である動物たちに迫る感涙のドキュメンタリー完成

 東日本大震災で被災した動物や人々と真摯(しんし)に向き合ったドキュメンタリー映画『犬と猫と人間と2 動物たちの大震災』の宍戸大裕監督と飯田基晴プロデューサーが、本作の生みの苦しみや、人間社会の中では弱者である飼育動物たちの視点から見た作品の魅力について語った。

 動物愛護の現実や殺処分の問題を掘り下げた2009年公開のドキュメンタリー映画『犬と猫と人間と』を監督した飯田基晴がプロデュースを担当し、気鋭の映像作家・宍戸大裕が監督を務めた本作。昔から動物が大好きで、かつては獣医を志したこともあるという監督が、津波による甚大な被害を受けた故郷の宮城県に戻り、被災地で必死に生き抜こうとする人々や動物たち、そして彼らを物心両面からサポートする人々の姿を通して、命の輝きや尊さを訴える。

 宮城県仙台市の隣の名取市に実家があることもあり、とにかく「帰りたい!」という気持ちが募り、東日本大震災発生後、8日目には現地入りして撮影をスタートしたという監督。「最初は『被災地の生の姿を撮り抜いてやる!』という意気込みで現地入りしたものの、あまりの惨状に僕自身が言葉を失ってしまい、被災者の方々に掛ける言葉すら見つかりませんでした……」と当時を振り返る。

 ドキュメンタリー作家としては大先輩の飯田プロデューサーは、「最初に宍戸監督に被災地の撮影をしたいと相談を持ち掛けられたときから、とにかく『本気で応援する!』という強い気持ちでした」と意気込みを披露。そしてこの作品のすごさは、原発事故後も福島県の警戒区域内に残る「牛」のシーンに表れていると力説した。「監督自身肩入れし過ぎてしまっているという部分もあるんですが、家畜動物として育てられていた牛を“生かそう”とする人々のパワーには圧倒されました。あれは彼にしか撮れない映像だと思います」と絶賛する。

 大津波に襲われた宮城県石巻市、原発事故に翻弄(ほんろう)される福島県、そして東日本大震災で被災した犬や猫、牛などの動物たちと人々の姿を取り上げた本作。監督は「今も必死に生きる被災者や動物たちの姿を世界中に伝えたいです」と力説する。さらに「これまで誰も伝えなかった切り口で被災地の姿を初めて描いた作品なので、たくさんの人に観てもらいたいです」と飯田プロデューサーも公開に意欲を見せた。

映画『犬と猫と人間と2 動物たちの大震災』は6月1日よりユーロスペースほかにて全国順次公開

MOVIE ENTER 2013年05月06日




『犬と猫と人間と2』初日が決定!

『犬と猫と人間と2』初日が決定!



『犬と猫と人間と』から 4 年。ふたたび、いのちをめぐる旅が始まります

東日本大震災では多くの人々、犬や猫などの動物たちが被災しました。しかし被災した動物の数は自治体でも把握しきれていません。今なお保護活動が行われていますが、私たちにはその現状を知ることさえ難しいのです。

「まだ新しい犬は飼えないけど、いつかまた…」津波で愛犬を失った夫婦が、喪失を受け止めてゆく長い道のりに寄り添いました。津波を生き延びた男性と野良猫が再会し、次第に家族となっていく姿など、いくつもの別れと出会いを見つめます。

原発事故に翻弄される福島では、取り残された犬や猫を待っていた苦難が今も続き、飼主やボランティアの人々の複雑な思いが交錯します。

残されたのは犬や猫だけではありません。被ばくした牛たちを生かすべきか否か、畜産農家とボランティアの人々が立場を越えて困難に立ち向かう姿を通して、いのちの意味を問うていきます。

僕らがまだ知らない、動物と人間のいま 未来につなぐため、いのちと向き合う

監督は、宮城県出身の映像作家・宍戸大裕。変わり果てたふるさとに戸惑い、カメラを向けることが出来ずにいた監督。

しかし、懸命に生きる動物たちと彼らを救おうと奮闘する人々と出会い、600 日に渡り正面からいのちと向き合っていきます。

プロデュースを手掛けたのは、一人の猫好きのおばあさんの「不幸な犬猫を減らしたい」という思いから生まれ、09 年に劇場公開され話題となった『犬と猫と人間と』の飯田基晴。本作はスクリーンを見つめる私たち自身がともに生きるいのちについて考え、未来へと繋いでいくための物語なのです。

2013年6 月1 日(土)より、ユーロスペースにてロードショー他全国順次公開

CINEMA TOPICS ONLINE 2013年4月11日




 東日本大震災で被災した動物と人々を描くドキュメンタリー映画『犬と猫と人間と2 動物たちの大震災』のプレミア先行上映会が27日に都内で行われ、上映後にコピーライターの糸井重里、宍戸大裕監督、飯田基晴プロデューサーがトークイベントを行った。

 本作は、動物愛護の現場や殺処分の問題に切り込んだ2009年のドキュメンタリー映画『犬と猫と人間と』を監督した飯田基晴がプロデュースし、新鋭の宍戸大裕がメガホンを取ったドキュメンタリー。東日本大震災で甚大な被害を受けた宮城県出身の宍戸監督が故郷に戻り、被災地で震災後の厳しい現実に向き合う人々や動物たちの姿を通して命のぬくもりを伝える。

 前作を自身の主宰するウェブサイトで大きく取り上げるなど、本シリーズを熱心に応援している糸井は「飯田監督作品もそうだったけど、今回の宍戸監督の作品からも、ネガティブなウソを感じないんですよ。『オレは怒っているからこうしろ!』と言っている部分がない。撮り始めたら事実が次々にやってきて、答えが出ないのだけど映画を撮っている、という姿勢が観ていて楽にしてくれた。わからない状態のままで現地を歩いていく人の足跡を感じました」とその作風を称賛する。

 また、本作では被災地に置き去りにされた犬や猫のほかにも、福島県の警戒区域内にいる牛など家畜動物の殺処分問題も捉えており、糸井はトーク中その問題について熱心に二人と語り合った。宍戸監督は「実際に殺処分をしなければならないのは福島県の職員の方ですが、現場で彼らからは『誰も好きこのんで殺しているわけではない。そのせいでおかしくなってしまう職員もいる』という話を聞きました」と現場の悲惨な状況を明かした。

 最後に、宍戸監督は「あの震災の中で、『犬猫どころじゃない』という声はいろんなところで聞こえてくる。でも、そういう人たちにこそ、これだけ(動物を)思っている人たちがいるということを伝えていきたい。その役割をこの映画が果たせれば。映画を応援してください」と言葉に力を込めた。

映画『犬と猫と人間と2 動物たちの大震災』は5月下旬よりユーロスペースにて公開、ほか全国順次公開


【関連情報】

映画『犬と猫と人間と2 動物たちの大震災』オフィシャルサイト

映画『犬と猫と人間と2 動物たちの大震災』トークイベントフォトギャラリー

被災地では白骨化した家畜の姿も…被災動物たちが悲惨すぎる…動物の命の大切さを子どもたちに伝えたい

MSNトピックス 2013年3月28日




2013年03月27日 追記
Low Position BLOG!様で「犬と猫と人間と2」の劇場用予告編が公開されていました。






2012年11月05日 追記
Low Position BLOG!様で「犬と猫と人間と2」の予告編が公開されていました。





Low Position BLOG!様で「犬と猫と人間と2」が告知されていました。

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<作品紹介>

大津波に襲われた宮城県石巻市。原発事故に翻弄されつづける福島県。東日本大震災では犬や猫、牛などの動物たちも被災しました。

動物たちが伝える無言の声、その声に耳を澄まし動きだす人々。

別れ、再びめぐり逢ういのちといのち。

動物たちと人々が過ごした3・11からの500日を見つめます。

2009年に劇場公開され話題を巻き起こしたドキュメンタリー映画「犬と猫と人間と」監督の飯田基晴がプロデューサーとして製作を指揮、宮城県出身の若手監督・宍戸大裕が、震災下を生きぬく動物たちと人々に迫ります。

<概要>

完成予定:2013年1月/95分(予定)/ハイビジョン

監督・撮影・編集:宍戸大裕

プロデューサー :飯田基晴

製作:映像グループ ローポジション

<お問合せ>

Email:info@inunekoningen.com

・映像グループ ローポジション

電話:045-228-7996 FAX:045-228-7976

・「犬と猫と人間と2」製作上映を応援する会

電話:090-1932-9965(宍戸)

http://www.daifilm.com/



【先行試写会のご案内】

2012年8月26日(日) 13:30開場 14:00開幕(16:30終了予定)

宮城県多賀城市文化センター 小ホール(450名収容)

関係者挨拶あり:阿部智子(アニマルクラブ石巻)、宍戸大裕(監督)、飯田基晴(プロデューサー)

※作品をより良くしていくため、当日はぜひアンケートのご協力をお願いします。


<監督より>

多賀城市文化センターは東日本大震災から1年あまり、避難所として利用されていました。私は、多くの動物たちや人々に出会うなかで、試写会の開催は宮城県からはじめたいと考えるようになりました。本作を、大震災により失われたすべてのいのちに捧げます。(宍戸大裕)

主催:アニマルクラブ石巻、「犬と猫と人間と2」試写会実行委員会

入場料:500円(当日券のみ)

お問合せ:d_shishido@yahoo.co.jp

電話:090-1932-9965(宍戸)

会場までの行きかた:(会場連絡先 Tel:022-368-0131)

●電車 JR仙石線・多賀城駅下車(仙台から20分)→徒歩7分

●自動車(無料駐車場240台)仙台から国道45号・産業道路で約25分/三陸自動車道仙台港北ICから約10分 



【完成記念上映会のご案内】

2013年1月13日(日) 東京・表参道

 1回目:10時半開場 11時上映開始/2回目:13時半開場 14時上映開始

会場:東京ウィメンズプラザ 

料金:予約なし、当日受付のみ 一般1500円 シニア・高校生以下・障害者手帳をお持ちの方1000円

主催:映像グループ ローポジション

問合せ:info@inunekoningen.com

電話:045-228-7996 電話&FAX:045-228-7976



現在、「犬と猫と人間と2 動物たちの大震災」の完成に向けて、資金集めを行なっています。

ドキュメンタリー映画の製作および上映には、多額の資金を必要とします。

自己資金だけでは限界があることに加え、上映活動で全額を回収することも容易ではありません。

本作の完成と上映のためには、まだ製作費を集めていく必要があります。

どうか皆さまにも、ご寄付をお願いできましたら幸いです。

寄付の目標額は、映画の完成に必要な200万円です。

ご協力、どうかよろしくお願いいたします。

<お振込先>

【郵便振替】

口座番号:02220-8-112225 

加入者名:「犬と猫と人間と2」製作上映を応援する会

(他金融機関からお振込の場合:二二九店 当座 0112225)

※5,000円以上のご寄付を下さった方は、映画のエンドクレジットに、協力としてお名前を記載させて頂きます。もし匿名をご希望の場合は、その旨をお知らせください。

1万円以上のご寄付を下さった方には、エンドクレジットへのお名前の掲載とともに、映画DVDをプレゼントいたします。お届けはDVD発売開始後となります。

お振り込み後、info@inunekoningen.com まで、お名前とご連絡先をお伝えください。



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[報道] 心優しい巨人、水槽でおぼれているマーモットを救い出したアメリカアカシカ

心優しい巨人、水槽でおぼれているマーモットを救い出したアメリカアカシカ 1

 米アイダホ州のポカテロ動物園で、飼育員の目を疑うような光景が展開されていた。4歳になるアメリカアカシカのシューターさんが、飲み水が入っているタンク水槽でなにやらピチャピチャやっている。”いったい何をしているんだろう?遊んでいるのかしら?”とその行為を目撃した飼育員は、カメラを取りその様子を撮影した。

 シューターさんは遊んでいるわけではなかった。なんとその飲み水タンクに誤っておちたマーモットを必死に救い出そうとしていたのだ。

 撮影を開始してから15分後、ついにシューターさんはマーモットを救い出すことに成功。これらの写真はその行為をずっとみていた飼育員さんが撮影したものである。

 自らの飲み水が入ったタンクの前でなにやら訴えているシューターさん
心優しい巨人、水槽でおぼれているマーモットを救い出したアメリカアカシカ 2

中を覗き込んで
心優しい巨人、水槽でおぼれているマーモットを救い出したアメリカアカシカ 3

必死にがさごそやっている
心優しい巨人、水槽でおぼれているマーモットを救い出したアメリカアカシカ 4

前足を水の中に入れようと試みたりもしている
心優しい巨人、水槽でおぼれているマーモットを救い出したアメリカアカシカ 5

そしてついに!シューターさんの口には1匹のマーモットの姿が
心優しい巨人、水槽でおぼれているマーモットを救い出したアメリカアカシカ 6

マーモットをそっとくわえ水の中から救い出すシューターさん
心優しい巨人、水槽でおぼれているマーモットを救い出したアメリカアカシカ 7

シューターさんは救い出したマーモットをそっと地面においた
心優しい巨人、水槽でおぼれているマーモットを救い出したアメリカアカシカ 8

シューターさんのおかげで危機を脱したマーモット。無事に帰って行った
心優しい巨人、水槽でおぼれているマーモットを救い出したアメリカアカシカ 9

 なんという心優しき巨人だろう。アメリカアカシカはシカの中ではヘラジカについで2番目に体が大きい種で、雄は平均で、体重315kg程度、肩の高さ1.5m、全長2.4mもある。他のシカと同様に草や樹木の葉・樹皮を食べる草食動物なので、動物であるマーモットさんを捕食するはずもなく、本当に懇意に助けたかったようだ。

 動物は時として人間の予想もしなかった行動にでる。シューターさんの飲み水を頭からかぶって心を根こそぎ洗いたい気分になってきた。



カラパイア 2013年06月17日




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[報道] メキシコのペットショップ、市民の目をくぎ付けにしたゲリラプロモーション

このリードの先の存在に気付いたあなた、飼い主になってみませんか?

 メキシコで最大手のペットショップ「+KOTA」によるアウトドアプロモーション。その目的は、飼い主に捨てられた数多くのホームレス犬の存在を知ってもらい、里親を募ることです。

 今回同社が考案したのは、“Invisible owner(見えない飼い主)”という奇妙なスタント。

 犬の散歩時に使用するリードを形状記憶が可能な素材を使って、あたかも“飼い主が犬を散歩しているかのような形”に成型します。

メキシコのペットショップ、市民の目をくぎ付けにしたゲリラプロモーション 1

 このリードを飼い主のいない犬に装着し、街を自由に歩かせることにより、市民からはこの犬が“見えない飼い主に散歩されている”ように見えるという仕掛けです。

メキシコのペットショップ、市民の目をくぎ付けにしたゲリラプロモーション 2

異様な光景に、人々はこの不思議な犬の散歩に注目します。

メキシコのペットショップ、市民の目をくぎ付けにしたゲリラプロモーション 3

メキシコのペットショップ、市民の目をくぎ付けにしたゲリラプロモーション 4

 犬の首輪には、「私を飼ってください」と書かれた街の人々へのメッセージカードがつけられています。さらにカードの裏面には、「すべての犬は、飼い主を欲しがっています」と明記されていました。

メキシコのペットショップ、市民の目をくぎ付けにしたゲリラプロモーション 5

メキシコのペットショップ、市民の目をくぎ付けにしたゲリラプロモーション 6

 “Invisible owner”、すなわち、“未来の飼い主が犬の散歩をしている”様子を描くゲリラスタント。“あなたこそが未来の飼い主かもしれませんよ”と訴えるコミュニケーションですね。

 この取り組みにより、2か月間で221匹の犬と、犬を飼いたいと思っていた市民が出会うことができたといいます。

メキシコのペットショップ、市民の目をくぎ付けにしたゲリラプロモーション 7

メキシコのペットショップ、市民の目をくぎ付けにしたゲリラプロモーション 8

メキシコのペットショップ、市民の目をくぎ付けにしたゲリラプロモーション 9

MarkeZine 2013年06月12日




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| 報道 | 06:12 | comments:3 | trackbacks:0 | TOP↑

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[報道] インドがイルカを「人」と認めた

インドもクジラ目の動物を「人類ではない人」と公式に認めた。そして、ドルフィンパークの開演や娯楽ショーを禁止すると発表した。それは「彼らの知性と感情が証明されている」ためだ。

インドがイルカを「人」と認めた

イルカは「人類ではない人」だ。その生命と自由の権利は尊重されなければならないとして、インドはシャチやイルカのようなクジラ目の動物たちにこのような特別な地位を公式に認め、これらの動物を飼育するドルフィンパークをすべて閉鎖するように命じた。

公式声明で明らかにしたように、インドの環境・森林大臣は、科学がこうした動物たちの知性や感情をはっきりと確認したと説明して、彼らを「一定の権利をもつ人類ではない人」と定義し、こうした動物たちの捕獲や監禁につながるすべての行為を禁止した。


ドルフィンパークに対する長い抗議活動

アカデミー賞を受賞したアン・リー監督の映画『ライフ・オブ・パイ』でも描かれたように、インド人の動物に対する尊敬は有名だ。そしてインド政府の決定は、ケーララ州のドルフィンパーク開園に対する抗議を受けたものだ。海棲哺乳類を主役にしたその他の娯楽施設と一緒に、今年オープンするはずだった。

「この決定は、動物保護運動の新たな1章を記すものです」と、インド動物保護組織連盟のプジャ・ミトラは『Deutsche Welle』紙に語った。「わたしたちは、運動の間に広く周知した科学的証拠のおかげで、『人類ではない人』という概念をもち込むことに成功しました」。


科学の見解は?

こうしてインドは、コスタリカ、ハンガリー、チリとともに、商業的なエンターテインメント目的でのクジラ目の動物の捕獲と輸入を廃止した、数少ない国々の仲間に加わる。

すべては3年前に、フィンランドのヘルシンキで始まった。研究者や動物愛護家たちが、クジラやイルカを自意識をもつ個体として認めることを目的に、クジラ目の動物の権利宣言に署名した。

科学者のなかでローリ・マリーノは、決定的な実験の結果を報告した。彼女はクジラ目の動物の脳が、特にコミュニケーションと学習に関する部位において発達していて複雑であることを示した。彼女の研究によって、イルカが完全に人間と類似した自意識レヴェルをもつことが示された。

彼らは思考し道具を用い、抽象的概念を理解する。まさに人間が名前でお互いを見分けるのと同じように、相互に認識し合うシステムをもっている。「彼らは家族グループの間で親密なきずなを共有していて、固有の文化と狩りの手法をもっています。コミュニケーションのスタイルにも違いがあります」と、ミトラは続ける。

近年、インドの経済状況が良好であるため、インド国内で水棲動物のエンターテインメントが人気となっていた。とはいえショーは、まさにイルカたちのこうした並外れた認知能力によって支えられていて、そのおかげで大変なスペクタクルとなっている。そして人々が、このショーの背後にある彼らの苦しみを意識していないこともしばしばある。

世界中のこうした施設でショーに出演しているイルカたちが、有名な日本の太地町や、ソロモン諸島やロシアで行われているのに代表される、非常に暴力的な捕獲作業によって捕らえられてやってくることを考えるべきだろう。

WIRED 2013.6.12




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| 報道 | 02:16 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

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[報道] タイで横行する犬の密輸、年20万匹が食用としてベトナムへ

タイで横行する犬の密輸、年20万匹が食用としてベトナムへ



 タイで捕らえた犬を食用としてベトナムなどへ密輸する業者に対し、動物愛護団体が抗議の声を上げている。生きたままの犬がトラックに詰め込まれ、残酷な方法で殺されている現状を、活動家らは「まさにこの世の地獄」と非難する。

 活動家らによると、タイ北東部からメコン川を渡って密輸される犬は、年間20万匹にも及ぶ。
トラック1台に1000匹も詰め込まれることは珍しくない。多くの犬が運搬中に脱水状態や窒息で生死の境をさまよい、ストレスのあまり互いに噛み付き合いを始める。

 「ストレスや恐怖で出るホルモンが肉の味を上げる」という言い伝えの下、犬はベトナムに着いてからも網の中に閉じ込められる。最後には殴り殺されるか、他の犬の目の前でのどを切られる。生きたまま皮をはがれるケースもあるという。

 ベトナムの動物愛護団体「アニマル・アジア財団」を率いるチュアン・ベンディクセン氏は「犬は非常に知能が高い。他の犬が目の前で殺されれば、次に殺される犬も状況を理解する」と話す。

 密輸業者はタイの街で犬を捕らえて売りさばく。同国の野良犬救済団体「ソイドッグ財団」のジョン・ダリー氏によると、その98%は飼い犬で、首輪を付けたり訓練を受けたりしている犬も目立つ。

タイで横行する犬の密輸、年20万匹が食用としてベトナムへ 2



 「ゴールデンレトリバーや長毛のテリアなど、あらゆる種類がいる。業者に直接持ち込まれるケースもあるが、路上や寺院、さらには民家の庭からさらわれることもある。飼い犬は人懐こく、捕まえやすいから狙われる」と説明する。

 食用の犬の需要は近年特に高まっている。「体を温める」作用があるとされるため、冬場はなおさらだ。

 タイ国内では1匹10ドル(約1000円)、ベトナムのレストラン向けには約60ドルで売れる。ベトナムの消費量は年間100万匹を超えるとみられ、密輸業者は大繁盛だ。血統の良い犬は中国でも高い値がつく。

 タイ当局が取り締まりに乗り出し、動物の不法取引を禁じた法律などで業者を裁いているが、業者側は「法的根拠があいまいだ」と抵抗する。同国には動物愛護法がないため、ソイドッグ財団などが法案成立を目指して動き始めた。

 だが現状では、密輸業者の刑は禁錮数カ月にとどまり、救出された犬も結局路上に戻って再び捕らえらるという繰り返しだ。

 ダリー氏は「犬を食べることがいいか悪いかという問題ではない。犯罪組織による大規模な不法取引が問題なのだ。犬は残酷な方法で運ばれ、殺され続けている」と強調した。



CNN.co.jp




「生きたままトラックに詰め込まれ、残酷な方法で殺されている現状」

それは牛や豚も同じです。




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| 報道 | 05:39 | comments:3 | trackbacks:0 | TOP↑

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[報道] 「ひどい」「かわいそう」 捨て犬や猫の現状知って! /石垣

「小さな命の写真展」

「ひどい」「かわいそう」 捨て犬や猫の現状知って!

 石垣島しっぽの会(早川始代表)の「小さな命の写真展」が29日から、石垣市立図書館展示室で開催されている。人間に捨てられ、保健所で殺処分されたり、運良く里親に迎えられた犬や猫の現状について、児童文学作家・今西乃子さん著書の「犬たちをおくる日」「命のバトンタッチ」「しあわせのバトンタッチ」掲載の写真が展示されている。

 同会は、飼い犬・猫の適正飼育を促進し、捨て犬・猫を減らすことで、不幸な犬・猫をなくすことを目指し、動物愛護精神の普及を図るため、昨年4月に「石垣島しっぽくらぶ」として有志により結成された。

 昨年は八島町の新港地区緑地公園内に住み着いている猫の避妊・去勢手術にも協力し、現在も里親募集などに取り組んでいる。

 写真展では、飼い主が引き取りに来るのを悲しそうな目で待ち続ける犬やケージの中でおびえた様子を見せる猫、後の両足が切断され、右目負傷の虐待を受けた子犬の写真などが今西さんのエッセーとともに展示。会場を訪れた市民は「ひどい」「かわいそう」と声を漏らしていた。

 この日は中山義隆市長も写真展に訪れ、「いまだに放し飼いやはいかいで捕獲される犬などがおり、まだまだ改善されていない部分がある。写真展を通して市民に動物を飼うことの大切さや覚悟を実感してほしい」と話した。

 早川代表は「写真展だけでなく、広く市民の皆さんが動物愛護を学ぶ機会を増やしていけるよう、行政とも協力していきたい」と述べた。

 写真展は6月2日まで開催。平日は午前10時から午後7時。土日は午前10時から午後5時(最終日は午後4時まで)。入場無料。

八重山毎日新聞 2013年05月31日




犬、猫かわいがって 市役所で初の譲渡会

 石垣市役所玄関前ピロティで12日、犬・ネコの譲渡会があった。石垣島しっぽの会(早川始会長)が主催し、市が協力した。親子連れら約50人の市民が訪れ、うち猫4匹の譲渡が決まった。保護する数が多いことから、しっぽの会は2カ月に1回のペースで譲渡会を開催していく予定だ。

 市役所内で初めて開催された譲渡会には犬2匹、猫35匹が出された。市の事業で、サザンゲート緑地公園で捕獲され、避妊去勢手術を受けた猫10匹余もいた。

 同会によると、同事業実施後の同10月以降、新たに30匹の捨て猫が確認されている。一方で、いなくなっている猫も20匹程度いるという。

 早川会長は「避妊去勢手術をして最後まで飼ってもらいたい」と話している。同会は犬・猫の保護する活動はしていないが、保護された犬・猫の譲渡については協力する。

八重山毎日新聞 2013年05月13日




猫79匹の不妊手術実施 南の島の猫アイランド事業

緑地公園の快適利用 今後の取り組み次第

 石垣市が管理する新港地区緑地公園で一斉捕獲された猫は、79匹が不妊手術を終え、耳先V字カットの「愛され猫」(公益財団法人どうぶつ基金)として同公園に戻った。市が同基金やボランティアらと連携して実施したことは、同公園を一代限りの命を全うしてもらう場所として公認したことを意味する。今後、猫の適切な管理と公園内の衛生環境の向上が求められる。(比嘉盛友記者)。

■衛生環境の悪化

 同公園は遊具もあって子どもたちに人気だったが、数年前から捨て猫が多くなった。繁殖するなどして数が増え、あちこちにエサの残りや糞(ふん)が散乱、衛生環境の悪化を招いていた。

 子育て中の中山義隆市長も「以前は家族連れがいっぱいだったが、猫が増え、糞もあって、子どもを遊びに連れて行けない状況になっている」と公園利用者が減っている現状を指摘する。

 3年前に移住してきた中川美也子さん(48)は「市街地に近く景色も良いところだったので、当初はバーベキューしたりと利用していたが、今は猫もごみも多くなり、使いたくない」と嘆き、「少しでも役に立ちたい」と同事業に賛同してボランティアに加わった。

■「終わりではない」

 同公園内で17日、市、基金、ボランティアらがケージに入った猫を出し終えると、拍手がわき起こった。
 同基金は、耳先カット猫無料不妊手術事業を全国で展開しているが、石垣市など行政と協働で行うのは初めて。佐上邦久理事長は「初の試みとして全国の見本となる」と評価する一方、「これで終わりではない。継続して初めて効果が出る。事業は始まったばかりだ」と引き締めた。 

 不妊手術をしたことで「自然淘汰(とうた)される」(同基金顧問・山口武雄氏)ことになるが、捨て猫が増えれば元の木阿弥。山口氏は「猫は年に3、4回生む。あっという間に増える」と捨て猫対策の重要性を指摘する。

 一方、不妊手術をしたからといって、現状の環境が即良くなるわけではなく、餌や糞が散からないようにしなければならない。同基金は「まちがきれいになることはすべての住民にとってプラス。猫が嫌いな人にとってもプラスです」という。

 ボランティア団体が要望している餌やり場やトイレ(砂場)について中山市長は取材に「餌を食べる場所がバラバラになると汚れるので、何カ所かに餌場や水飲み場、トイレをつくりたい」と答えた。

 市民が公園を快適に利用できるかどうかは、今後の取り組み次第だ。

八重山毎日新聞 2012年10月20日




耳先カットが目印 猫の不妊手術事業

79匹が公園に戻る

 新港地区緑地公園で一斉捕獲され、不妊手術を受けた猫79匹が17日、同公園に戻された。片方の耳先をV字カットされている。捕獲できなかった猫もいるが、避妊去勢された猫が全体の8割を占めていることから、捨て猫が増えなければ徐々に減少するものとみられる。

 市の「南の島の猫アイランド事業」では90匹を捕獲、不妊手術のできた79匹を公園に戻した。子猫11匹は手術ができなかったため、石垣島しっぽの会やボランティアが一時的に預かり、里親を募集することにしている。

 この日は市環境課やしっぽの会、公益財団法人どうぶつ基金、ボランティアら約20人が参加し、ケージから放した。

 同基金の佐上邦久理事長は「市、環境省、県など行政の協力を得て実施したのは全国で初めて。大成功に終わった。今回の試みが全国の見本になる」と評価した。

 環境課の仲本賢治課長は「今後は捨て猫が増えない対策をとっていきたい」と話した。

八重山毎日新聞 2012年10月18日




「もう捨てないで!」猫の不妊手術事業スタート

ボランティア、快適な公園望む

 新港地区緑地公園のネコに避妊去勢手術を行う石垣市の「南の島の猫アイランド事業」は13日、一斉捕獲が始まった。14日まで続け、15日から3日間かけて手術を行い、18日までに公園に戻す。猫の移送や世話の作業に、予想を上回る約40人のボランティアが登録。「もう捨てないで」と訴え、「快適な公園にしてもらいたい」と望んでいる。

 全面協力している石垣島しっぽの会(早川始代表)によると、公園には100匹前後がいる。会員が12日に捕獲した分を含め、この日までに60匹以上を捕まえた。猫は八島町の港湾管理施設に運ばれ、手術が行われる。市は公園にロープを張り、作業期間中の立ち入りを制限している。

 13日はしっぽの会、市担当職員、ボランティアら20人余がケージを組み立てたり、捕獲したりするなど手術に備えた。ボランティアは現状の公園に「ひどい」と口をそろえ、事業に協力している。

 3年前に移住した中川美也子さん(48)は「公園は市街地に近く景色も良いところ。移住したころはバーベキューをしていたが、今は使いたくない。ネコを増やさないようにすることが人間にできる最善のこと。少しでも協力したい」と話した。

 娘の美帆さん(平真小6年)は「公園はひどいです。ケガをした子がいたり、病気の子がいたりして、かわいそう」と嘆き、新城さおりさん(29)らも「捨て猫を増やさないでほしい」「生き物を粗末に扱ってほしくない」と願う。

 事業は、公益財団法人どうぶつ基金が手術費用を出し、「NPOゴールゼロ」が獣医師を派遣。市は一括交付金を活用した事業138万円で獣医師の受け入れ、捕獲器など備品購入に充てる。

八重山毎日新聞 2012年10月14日




保護預かり犬・猫へ助成を 避妊・去勢なども、石垣島しっぽくらぶ市に要請

八重山毎日新聞 2012年05月23日

 元記事:http://www.y-mainichi.co.jp/news/20129/

 捨て犬・捨て猫ゼロを目標に活動を行っている「石垣島しっぽくらぶ」(早川始代表)は22日、中山義隆石垣市長とのランチミーティングで保護預かりとなっている犬・猫の避妊や去勢、混合ワクチン接種の助成など4項目を要請。中山市長は「一括交付金などを活用し、対応を考えたい」と回答した。

 同くらぶは「石垣市では、去勢手術をする飼い主が少なく、犬や猫が妊娠し、子どもを産むと『育てきれないから』などの理由で保健所への引き取りや山林に捨てる飼い主もいる」と問題視している。

 同くらぶやわんわんクラブなどのボランティアが捨てられた犬、猫を保護し、里親探しなどをしているが、経費やスペースに限界があり、年間100万円以上の支出で、2011年度は234万円だったという。

 八重山福祉保健所管内では犬、猫の引き取りが、11年度で182匹(犬100匹、猫82匹)、犬の捕獲は125匹。
 新たな引き取り手がなく飼い主も現れなかった場合、殺処分されることになっており、11年度は211匹(犬136匹、猫75匹)が処分された。

 早川代表は「人間の身勝手な都合で犬や猫が処分されることは許されない。飼い主には責任を持ってペットを飼育し、避妊などで望まない妊娠を防いでもらいたい」と話す。

 中山市長は「殺処分をゼロにするという目標に向かって協力していきたい」と話した。
 市は、新港地区緑地公園で野良猫が繁殖している問題で、拡大防止を目的に避妊去勢手術の支援を行う予定だが、同くらぶでは「まず、保護されている犬、猫へ助成してもらい、里親がもらいやすい状況をつくってほしい」と求めた。

 このほか、「八重山保健所と協力しての譲渡会開催」「小学校の総合学習で『命の授業』として犬、猫の問題を取り入れる」「災害時のペットの同行避難を飼い主の責任とし、一時避難への同行を認めてほしい」と要望した。



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動物愛護センター(保健所)より。
翌朝にはもうこの世にいないかもしれない犬たちの最後の叫び。
犬 殺処分

地球生物会議ALIVE 家庭動物
地球生物会議ALIVE 家庭動物

アニマルライツセンター 殺処分をゼロに
アニマルライツセンター 動物売買禁止

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[報道] 海鳥、猫から守れ 天売島

■飼い猫、チップ埋め 登録義務

 日本海に浮かぶ「海鳥の楽園」と呼ばれる天売島(羽幌町)。海鳥を襲う猫の繁殖を減らそうと、町が島の飼い猫の登録やマイクロチップ埋め込みなどを義務付ける条例を制定した。今年4月で施行から1年がたち、今年度からは飼い主のいない猫を島外に運んで引き取り手を探す事業を始めたい考えだ。

 5月上旬の夕暮れ。小高い丘に立つと、海鳥のウトウが次々と海から帰ってくる。丘には巣穴が無数に掘られている。約60万羽がすむという。猫の標的だ。

 天売島は、「オロロン」と鳴く、絶滅危惧種のウミガラス(オロロン鳥)の繁殖地だ。羽幌港からフェリーで約1時間半ほどで着く、一周約12キロの小さな島。漁業などを営む約350人が暮らし、ウミガラスやウトウのほか、ケイマフリなど海鳥8種が飛来する。

 島は海鳥の繁殖に都合が良い。ウミガラスは断崖などに巣をつくる。人の集落と繁殖地は分かれている。

 しかし、人が島に持ち込んだペットの猫が野生化し、ウトウやウミネコを襲い出した。餌になるイカナゴの減少などもあるとみられ、町によると、北海道大の調査でウミネコの営巣地は1987年に約3万カ所が確認できたが、2010年には約2800カ所と約1割に減った。

 地元有志は動いた。1992年から町や獣医師の協力を得て、飼い主のいないネコの捕獲や不妊・去勢手術を始めた。しかし、同じネコばかり、わなにかかるようになり約5年で休止した。

 中心になったのは、島に住む自然写真家で町議の寺沢孝毅さん(53)。「島は小さな地球と言える。自然と人、ペットが調和できる場所にしたい」と活動を続けた。

 羽幌町が昨年4月に施行した条例は、海鳥の繁殖活動への悪影響を防止することを目的の一つに挙げた。飼い猫の登録を義務付け、飼い主が分かるように体にマイクロチップを埋め込む。放し飼いをする猫は不妊や去勢の手術を受けなければならない。住民や天売島を訪れる人は、みだりに餌や水を与えてはならないとも定めた。

 条例の施行以降、登録された猫は計25匹。うち17匹が不妊、去勢手術を受けた。7匹は施術済みで、残る1匹は行方が分からず処置ができなかった。「島民の方に理解をいただいた」と町は受け止めた。

■野良数百匹、「島外へ」検討

 問題は野良猫だ。飼い猫と野良猫あわせて島には200~300匹の猫がいると羽幌町は推定する。野良猫に餌をあげる人も絶えない。島民の一人は「1日3回、自宅に来る。雪の日は、白くなって待っている。食べさせてあげないとかわいそうだ」と話した。

 獣医師が飼いならして、島外の新たな飼い主に渡せないか、町は検討している。町に事務所を置く環境省の自然保護官で、東京都小笠原村など同様の条例の先例を町に紹介した渡辺雄児さん(37)は「うちの事務所にも1匹引き取り、『ネコ館長』として飼い主探しのPRに少しでも貢献したい」と話す。

 野良猫を島外で獣医師が飼いならすことについて、北海道獣医師会の森清一専務理事は「他の方法がないかも含めて検討していきたい」と、具体策は慎重に考える姿勢だ。札幌市などで獣医師が数頭を預かる試みをしているが、人になじめなかったり、飼い主が見つからなかったりすれば、獣医師が飼育を続けることになるかもしれない。

 「約2カ月たっても、人が抱けるまでになっていない猫もいる。野生化した猫の(環境に適応する)馴化(じゅんか)は簡単ではない。島内で集団で飼うのも選択肢の一つではないか」

■先駆けの小笠原村は――

■捕獲作戦、残るは数匹のみ

 東京都小笠原村も離島だ。特別天然記念物の野鳥メグロを守ろうと、飼いネコ適正飼養条例を1998年に定めた。生態系の維持をめざして猫の飼い方を定める条例は全国初だった。2010年の改正で、飼い猫にマイクロチップの装着を義務付け、不妊、去勢手術を努力義務にした。

 村によると今年4月現在、飼い猫約120匹の手術は100%実施済み。野生化した野猫に対しては05年からボランティアで「捕獲作戦」を開始。10年からは環境省の事業に位置づけられた。かごにえさを置くわなを使い、父島で8年間にわたり計約300匹を捕獲した。父島にはカメラセンサーが20台ほど置かれ、いまだ「自由の身」の野猫は数匹が確認されるのみだ。

 捕獲した猫は東京都獣医師会に送る。子猫は引き取り手が現れやすい。見つからなければ、獣医師が面倒を見続ける。

 絶滅危惧種の天然記念物アカガシラカラスバトは数年前は約40羽まで減ったが、猫対策で100~200羽に回復したという。

朝日新聞 2013年05月27日




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